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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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1017 波佐間10月16日

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 10月16日
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 波左間に行く日。雨だ。やむ予報はない。事務所を0630出発、福田君が迎えに来てくれて、鶴町と僕を乗せて行ってくれる。山本さん、早崎さんは自分の車で現地集合。 館山湾を過ぎて、海は波がある。その上寒い。ドライスーツで潜るつもり。
 現地到着、0820頃か。 波左間海中公園社長の荒川さんと、話をしようとして、補聴器を忘れて来たことに気が付く。本日の忘れ物。せっかく、きてくださった方ともお話できなかった。僕は補聴器があっても、正面に向かい合って、1mいないの距離でお話ししないとだめ。それとも、マイクをもってお話しされると通じる。 やはり寒い。波が高いので、一本目ジンベイザメのいる、マンボウランド と二本目、高根に行くこととして、まず近いほうのジンベイ、すぐ近く、一番近いのだが、かなりの波で大きく揺れる。このくらいが限界かな、それとも、自分のフィジカルが衰えたから限界が低くなったのか。 みんな飛び込んで、僕はラス前で、背中から飛び込んだ。ドライスーツになれて居るために、周年、お台場はドライで通しているのだが、お台場と、ボートから飛び込むのとでは違う。バックエントリーで飛び込んだ。バランスを崩して一回転したら、目の前が餌をもらっている巨大なジンベイだった。 もしジンベイの上に落ちたら、だから、バックエントリーはあんまりやらなくて、頭を下げたサイドロールで入るのだが、バックだと、ボートに座ったまま飛び込めるので、横着してしまった。 それでもカメラを構えて、超接近したジンベイを撮った。
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 横で撮ってくれている福田君の映像を見たら。僕がジンベイの上に落ちたのではなくて、僕が落ちたところにジンベイが突進して来ている。ニヤミスでは無かった。しかし、次からは横着しないで、サイドロールにしよう。  一旦海底に落ち着いて体制を立て直して、やり直し。水深は6mだ。何となく浮いてしまった。ヘッドファーストで沈もうとすると足が浮いてしまう。無理矢理潜って海底に膝をついていると、荒川さんが落とし物のウエイトをもって、これ誰の?とひらひら振っている。あ、僕のBCの前ポケットに差し込んだウエイトだ。もと通りに取り付けてもらって、さあこれで良い。でもバランスは相変わらず悪い。 何とか、浮力を維持して、小魚を撮影したりする。まてよ、さっき、2キロ落としても沈むことができた。水深が5mより深ければ2キロ減らしても良いな。 朝夕、ジンベイに撒き餌をしているので、小魚、そして、黒鯛が多い。手のひら大のイシダイも群れている。そんなものを撮りながら、ジンベイに気を配っている。だいたい、2ー3分ぐらいの間隔で回ってくる。透視度は8mぐらいだろうか、よくて10m、ジンベイは泳ぐと言うよりは、すべる感じで来るのだが、それでも追いつけない。ドライスーツが重いから、こちらは、這うようにしか進まない。だから、ジンベイは、来て、行きすぎるだけ。中層に浮いて、斜め上を見ていると、空間失調になる。自分のポジションがわからなくなる。 それでも3回ぐらい出会って、撮影して、1カットぐらいは撮れたかな。 まだ空気は100以上残っていたが、みんな上がり始めたので、僕も浮上し、最後の方でボートに上がる。水面にでたらすごい波で、これくらいが限界かなと言う感じ。梯子につかまって、フィンだけは脱がしてもらって自力で梯子を上る。10リッターのタンク11キロのウエイトなので、ちょっとつらいのです。上がって、立ったら大波でグラッと来て、倒れなように踏ん張った。そのとき足がよじれた。ギクッという感じ、やったかな、と思ったが、それほど痛くない。 もどっても、もう一本予定があるのだろうとドライは脱がなかった。しかし、さすがにNGで、一本で戻った。 やはり、膝をやってしまったらしく、足を引きずることになってしまった。もう一本潜っていたら、どうだったろう。 膝はともかくとして、潜って、体調は良くなった。  そして、17日 午前中、浦安海豚倶楽部の練習、そして、夕方からディズニーシーで海底二万マイルを見に行く。 膝は痛いけれど歩ける。前にも痛めてサポーターを持っているので着ける。何とか一週間ぐらいで治したい。29日のお台場がある。でも、この前膝を痛めたのはお台場で、子供が砂遊びした穴に足をとられた時だ。同じ左膝だ。 ディズニーシーは車いすを借りて、押してもらうとアトラクションに優先的に乗れるそうで、それはそれで魅力的ではあるが、雨も降っていたので、日延べした。 プールでは足の負担を考えてバラクーダはやめて、マンテイスMにした。予定通りの練習メニューは滞りなくこなして、水中では問題ないけれど、歩くのは不自由だ。11月のロゲイニングまでには治そう。 といって、サポーターをつけて、足に負担をかけないように、足を引きずる以外どうすることもできないのだけれど。

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