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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0620 お台場 0617

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                    尾島ママ
 6月16日 お台場 ゴムボートを膨らますために、電動ポンプを買った。車のソケットから電源を供給するので、電源コードが1. 1mでは短いだろうと3000円強のタイヤコンプレッサーを買ってしまった。考えてみればホースがあるのだから、ボート、浮き具ようでも良かったのに。それでも、空気が入ることは入った。 6月9日に引き続いての16日だから、間隔が小さい。水中も変化が無いはず。本来ならば最終日曜日が定期なのだが、16日になったのは、公園を管理している埠頭株式会社の指導アレンジによるものだった。
 それなのにカヌー型ヨットの体験会と場所がだぶっている。カヌーの方は、船の科学館の小堀さんが来ていて、円滑に仲良くやることは問題ない。聞けば、船の科学館の大きい流れるプールでやっていた行事なのが、プールが使えなくなったので、お台場に来たということだった。
 埠頭株式会社の出先である公園管理事務所が、丁寧に謝っていた。こちらとしては、ヨットの出入りがあるので、ホンビノスがいる砂地に行けなくなった。別に行かなくても良いのだが。 カメラは、今のお台場メインのAKASO7000にイノンのライトを束ねたもの、一回目の潜水は、これだけを持って行く。
 空気を節約しようと、浅瀬はスノーケルで行く。サンファンのハイブリッドスキンは、泳ぎやすいから、スノーケリングでも楽だ。スノーケルで泳ぎながら、カメラを持つ右手を伸ばして、海底に水平に、海底から上10ー20cmを空撮の気持ちで移動する。少し大きくなった、4ー5cmのマハゼが散るように逃げていく。アゴハゼ、チチブも点々と顔を出している。アカオビシマハゼが見えないが。
 榎木の前あたりで、スクーバに切り替えて潜る。杭の列の取り付きのサイコロ岩(立方体のブロックなので、今後はサイコロと呼ぶことにする)の陰、5月にはメバルが群れていたのに1尾も見えない。みんな、水上バス発着所前の岩礁地帯に移動したのだろう。とにかくいない。数年前までは6月ならばまだ姿が見られたのに。
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 7月にはトライアスロンのコースをつくる仕切りネットの実験が始まっている予定。ネットの魚礁効果でメバルももどってくるだろうか?。
 去年までは、杭の列あたりにマハゼが群れていたのに、今年は群れていない。2ー3尾が見えるだけだ。やはり、今年はマハゼが少ない。思うに、1月から3月にかけて数回行われるマハゼの産卵の1回、一番最初の回が何かの理由で省略されてしまったのではないだろうか。これは、お台場だけなのか、それとも東京湾全体のことなのか、聞いてみよう。
 それにしてもカニの類がまるで見えない。捜し物上手な尾島ママによれば、見えないことは無いけれど、少ない。お台場のアイドルとも言えるトサカギンポを見ないというと尾島ママは、いるけれど少ないという。僕の目は群れていて多くないと見えないのか。もしかすると僕はカメラを持っているので、どうしてもカメラの視線の先を見ていて、水平の視界がせまいのか?カメラを持たない尾島ママは、視線を移動して広く見ている。それに眼も良いのだろう。
 マスクマウントにすると、顔を左右に動かすことができないので、やはり視界が狭くなるだろう。考えなくてはいけない問題だろう。マスクマウントはカメラの先しか見ない。
 昼食をしてから、13時30分のエントリー。午後からは、岩の間で牡蠣を割ってカニを集めてみよう。カメラはNikonAW1300にストロボをつけ、サイドは sj 4000 にした。午前にスノーケリングで空気を節約したので130は残っている。
 午後、水が濁るのはいつものことなのだが、カニが出てきそうな岩がみんな干上がってしまって良い場所がない。岩を探しながら、杭の列まで行ってしまった。空気が多いから良いのだが。
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 その杭の列の場所で、緑色の爪の先ほどのウミウシを見つけた。お台場では初めて見る。接写にして、ストロボを光らせた。4枚ぐらい撮った。スチルで対象生物をとり、サイドの動画でその生き物の生息する場を写す。ねらい通りの展開になった。
 カニは撮れなかったがそれは7月にまわして、初めてのウミウシが撮れたことを満足としよう。
 ウミウシの種を多留さんに聞こうとしたら、NikonAW1300のバッテリーアウト。
 とにかくこれで切り上げて終了


 戻ってからPCでNikonAW1300を見ると、ストロボは全部アンダーだ。フィッシュアイのライトも20%では、スチルには効いていない。20%にしたのに、ライトは途中でダウンしてしまった。80%程度にして、こまめに点灯しなおさなければいけないのか。
 それでも、かなり寄っていたウミウシは適正に撮れていた。
 僕はウミウシはまるで暗い。フェイスブックにだして、誰か教えてくださいと、頼んだら鳥羽の佐藤さんがたちまちのうちに、コノハミドリガイだろうといってきた。あるいはクロミドリガイ、緑色だから、コノハミドリガイがぴったりだ。
 多留さんにメールで写真を貼付して聞いたら。角が白いので、イズミミドリガイだろうという。お台場では初めてだ。
 ネットで調べてみると、ミドリガイは種類が多い。でも、ミドリガイというウミウシは、僕の頭の中には存在していない。書棚にある図鑑「海の生き物」には数十種類のウミウシがいるがその中にはいない。そこにいないのだから、レアだろうと思うとそんなことはなくて、ネットで見た図鑑では、ミドリガイの仲間だけで一つの科になっている。
 お台場では1990年代、シロミノウミウシが大発生したことがある。ミドリガイも?トゲアメフラシも大発生した。トゲアメフラシはまだ見られるが数は少なくなった。
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 ドライスーツ :SUNFAN ハイブリッドスキン
 マスク:DW アイアイ
 レギュレーター:DW 

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