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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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1212 2017年 第七回水中活動研究シンポジュウムについて 2

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 今回のシンポジュウム、前回も前々回もそうだけど、人の集まりが心配だった。みんなが力を合わせて、手作りでイベントを作り上げていく。幕を開けたら閑古鳥がないていたら悲しい。誰も来なくても、信念に基づいてやっているのだから、それはそれで良いのだ、と言い切る自信、テーマが今年はなかった。仕方なく、切り札とも考えていた、自分が関わった、映像を中心に映像を並べて、動画撮影機器の小史を企画した。これなら、今取り組んでいる「ダイビングの歴史」にもつなげられる。 それは、良いのだけれど、誰も来なくて良いと胸を張れない。来ないと悲しいテーマだ。 自分のやっている浦安海豚クラブ、辰巳の練習会、その他知人、もちろんダイビング関係者にも声をかけた。 もう一つの中心テーマ松村先生の学生部活事故の責任についての話だが、今、絶対に必要な話なのだが、関東学生潜水連盟の総会と重なってしまって、学生が来ない、来られない。集まりが悪かったら松村先生に恥をかかせてしまう。  午前中、山本さんの今年のワークショップ総括は、90名定員のところ40名程度50%の入りだった。目標は70名だったから、50名くれば及第だ。あと午後には僕の動員した20名はくるだろうから、目標の70名にはなる。  昼休みを挟んで、午後の松村先生の講義で、ほぼ満席になった。これはうれしい誤算で、僕の呼んだ知人やクラブは、後ろに椅子を並べることになった。  僕の映像はみなさん喜んでくれたから、良かったのだと思う。 もう一つのテーマ 「計画書を支点とした
ダイビング活動運用研究 」当初のプログラムにはなかった。このアイデアは東京海洋大学潜水部の60周年記念誌にかいたもので、この文の最初に書いたように今後の水中活動の安全についてのキーの一つだと思っているが、実施については、まだ試行錯誤の段階にある。ただ、今の時点で口に出して動き始めないと、僕に残された時間は不明である。後8年生きて、90歳まで潜るかもしれないけれど、常識的には2ー3年だろう。だから、プログラムに挟み込んででも今年にしたかった。それに、海洋大学の楽水会館でシンポジュウムをやるのだから、潜水部を動員できると思った。 日本水中科学協会の内部では、僕の関東学生潜水連盟、及び海洋大学潜水部が応援してくれる可能性については懐疑的であったが、前述の海洋大学潜水部60周年に書いたことの実現であり、ダメなところまで、途がつきるところまでは行かせてくれとたのんだ。 ちょうど関東学生潜水連盟の総会もあり、受付を前年もやってくれた海洋大学潜水部部長大沼さんと、もう一人依田君が朝から終わりまでてつだってくれた。本当に感謝している。 中央大学と、学習院大学の監督が来てくれた。具体案を示しつつ協力を要請して行く。 なぜ、ここまで学生のダイビングにこだわるかといえば、学生の原因不明の事故が日本のスクーバダイビングの幕開けだったし、娘の同級生が命を落としている。ニヤミスもいくつか見聞きしている。一つの組織で、だいたい25年毎くらいに大きな事故が起こるというのが、僕の見てきたダイビングだが、関東学生泉水連盟は50周年、このあたりで、具体的な安全策を付け加えて行き、次の50年を無事故で通したい。  報告書では、このテーマについては、僕の思考の過程を書いた。総体的に見て、僕はいらないことを書きすぎているかもしれない。しかし、このシンポジュウムは、当日においでにならなかった方も報告書で、趣旨をりかいしてもらいたい。水中科学協会には地方の会員も多い。書くことにウエイトをおいている。書きすぎでいい。 これらをまとめた提案が§1 である。 これに沿ってワークショップを行い、育てて、来年のシンポジュウムで発表できるところまで行きたい。その発表が失敗の報告であったとしても、意義があると思う。  松村先生の講演だが、僕は難聴のため、よほど集中して聞いていないと意味がとれない。松村先生のはなしは、かなりわかりやすいのだが、レジュメと参照してようやくわかる。どちらかと言えば字で理解しているのだ。まとめると、顧問の先生、監督、部長、あるいは学校当局は、事故について責任を負わない判決が多い。これは、意外であった。 となると、誰が責任を負うのか、バディになるのではないか。これについてコメンテーターの久保さんが説明していたらしいけれど、レジュメがないので、充分な理解はできない。計画書のワークショップなどで、改めて議論しよう。  難聴の高齢者が中心にいるので、みんな難儀をするけれど、僕が理解できれば、全員が理解できるだろう。などと勝手なことを言っている。 助けてくれている日本水中科学協会会員には、お礼しきれない。  続く

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