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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0511 撮影調査機材 GWツアー

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               ウエアラブルカメラでのプランクトン
調査撮影機材ラインアップだが、
 Olympus TG-4 
 NikonAW1300
(昔使ったキヤノンとかsea&seaは使える状態だがここでは除外)
 ライトはフィッシュアイのFX2500 
 イノンの750 2台
 そして今回これから問題にするストロボ類
 ウエアラブルカメラは、
 GOPRO hero2が2台、これは4台使っていたのだが、2台 死んでいる。
SJ4000の新しい型が2台、古い(これは予備)が2台、古いと言っても液晶ファインダーが小さいだけで、画質に差はない。
AKASO7000が1台
他にAEEが2台あるが、今は使っていない。
 ウエアラブルカメラが多いのは調査のために設置して、失う可能性が高いからで、消耗品である。
 今は、設置の作業がないのでAKASO とSJ4000新 2台がリサーチカメラの中心である。
 GOPRO2は、タイムスタンプ機能がないので、リサーチ記録用には使えない。 Olympus TG-4とNikonAW1300が引退、あるいはご臨終になれば、代わりにGOPRO6、もしくはソニーのRXOを買いたい。調査撮影用として限られた予算とすれば、カメラを大きくしていく方向は考えないようにしよう。 大型カメラは、一緒に潜水しているメンバーが持っているので、それで良い。
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              オリンパスとSJ4000 カメラは入れていない。

 
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                  お台場用 カメラ

 さて、それで、ようやく今回のGW ツアーにたどり着いた。
 一つの目標は、イノンのストロボの再試用である。
 かつて、フィルム時代、そしてその後も、強力な小型ライトが出るまでは、人工光源の主力はストロボであった。今後はライトが主流と書いたりしたのは、2010年ごろだ。使わなくなった、あるいは使えなくなったストロボが箱いっぱい、ストロボの墓場状態になっている。
 ここにきて、なぜ、ストロボかというと、
 最近での撮影は、カメラを2台、たとえばOlympus TG-4と SJ4000、と並べて、SJ4000は、動画を回しっぱなしにしていて、すべてを記録する。Olympus TG-4は、ここぞと言うときにシャッターを押す、二刀流で撮っているのだが、動画の癖がついているのか、スチルで、シャッターぶれが多い。ストロボを使えば、気分的にもカメラを固定するし、絵が止まる、ブレがないのではないかと思ったのだ。
 記録するだけならば、ブレても良い。そんなことを言えば、Olympus TG-4もNikonAW1300も不要なのだが、やはり、カメラマンのノスタルジーがあるのだろう。シャッターを押してスチルを留めたい。
 そして、今のOlympus TG-4、NikonAW1300で撮った写真は、昔のフィルム時代なら、こんな寝ぼけた写真は撮らない。そんなものだ。カメラをグレードアップしないで、ニコノス20mm、「豊かな海 2003年」程度の写真は撮りたい。 それで、墓場の中から、最後まで使っていたイノンを呼び出して、光らせて見たら、よく光る。
 
 5月5日 第一回の潜水 赤沢
 NikonAW1300にイノン;ストロボを付けたものと、動画はAKASOの組み合わせ。ウエアラブルカメラの中ではAKASOが一番新しく、9000円のカメラとは思えないきれいな絵が撮れる。きれいであっても、画素数は足りないから、PCの上で拡大すると荒くなってしまうけど。
 4Kとかも撮れるのだが、PCの方に受け入れる余裕がないので、使っていない。宝の持ち腐れ?。
 ここしばらく、PCをグレードアップする予定、余裕はない。 潜水の状況はすでに述べたのでここでは書かない。苦労である。
 撮りたい魚もいない。アイゴとニザダイ、ミギマキ、カワハギ程度だ。ストロボの光り具合が見たかったので、カイメンを撮った。ストロボは、光っている。
 イシダイが3ー4尾いたが、射程内まで接近できない。ニコノス時代、僕の射程、撮影範囲は70cmから1m、1m20では辛い。その射程に入るまで接近できない。いつもの人工魚礁であれば、50cmまででも接近できる。人工魚礁は、ダイバーの姿を見て、魚が逃げ込む場所だから、驚かさなければ、魚に接近できる。
 潜水はやはり下手になっている。下手というより、身体が思うように動かないのだ。ほとんど逃げないイラが射程に入ったので、何枚か撮影する。
 後で見たが光量がたりないのか、色がでていない。
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 そして戻ってみると、イノンのストロボに浸水していた。ねじ込み式の蓋の締めがしっかり、最後までねじ込んでいなかったのだ。こんなことは、基本の基本なのだが、ながらくこのストロボを使っていなかった。そして、このストロボへの絶対的な信頼感が招いた浸水だ。ねじ込みだからと信頼してはいけないのだ。
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 このストロボ、電池室だけへの浸水で生きるかとおもったが、通電はするが光らない。やはりだめだった。 戻ってきてからのPCでのプレイバックで、ウエアラブルカメラの動画を見ると、眼では確認していない、意識してみていないハゼ、たぶんアゴハゼだろう。フィンで巻き上げられてピョンピョンはねているのがわかった。それと、プランクトンがはっきり写っている。
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 リサーチ、調査ならば、このウエアラブルカメラだけで、良いだろう。お台場での東京港水中生物研究会での撮影では、ウエアラブルカメラを棒の先に付けたものを主力として使う。
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 赤沢での二回目の潜水そして、翌日、富戸のピラミッド魚礁の撮影では、ストロボが死んだNikonAW1300ではなくてOlympus TG-4を使った。Olympus TG-4は、水中モードで使った。水中モードだと、このカメラにつけたFIX2500DXの光が、やたらに赤っぽい。サイドのウエアラブルカメラ、SJ4000の方は、そんなに赤くない。Olympus TG-4は、水中モードでは青がおかしく強調されてしまうのだが、ライトの光まで、赤っぽくなるのか。水中モードがきらいなので、で、いつもはP、プログラムで使っているのだが、数日前にチェックしたら、プログラムモードにすると、四隅が黒くぼけているので、水中モードで使った。
 この四隅の黒ぼけは、戻ってから、修理に出そうと思ったが、いろいろやってみて、リセットをかけたら、なおったようだ。次回のお台場潜水で確認してみよう。 全体として、ウエアラブルカメラのSJ4000は期待以上でAKASOとほぼ同等に撮れた。ストロボは浸水、NikonAW1300もOlympus TG-4も期待を下回った。何とかして、フィルム時代のニコノス20mmと同等のところまでにしたいのだが、及んでいない。
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 考えてみて、一つには自分のダイビングの衰えがある。被写体の魚への接近が今一つなのかもしれない。
 人工魚礁では、射程内に容易に近づけるが、広い磯では、接近に技術が居るのか?射程に入っていないのだろうか。
 そして、伊豆は、30cm以上の魚が群れているようなことが無かった。イサキの群れも、接近できなかった。
 
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 ピラミッドのように積み上げた魚礁にも、めぼしい魚が居なかった。千葉であれば、メバルは群れているだろうし、はたの類も見られたはず、今回の伊豆では、タカノハダイとミギマキだけだった。
 総じて、すべての写真がシャープじゃない。ライトの光は、赤く写ってしまう。カメラ講座の失敗例のようだ。
 
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 ストロボは、戻ってから、また墓場を探して、sea&seaの小さいストロボ、YS-15が生きていたので使うことにした。これも光量は小さいが、かなり使い込んだストロボだ。次回の波左間でテストする。
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