篠竹さんは、よく、アメフトはファイナルスポーツだと口にしていた。そのファイナルスポーツでなぜこんなことが起こったか、ということと、「人の振り見て,我が振り直せ」我が振り、学生スポーツとしてのダイビングを。僕は学生のスポーツとしてのダイビングに首まで浸かっていると自認している。関東学生潜水連盟の50周年記念誌にも「ローカルルールの大事さ」を書かせてもらったから、他認もしてくれているのだろう。
アメフトとダイビングの共通項は「危険」である。その危険は全く性質の異なる、正反対とも言えるのだが、その「危険」に付いての共通点、というか、これはすべての危険に言えることなのだが、危険はその場の空気(雰囲気、それぞれの考えの方向、ETC.)から起こる。その空気の制御が、下から上に遡っていくと、学生のスポーツダイビングでは、上級生、コーチ、監督、大人、OB会、上部組織、文科省、国、国民 となる。この原則(順序は思いつきなので、もっと考えなくてはいけないが)がとても大事で、自分がそのどこに位置するのかを認識していなければならない。そのことをしみじみ考えさせられた。
昨日、社会スポーツセンターの理事会があり、僕はその創立者の一人であり顧問にさせてもらっている。発言権があり、必要があれば、発言しなければならない義務があるわけだ。昨日は何も言わなかったが、今後機会があるので、考えをまとめておかなくては、。 昨夜、辰巳の練習会に学習院のダイビングクラブ(正式名は複雑)が、来てくれた。何時も来てくれている。学習院大学も50周年を迎えていて、挨拶をさせていただいた。挨拶をするということは、責任が発生するのだという自覚がなく挨拶させてもらったが、ここに来て、空気に責任があるとわかってきた。
昔から、学習院の辰巳での練習を見ている。とても良いとブログに書いた記憶がある。探して見よう。関西学院、武田健コーチの著作は、褒めることが、褒め方がコーチングの基本だと書いてある。彼等の練習の足下に近く、360度カメラを置いた。今度の機会には、彼等に言って、真下に置かせてもらおう。そして彼等に見せる。(ファイルを送ってあげよう)空気を写すことができる。練習の参考にもなる。と、360度カメラの使用方法の一つが発見された。
練習の終わりに挨拶を(といっても、お疲れさまだけだが)するということ、学習院の彼等に教えてもらった。
人数が多くなっている。新入生が何人?と訊くと、15人、「ええつ!ずいぶん多いね、よかった。がんばって!」これが僕の挨拶。