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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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 お台場
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ヒメホウキムシ
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               カミクラゲ
 体調が悪いとき、泳ぐと治る。潜れば元気になる。そんなわけで、23日の波左間では、何とか潜水したけれど、思うように身体が動かなかった。0、8m角の人工魚礁に久しぶりで訪れる一応の目的は達成したが、満足できる状態では無かった。次の24日、辰巳プール、ラッシュガードを忘れて裸で泳いだ。元気は戻ってこなかった。他にも気にかかることがあったので、落ち込んだ。 そして、25日、お台場。つまり三連戦で元気を取り戻す。(取り戻した。)

 6時起床、7時30分、機材をマーチに積み込む。タンク4本、ウエイト多数、ゴムボート、ダイビング道具。カメラ機材。ドライスーツ、ドライスーツは新しい。これだけが、楽しみ。サンファン提供のハイブリッドジャージ。柔らかく、よく延びる。古いドライは海洋大学の依田君が着る。 これだけの荷物を一人で積み込むと、かなり消耗する。 幸いなことに、お台場はいい天気。 80歳過ぎてからのダイビングは、ウエイトとの格闘だ。波左間では8キロのベルトが腰からずり落ちそうになった。今日は、7キロのベスト。5キロのベルト、1、7のレッグで行ってみる。 ベルトを4キロにしたいのだが、お台場の水深は最大で3m、1、5m以下の岸辺で撮影観察する。5キロにしておいた。 BCは、もう30年近く前のアポロのプレステージにした。今使っている新しいBCがどうもバランスが悪い。実は、アポロはインフレーターバルブが不調だが、グリースを塗りつけたら、何とか大丈夫。 今日のメンバーは、常連、中心の多留さん、尾島夫妻、三ツ橋、小林、依田、それに共同通信の京極さんと、大西の弟子だという西沢さん。みんなが進発してしまってから、支度をのんびりやる。古いドライは、着るときに息切れしたのだが、ハイブリッドジャージは、楽だ。 カメラはOlympus TG-4のハウジングの上にウエアラブルカメラを載せる。お台場はGOPROではなくて、akoso かsj4000 を使う。まず、akoso を付けた。 ライトはフィシュアイのFX2500 だ。 ウエイトを着け、タンクを背負って、歩いて砂浜に降り、尾島さんに手助けしてもらって、フィンを履き、膝まで入ったら、座り込んでマスクを着け、ウエアラブルカメラ動画を回し、這ってエントリーする。 ウエイトは、ちょうどいい感じで、スーツの空気を抜き、BCの空気を抜くと、水深1mでバランスして水平で泳げる。水深1。5mー2mになるとBCにチョンと空気を入れる。まだ、バランスに慣れないので、ちょっと引きずるが、大丈夫だ。
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 とにかく、調査区域の端まで、水深1. 5から2mのコースを行く。この深さにはもう石、岩はなく、牡蛎が一面だ。牡蛎は少し大きくなり、口を開けて、生きていることをアッピールしている。ハゼの類は、まだ牡蛎の隙間の奥に潜んでいるらしく、姿を見せたのは、小さな1尾だけ、種類を確認する間もなく、潜りこんでしまった。 杭の列も同じことだが、いつもメバルを見る端の立方体の石の部分を見ると、10mm以下の、今年生まれたメバルの稚魚が1尾、あわてるようにしてOlympus TG-4のシャッターを押すが、ピントを合わす間もなく隠れてしまう。
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 戻りは、1mより浅い、水のきれいな層を泳いで行く。三ツ橋とすれ違い追い越す。  天気が良いので昼休み時間がのんびりとして、とても良い。お台場のダイビングが良いのは、こののんびりできるところなのだが、雨が降ると屋内はないので悲惨になる。  いつも、一回目の潜水を終えると、今日はもうこれで辞めよう。いや、一回で止めては、トレーニングにならないと自分に言い聞かせて準備をするのだが、今日は自然のようにやる気になっている。 尾島ママが浅い水深の石の間で、モクズガニとイシガニの大きい個体を見たという。この人は、ガイドになれる。僕が1尾だけ見たメバルの稚魚を、たくさん出てきたという。僕の見方がいけないのだろう。 僕も見て撮影しなければと、支度を始める。 エントリーえきじっとが一人では難しい。ウエイトを着け、タンクを背負って、歩いて、波打ち際まで行くのだが、一人ではフィンが履けない。 海洋大学の依田君がつきあってくれる。 さて、僕のタンクだが、残圧が80しかない。イシガニを探したいので、スノーケルでその地点まで行く。 探したが、やはり見つけれれない。残圧が40になったので、戻りながら、見ることにする。 ふと、自分がバランスよく、水平で、水深1mを滑るように(と感じている)泳いでいるのに気が付く。柔らかいハイブリッドスキンのおかげだろう。6. 5のウエットの8掛け程度の自由度がある。 戻り掛け、ナイフで牡蛎を開いて、カニが集まるのをみようと、少し待ったが、残圧が20を切ったのであきらめる。 波打ち際まで、あと8mぐらい。立ち上がる位置の岩の透き間で、メバルの稚魚、3尾を、見つけた。撮影しようとするが、Olympus TG-4のハウジングが大きいのでうまく出来ない。上に載せている、午後はSJ4000で撮ろうとする。
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 空気がこなくなったので、立ち上がり、エクジットしようとすると尾島ママが助けに来てくれる。フィンとカメラを持ってもらう。  戻ってから撮影したものを見る。Olympus TG-4はぜんぜんダメだ。メバルの稚魚まるでボケている。ピントを合わせる間とカメラをいれるスペースがないのだから当然だが。 ボケてはいるが、アコソがメバルの姿が確認できる。SJよりもアコソのほうが少しばかり良い。  お台場で使うカメラは、Olympus TG-4の上にウエアラブルカメラを載せるシステムではダメだ。 棒の先にウエアラブルカメラと、イノンライトをつけた、初期の棒カメラがお台場としては良いだろう。波左間の0. 8角のニューパラでも棒が良いと思う。 波左間の方はOlympus TG-4でも撮るので、どうしよう。ミックスする方策を考えよう。 

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