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1122 ワークショップ 三保仁先生の「セノーテの魅力」
セノーテ、メキシコ語である。日本語にして、泉、池、洞窟、強いて言えば洞窟だが、洞窟とも言いきれない。ただの池でも泉でもない。地形になっている地下水脈とでも言おうか、世界ではこの前のタイの少年救出の舞台とか、日本の龍泉洞などもこれに類するのだろうが、それらの中で一番美しいもの、とでも、言えば良いのだろうが、そのセノーテのすべてを、1時間20分、大スクリーンで見せてもらった。...
View Article1122 ダイビングの歴史 42 海底ハウス
ダイビングの歴史 42 海底ハウス 日本人に海中居住のことを話題にすると、「海底ハウスですね」という答えが返ってくる。海底ハウスを誰が作ったかと言えば、ダイバーでももう忘れている人が多いかも知れないが。 1968年、四国のみかん園をやっていた、田中和栄さん、当時28歳が、一人で海底ハウスを作り、宇和島の海底10mに沈めて、その中で一週間滞在してしまう。...
View Article1127 ダイビングの歴史 43
ダイビングの歴史 43 後藤道夫メモ シートピアなど、国家予算でのダイビングの話題が続いた。調べていくと当時見えなかったことが50年の歳月を間において見ると、俯瞰するように見えて、見えてくる。でも、ここで停滞していると、目的地に到着しないし、悩んでいる。 そう、後藤道夫メモが、1967年、日本潜水会を作ったあたりで置き去りになっている。このラインも捨てられない。終わらせなければ、尻切れトンボだ。...
View Article1129 ダイビングの歴史 整理
そのころ作っていたハウジングと、ローライマリン 「水中写真の撮影」の挿絵から ダイビングの歴史44 整理 今、何をしているかというと、自分の一人だけの会社になってしまっている AAC5TVの決算、そして税金申告の書類作りをしている。32期で、30年間の赤字が堆積しているから、残務処理のような物だけど、最後まで続けたい。生涯現役というのは、そんなことなのだろうと思っている。 で、...
View Article1201 ダイビングの歴史 45 水中撮影
1972年 昭和47年、 水産大学後輩の小池康之講師(当時)と共著で、「水中写真の撮影」を厚生閣から出版する。この本は、1970年代の水中撮影のすべてを書いたつもりである。良い仕事だったと思う。」 1978年 昭和53年 潜水と水中撮影入門 後藤道夫 須賀次郎共著 共立出版、この本はSSP...
View Article1204 全日本スポーツダイビング室内選手権大会
全日本スポーツダイビング室内選手権大会 25回になった。辰巳国際水泳場ができた翌年に第一回をやった。その前身の全日本水中スポーツ選手権大会 手元にある資料、1976年のダイビングワールドで見ると、第9回だから、1968を第一回と数えている。 ともあれ、自分としては、1968年より、この行事の企画製作に関わり続けて来ている。...
View Article1205 ダイビングの歴史46 潜水と水中撮影入門
1978年 昭和53年 潜水と水中撮影入門 後藤道夫 須賀次郎共著 共立出版、この本はSSP 自然写真家協会を創立する竹村嘉夫氏のコーディネートで作られた。後藤道夫と僕の、形に残っている唯一の仕事である。 「水中写真の撮影」1973年から、5年後の1978年の本である。...
View Article1210 人工漁礁研究会 波佐間 12月
今回のターゲット オオモンハタ 12月8日 羽左間 ようやく、穏やかな海で、天気もまずまずの晴れで潜ることができた。メンバーは、須賀、山本徹、早崎、小俣、高野、東大海洋調査探検部、石原、田村 一回目の潜水は、田村君が遅刻。 ポイントは、定番のドリームと、その対照区としての大型FP10個二段積(魚礁...
View Article1213 ダイビングの歴史47
日本最初のスクーバダイビング事故(1954) 水中撮影を追って、1978年まで来た。ここからまた時間を遡って、1967年、日本水中科学協会が消えるところに戻ろうとしていた。...
View Article1214 ダイビングの歴史 48 1954年の事故2
以下は、1975年発行の 現代こどもノンフィクション「サンゴ礁探検」白井祥平著からの書き抜きである。 アクアラングと言う名称でこの潜水期がはじめて日本にお目見えしたのは1953年のことでした。アメリカの地質学者、ロバート・ディーツ博士が持ち込んできたのですが、千葉県の小湊の海で初めて実験潜水が行われたときには大騒ぎになりました。...
View Article1218 ダイビングの歴史 49 1957年のスクーバ講習
原田進 僕のバディ そうだったのだ。僕が受けた1957年の潜水実習は1954年の事故を底に敷いて改善、組み立てられていたということが、今わかる。 1954年に事故があり、1955年は潜水実習は行われなかった。...
View Article1220 ダイビングの歴史 50 1954年の事故
ダイビングの歴史 50 追悼記念像 「波」「1954年8月2日 千葉県小湊実験場でアクアラングによる潜水実習中に遭難死した増殖学科3年 旭莞爾、伊藤国彦 両君を追悼し、事故再発防止を祈願して製作した。1955年小湊実験場に設置したが、1985年千葉大学への移管により、同実験場より移設した。 さて、この項の終わりに、間違いの訂正を一つ。 「水中写真の撮影 1973...
View Article1221 1957年のウエットスーツ
1954年の事故、1957年の潜水実習のブログで出すつもりだったのだが、余ってしまった写真。せっかくだから説明しておこう。 写っているのは、一級上の橋本先輩、1956年には一緒に奄美大島に行き、ずいぶん世話になった。1958年には一緒に潜水部を作った。 撮ったのh、おそらく1957年の春か秋、僕たちが潜水実習をした夏ではない。ウエットスーツを着ているから、多分秋だろう。...
View Article1222 ダイビングの歴史51 整理
ダイビングの歴史のブログも50回を越えた。 1954年の小湊、日本初のスクーバダイビング事故、から1957年の水産大学潜水実習、そこから、自分が学んだ事で、その後の自分のダイビングを考え、組み立てたこと、まで書いた。このまま事故小史を書いた方がまとまりが良いのかと思っている。 一方で年表の細部...
View Article1227 アルピニズムと死
「アルピニズムと死:山野井泰史:ヤマケイ新書 2014」 「白夜の大岩壁に挑む クライマー山野井夫妻 NHK取材班 新潮文庫 2013」 二冊とも、一度読了して、書棚に置いてあったものだ。書棚に置くということは、僕にとって機会があれば、もう一度、もう二度でも読む可能性があるという本である。今、ダイビングの事故史を書いていて、もう一度読む気持ちになった。 これは、アルピニズム...
View Article0103 1230 お台場
12月30日 お台場 天気は快晴だが、その快晴は冬型の快晴で、寒波が日本上空を覆っている。寒い。 道具の積み込みが、辛いが、身体を動かすことで、体調を維持するのだと、自分に言い聞かせる。 ログ date 2018 ①目的:お台場月例調査 ③場所 お台場 ④スポット ⑤天候 晴 ⑥風 北西5m? シートがあおられる程度 ⑦水温 13℃ ⑧透視度 3m お台場として最高...
View Article0107 第8回 シンポジウムプログラム
2月3日のシンポジウムの準備、原稿に追われて、ダイビングの歴史とかが、書けなくなっている。いくつか、途中までかいているのだが、このごろ、あまり雑に書くのはいやだと思っているので、推敲ができていない。 写真はイメージで、ウエアラブルカメラで撮ったものです。右手上のカサゴが保護色で、下のアカハタが、めいっぱい目立っています。...
View Article0110 ダイビングの歴史 54 昭和史、平成史
ダイビングの歴史 久しぶりに歴史書を読んだ。久しぶりと言うよりも、専門(海とか船とか漁業)以外の歴史書を読んだのは、あんまり記憶に無い。 他に歴史について読むのは、教科書の類、予備校の先生が書いたわかりやすいダイジェスト、絵や図版の多いムックの類、あとは小説である。小説は、塩野七生、司馬遼太郎の類はほとんど、そして、ギボンのローマ帝国盛衰史、そういう類とは違う「昭和史」 昭和史 上...
View Article0105 ダイブコンピューター今昔「
i300 日本水中科学協会のシンポジウムで、「ダイブコンピューター今昔ものがたり」があり、ダイブコンピューターについて、アンケートをお願いしている。 今使っているもの、これまで使った機種を古い順に書く; 。 今使っているものについては問題ないけれど、これまで使った機種、これは結構大変で調べなくてはならない。...
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