6月23日の波左間 人工魚礁研究会の記録
これは、6月24日に沖縄に出発する前に書いた。 6月23日
このところ、体調が悪い。今日から、今日は波左間で人工魚礁研究会、明日から沖縄へ、海豚倶楽部の海洋実習、好きな言葉「必殺のスケジュール」
必殺のスケジュールの後、体調は良くなっているはず。 起きたとき、ふと、頭の中で声がした。「ウエットスーツにしろ」今のサンファンのハイブリッドスキンは、泳ぐストレスはないが、ウエイトだけはどうにもならない。もう、6月も後半だ。ウエットでも良いのでは。
行きの車の中で、肌寒い。曇り空だ。ドライにしておけば良かった。あれは悪魔の声、ささやきだったのだ。もう遅い。行くしかない。
波左間に到着して、挨拶とかしているうちに、雨が本降りになってきた。
今日は、水工研の佐藤君が来てくれている。彼を引き入れることが今日のねらいの一つだ。
聞けば、採水して分析すると魚の種類が推察できる研究だとか。実際に見た魚の種類とリフェレンスする。ならば、僕たちのグループと一緒でジャストフィットだ。
メンバーは、増井、小俣、鶴町、佐藤、中川、それにサイドスキャンソナーの国方の7名。土曜なので波左間は満員 潜水地点は、まず5月にミスした21番 大型FP10個積み。
ウエットはアマゾンで最安、5mmワンピースのセミドライ、これが、意外に身体にフィットしている。それに3ミリのフードジャケット、これで22℃ならば、30分は持ちこたえる。予測は21℃。
バディの編成は僕、鶴町、佐藤が固まって、あとの3人は、この一団をケアしつつ自由。増井さんは、良いカメラを持っているので、出来るだけ外周囲から撮影してもらう。小俣さんは僕たち3人のアシスト、中川カメラマンは良い撮影をする。
視度は10mそこそこか。ダイブコンピューターの記録
1回目潜水
11:18 潜水開始
25. 6m 最大水深
24分 潜水時間
19℃ 水温 僕のカメラは Olympus TG-4にAKASOを上に載せて、動画、AKASOがメインのつもりで撮っている。
19℃は冷たい。凍える。丁寧に見ることはできない。適当にして。上の段に上がると20℃ー21℃になり、我慢できる。ぎりぎりの線では、1度の違いが大きい。僕のウエットスーツシステムは21℃が限界ということだと体感する。ウエイトは5キロ。事実上は6キロだろう。1個が2キロと3キロの中間の大きさだ。ウエイトベルトがずれて若干みっともない。腰骨で止めている。外見は悪いが、これで良い。
メバルの群は、上段の下方で、50尾ぐらいの群。
期待していたイサキの群は、小さい群が魚礁角をかすめて行った程度。透視度が20mもあれば、きっと群れの大きさがわかっただろう。
インターバル昼休み 2h
ポイント:ドリーム
ドリームと目標魚礁の比較で見ていきたい。
2回目潜水
1344 潜水開始
23. 2m
23分
22℃
22℃になると少し楽になる。
下の段を縦に通り抜け、中断を縦に戻り、上段は、適宜に見た。
佐藤君と一緒に上がる。
1回目の21番のFPでは、マスクマウントは、SJ4000で これは予備のつもり。3台とも順調に撮影できた。ただ、Olympus TG-4がどうしようもないだめな結果だった。凍えて、適当にカメラを向け、シャッターを押しているだけなのだから、だめで当然なのだが、そして、メインのAKASOが、戻って再生してみたら、時間設定が狂っている。前回の撮影で合わせて、以後特別にいじっていないから、大丈夫と思った。それでも、確認しようかなと思ったが、確認しなかった。次回からは直前のmastだ。
一回目のAKASOは、区切って撮影し、バッテリーも余裕を残したので、2回目もメインをAKASOにすることにした。
ところがそのAKASOがボートの上で、Olympus TG-4の上面に糊付けしてある部分が矧げて落ちた。ボートの上だったから、カメラを失わないで済んだ。仕方がないOlympusTG-4で動画も撮ることにした。ボートの上での作業ダったから、タイムインサートはしなかった。これも億劫がらないでやるべきだった。
マスクマウントのSLで時間計測はできると思ったのだ。
そして、浮上して水面まで来たときに、Olympus TG-4がステイからもげ取れた。底のボルトを二本しめているのに、ネジがバカになっていたらしい。幸いなことに、ハウジングが浮く。カメラは落とさずに済んだが、カメラにひっかけるように取り付けていた、時計、新しい、水深計、温度計のつもりで買った4000円の時計が短い命を終えた。
そして、マスクマウントで予備のSJ4000を使ったが、これが回っていなかった。
ボロボロだったが幸運でカメラをなくさないで済んだ。