月刊ダイバー10月号を見た。最近、手元にあるダイビング雑誌全部、1970年代から現在まで、をスキャンして、タイトルを付けデータベースにする作業をしている。大事業で、全部というわけにはとてもいかないので、選択する。選択するためには見る。ダイビング雑誌については、ちょっとした権威になっているつもりになっている。 ダイビング雑誌について書いたことはないのだが、この号は書きたくなった。 タイトルとして「さて、この週末どこに行こう?」この雑誌のグラビア部分は、僕とは、はるか彼方、遠い国の出来事だが、なるほどと感心すればいいこと。だが、今月号 もう10月、(充分に冷たい秋は、)自分の世界と重なっている。 週末の土屋アンナさんは、センスの良い人だが、産後、珊瑚ではない。産後初のダイビング。変換ミスに注意、そうなんだ。 P2、恩納村の女子旅、このあたりは眺めれば良い。 P3 伊戸のシャーク、これはこの前行ったばかり。ガイドロープにしがみついての激流、シャークタワー、今度、ディズニーシーに行く計画中だが、ディズニーシーの100倍はスリリングだと思う。 次が、西川名でヒゲダイの整列、そして、DPV, この前、西川名で、水面で激流の中で、突然DPVを渡されて、あわてたが、DPVで遡れた。そうか、西川名とDPVの組み合わせか、テクニック的にはかなり上級だろうが、テリトリー、コースを限定すれば、安全度は高い。 伊戸も西川名も激流の時があるが、ドリフトの流れとは全く違う。ガイドロープにしがみついて、乗り越えれば良いだけ、さっき書いたけど、ディズニーシーの何かコースターと思えば良い。もちろん、急浮上の危険とかは知っていなければいけないが、この雑誌連載の、「危機からの脱出」(かなりお気に入り)のような事態は起こらない。 東京湾の環境一斉調査の記事もある。月刊ダイバーは、女子旅と同じくらいのウエイトで環境をとりあげていて、須賀潮美も執筆している。自分が80になり、娘が相応の年齢になっても、親ばかであり、必ず読んでいる。この手の出来事の情報源として、貴重でもある。 もう一つ、館山には、波左間にジンベイがきたが、この号には間に合わなかったのだろう。潮美にでも、なぜ波左間にジンベイが現れ、そして、メガマウスも現れたのか海洋大学の河野教授あたりに訊いてもらいたい。おそらく、黒潮反流 僕の意見と違うかもしれないが、違う意見を聞くことがだいじなのだ。 その他、学生のダイビングとか、ダイビング世間の動きに対しては意見の違う部分があるが、雑誌で見なければ、意見の違うことは、異次元の世界だから、フィルターされて、眼に入らない。現状の情報源として、援けられている。
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