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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0301 お台場0225

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口を開いている元気な牡蠣

25日のお台場から、28日の館山波佐間の「さかなクン」ロケまで、27日の辰巳も入れて、連日水に入った。ブログを載せているいとまも無かった。ここから連続でブログに出そう。

2月25日 お台場。
 お台場の報告書が出来上がり、この数日思い当たる関係筋にDM便で送っている。メンバーみんなにそれぞれ書いてもらったのは今度が始めてで、好評である。自分でも良いと思っている。このところ、風呂田先生が欠席がちだったので、報告書のまとめは、多留さんにお世話になった。
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 多留さんと尾島ママ、の協同で魚類について書いてもらった。そして、多留さんには無脊椎動物、尾島さんには海洋観測のデータ、湧水を調べるシーページメーターの観測結果、三ツ橋さんには植物、海藻について、僕は総合的に研究会の沿革とお台場の四季の移り変わりの説明、海洋大学学生の依田君は、枕木、小林さんは、レクリエーショナルダイバーの視点から、共同通信の京極さんには、新聞に載せた記事をかいてもらった。
 風呂田先生は、良くできました、と誉めてくれた。 集まることがわかっていたメンバーには、送らずに、今日(25日)手渡した。 風呂田先生が、珍しく急遽参加してくれて、そして、次の波左間の潜水のアシストをしてくれる山本さんも来てくれた。
 数日前、テレビの製作会社IVSテレビが飛び込みで電話をくれたので、よかったら、見に来てくださいと誘ったら、ディレクターの多田さんと言う方が来てくれた。感じの良い人で、朝から、終わりまで付き合ってくれた。 潜水は、波左間でバランスが悪くて困ったのでその練習。ウエイトを換えてみた。4キロのベストに8キロのベルト、レッグが1。7キロ。これで水深1、5mで潜れれば、オーバーウエイトながら、波左間ではすばやく潜降できるだろう。
 今の僕のフィジカルでは、潜った水深で適正ウエイトにしたドライスーツでは、うまく潜り込めない。オーバーでBCとドライで調整するしかない。なんでこんなに下手になったのだと嘆いても仕方がない。そういうことなのだ。
 それにしても、ついこの秋までは、自分でフィンを履いて、四つん這いにはなるが、砂浜からエントリーできたのに、今は尾島ママ、もしくは尾島さんの肩を借りて、フィンに足を入れて、ストラップを引っ張ってもらって履く。とにかく、エントリーエキジットが地獄なのだ。 
 水温は10度、このウエイトで、水深1.5mで浮かなかった。これで波左間も行こう。
 ダイビングについて書くと、ウエイトが重いこととか、水中ではオーバーウエイトになってバランスが悪い。そんなことばかり書いている。これが高齢化のダイビングなのだ。その最先端を行っているわけだから、良いとしよう。
 2月のお台場、魚もカニも影も形も無いが、トレーニングだから、良い。水が冷たいからかか、牡蠣が元気で口を半開きにしている。50cm平方に5個は、口を開いている。そして、夏に牡蠣に付いている茶色の汚らしい付着生物も無く、きれいな貝殻を見せている。
 水はきれいなところと濁っているところが層うになっている。それがくっきりと見える。牡蠣の浄化作用なのかも知れないし、湧水があるのかもしれない。湧水については尾島さんがシーページメーターで調べているのだが、明白なデーターは出てきていない。
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 牡蠣も確かに浄化作用はあるのだが、死んだのが富栄養のもとになるから、トータルで浄化作用はないのだと多留さんなどは言うのだが、死んだ部分はカニやハゼの類などの餌になるから、良いと思うのだが、そのカニやハゼも死んが富栄養につながるといえば、それもそうだが、それでは生き物すべてが富栄養につながってしまう。
 中尾先生は撮った写真を見て、これは湧水だから、その専門家である新井さんに見てもらえると良いというのだが、新井さんは瀬戸内海に本拠があるから、なかなかチャンスがない。 赤い猩々の毛のようなショウジョウケノリがそこここに目立つ。アオノリの類も緑がきれいだ。
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 牡蠣を割って小さいカニでも集めようとすると、残圧計のホースにつけてあった小さいナイフが無い。なくしてしまった。けっこう高いナイフだった。別に水中ナイフでなくても、100円ショップのナイフでも良いし、大きなドライバーでも良い。残圧系のホースにくくりつける方法を考えよう。
 明日、26日 早朝に波左間に出発するので、潜水一回で切り上げた。
 風呂田先生は、人工砂浜で、ホンビノスを穫り、砂をとって小さいアサリの稚貝をとって測定している。これをずいぶん長い間続けておられるのだが、なにか論文発表されたのだろうか。尾島さんが言うには、mmの単位のアサリの稚貝が増えているので、アサリが増えるかもしれないという。以前、アサリが増えたときには、セミプロまで、穫りに来ていたのだが、穫り尽くしてしまったのだろう。今は潮干狩りはできていないが。今年の夏はできるかも知れない。
 次の報告書では、風呂田先生に、ホンビノスについて必ず、書いてもらおう。

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