8月26日 波左間 3本潜って、車を運転して戻って来たら、やはり疲れる。データー整理した後で2330から、直美さんの息こらえの24時間テレビを見るつもりが、真正の寝落ちをしてしまった。 そして、朝2時間弱、これを書いていて、誤って消してしまった。書き直している。書き始めにきちんとタイトルを入れて、保存しておかないといけない。一つ学習した。 波左間は、ジンベイザメフィーバーで、僕が館山駅に迎えに出たりして、少しテキパキして、9時50分の出船に間に合わせた。ぼくは、最近はぐずぐずが好きなのだが、ちょっとばかり昔に戻った気分で気合いが入った。 メンバーは、高山さん、小久保教授、マトン、玉田さん、小山君、僕 の6名。高山さんが初の参加。
ドライスーツと、3mmのウエット+2mmのフードジャケットを持ってきた。以下、ウエットと略称。 できれば、ウエットで潜りたいというのがダイバーの願いなのだ。ちがうスタイルのダイバーも居るが、僕のスタイルは、「翼をください」できるだけ質量の軽減を目指している。 古いレンタル用の5mmは、事務所に山になっていて、使えないことはないのだが。新しいウエットスーツを作るとき、3mmにしようか、5mmにしようか、3mmにした理由は、フリッパーレースに出ようとしていたこと、5mmは、古いながらもある。そして、ウエットを着るのは、夏、そして南の島、といいうことで3mmを作った。3mmの方が着やすいし、動きやすい。ウエイトも軽い。 7月の伊戸は、この3mmを着た。午前のダイビングで20度で寒さに震えたが、耐えた。午後は23度で寒くなかった。これで、現時点の僕は、23度ならば3mmで大丈夫とわかった。 波左間は23度から、25度だという、ならば、3mmウエットで良いだろう。しかし、念のためにドライも持ってきた。 潜る寸前、3mmのウエットに決めた。 前回、ドリームのことを書いた。ドリームにまず潜りたい。まだ、ダイバーがあまり潜っていない、魚が落ち着いている状態でドリームに潜りたい。ところが、波左間の定番は、一本目が高根神社の参拝で、二本目がドリームとなっている。ボートに乗るのが、僕たちだけではない。 僕のグループも、マトンは、高根の顔をしている。高根となった。 最近、前回のお台場で調子を見て、BCのウエイトポケットにウエイトを入れるのが、なかなか良いと思っている。ベルトは、僕の体型の場合、水中で一度締め直さないとずり落ちてしまう。 ウエイトは4キロで良いと思うが、念の為に1キロプラスして、5キロにした。 入った時には、つめたかったが、さほどでもない。高根は、神社は別として、きれいで生き物の多い根なのだ。キンチャクダイ、キンギョハナダイ、メバル、エゾイソアイナメを撮影する。 BCに5キロのウエイトを入れた。左が2キロ、右が3キロ、3キロの右に身体が傾いてしまう。ウエイト5キロというのは、ウエットスーツの定番で、ウエイトベルトでは、これほどまでに身体が傾いた経験がない。ベルトは身体に密着しているが、BCでは少し身体からはなれて、ウエイトをつり下げた感じになる。バランスの悪さがかなりつらい。 少し移動して、古いイセエビ礁の積み重ねに移動した。イセエビ礁とは、イセエビが入り込むスリットがある人工魚礁である。カゴカキダイが群れている。 スリットにイセエビが入っているか、丹念に調べたいが、少し寒くなってきた。残圧が80を切った。ブリーフィングでは、残圧75がターンだった。ガイドをしてくれている荻原君にゲージを見せるとすぐにターンとなった。 ところで、泳ぐとのろい。力を入れてものろい。バランスが悪いからか? 二本目 潜水開始 13:44 最大水深 23.4m 潜水時間 29 水温 23℃ 一本目にこのデータがない。ダイブコンピューターを着けるのを忘れたのだ。必ず何か一つを忘れるのだが、ダイブコンピューターが多い。
ダイブコンピューターなどどうでも良いパターンの潜水が安全なのだ。マルチレベルはやらない。20m前後にとどめる。
30mを越えるような潜水。南の海で、減圧不要ぎりぎりまでダイブコンピューターとにらめっこをするような潜水が減圧症を発生させる。 もちろん、30mを越えることはあるし、4本でも無制限でも潜り倒したい海もある。そのときは、ダイブコンピューター様になる。ダイブコンピューターだよりになる。これは、危ない。減圧表頼りにしなければいけない。でも、たよる減圧表は、みんな、どこかに置いて忘れ去っている。僕の場合スマホに減圧表を入れているが、このごろ、見たことはない。そういう潜水、やらないようにしている。できない? ドリームに魚は少なかった。10ー15cm級のメバルが多いはずだが。魚礁の外に出ていた。それも数は、50ー100だろう。二桁の群だ。ちなみに群を数える時、一桁か、二桁か、三桁、無数 とする。 カワハギはいつも通りちらほら、オオモンハタが、40cm級が1、30cm級が1、イラ50cm級1キンチャクダイ、チョウチョウウオ、シラコダイ、ネンブツダイの群。ネンブツダイにイサキは混ざっていなかった。 2m角が3段だが、横に7列、縦に10列だが、横は5列が3段、両側の各一列は2段である。 底の部分の水温が低く、寒さがきつくなったので浮上する。萩原君には、前もって、先に上がると言っておいたが、一人で減圧点まで上がってみると心配をかけてはいけないと気がかりになり、5分が過ぎてもしばらく待ち、小山が上がってくるのを待って上がった。一人で難なくボートに上がった。ドライで、10キロのウエイトを着けたら一人では、あがれないだろう。ウエイトは4キロで良いバランスだった。 2本目の帰りに、ちょっとジンベイを覗いて見るのかと考えていたのだが、そうではなくて、タンクを換えて、一本として、独立して行くのだ。 僕の残圧は70キロ、水深は6mだから、そのままで良いと換えなかった。 ジンベイはちょっと見れば良い。 ダイブウエイズの新型マスク・アイアイはきちんとつければ水は一滴も入らないのだが、いい加減に着けるとどんどん水が入ってくる。そうなると水中では容易には浸水がとまらなくなってしまう。ラクーンは、きちんと着けてもいい加減でも、ちょっと水が入るがひどいことにはならない。ラクーンを愛用だがこのところアイアイの調子が良かったので、アイアイを使っている。それが、このジンベイで、アイアイが水没した。懸命に、直しているときにジンベイが頭上を通過した。あわててカメラを構えたが、胴体から後ろの通過シーンになった。 ジンベイは待っていれば2分に一回ぐらいで回ってくるので撮影する。あまり追い回さないでほしいと言うことになっている。
この一回目のコンタクトでGoProのバッテリーがあがってしまった。ニコンAWだけになる。ニコンのチャージアップののろいスチルでは、ジンベイの通過は追えない。連写にすれば?連写でどうなるのか、経験がない。ニコンの動画は悪くない。次のコンタクトで、ニコン動画操作、焦って失敗してしまった。直径50mの囲いなのだが、透視度が8ー10mだから、見通しが利かない。突然の出現、だいたいの見当はつけているが、それでもかなり難しい。この難しさが面白さだな、と思うが、70キロの空気はあと10ぐらいになった。プールだから心配はないのだが、あと一回のコンタクトだな、と待つ。最後の一回、少し併走してみた。ゆったりとジンベイは泳ぐともなく泳いでいるのだが追いつかない。トライスターフィンはのろいのだ。バラクーダでスキンならば併走できる。しかし、10人ものダイバーが追い回したらジンベイはどうだろう。でも、見たところ、それほどナーバスな魚ではなさそうだが。 でも、とにかく最大の魚であることはまちがいない。そして、メンバーみんなは、良い撮影ができたらしい。 それから、波左間は人工魚礁ランドだと言ったが、ジンベイは魚礁なのだ。泳いでいるから礁ではないが、魚を集める。黒潮の洋上で、カツオなどがジンベイに付く、漁師がウオツキ (魚付き)というのは、ジンベイ付きの事なのだ。ジンベイをコンパスの中心とすると、半径1キロぐらいの範囲にカツオが付く。ジンベイ様と呼んで、漁師がジンベイを尊重するのはこのためだ。 三本目 潜水開始 15:23 最大水深 6.7m 潜水時間 23 水温 28℃ 3本潜水してシャワーを浴びて、ほとんどのお客が帰って、ようやく荒川さんと少しゆったりと話すことができた。ドリームの整列は、やはり荒川さんがダイバー作業でやった。4日ぐらいでできたらしい。作業会社経営で現場作業のベテランであった彼だからできた。 スガ・マリン・メカニックでも、隣の板田にある海洋大学の海域内の魚礁を整列させた事がある。まだ、宇野先生が現役の教授でお元気だった頃のことだ。そのことについては、また。
ボートに上がる 谷ヤン サービスショットです。
ドライスーツと、3mmのウエット+2mmのフードジャケットを持ってきた。以下、ウエットと略称。 できれば、ウエットで潜りたいというのがダイバーの願いなのだ。ちがうスタイルのダイバーも居るが、僕のスタイルは、「翼をください」できるだけ質量の軽減を目指している。 古いレンタル用の5mmは、事務所に山になっていて、使えないことはないのだが。新しいウエットスーツを作るとき、3mmにしようか、5mmにしようか、3mmにした理由は、フリッパーレースに出ようとしていたこと、5mmは、古いながらもある。そして、ウエットを着るのは、夏、そして南の島、といいうことで3mmを作った。3mmの方が着やすいし、動きやすい。ウエイトも軽い。 7月の伊戸は、この3mmを着た。午前のダイビングで20度で寒さに震えたが、耐えた。午後は23度で寒くなかった。これで、現時点の僕は、23度ならば3mmで大丈夫とわかった。 波左間は23度から、25度だという、ならば、3mmウエットで良いだろう。しかし、念のためにドライも持ってきた。 潜る寸前、3mmのウエットに決めた。 前回、ドリームのことを書いた。ドリームにまず潜りたい。まだ、ダイバーがあまり潜っていない、魚が落ち着いている状態でドリームに潜りたい。ところが、波左間の定番は、一本目が高根神社の参拝で、二本目がドリームとなっている。ボートに乗るのが、僕たちだけではない。 僕のグループも、マトンは、高根の顔をしている。高根となった。
ダイブコンピューターなどどうでも良いパターンの潜水が安全なのだ。マルチレベルはやらない。20m前後にとどめる。
30mを越えるような潜水。南の海で、減圧不要ぎりぎりまでダイブコンピューターとにらめっこをするような潜水が減圧症を発生させる。 もちろん、30mを越えることはあるし、4本でも無制限でも潜り倒したい海もある。そのときは、ダイブコンピューター様になる。ダイブコンピューターだよりになる。これは、危ない。減圧表頼りにしなければいけない。でも、たよる減圧表は、みんな、どこかに置いて忘れ去っている。僕の場合スマホに減圧表を入れているが、このごろ、見たことはない。そういう潜水、やらないようにしている。できない? ドリームに魚は少なかった。10ー15cm級のメバルが多いはずだが。魚礁の外に出ていた。それも数は、50ー100だろう。二桁の群だ。ちなみに群を数える時、一桁か、二桁か、三桁、無数 とする。 カワハギはいつも通りちらほら、オオモンハタが、40cm級が1、30cm級が1、イラ50cm級1キンチャクダイ、チョウチョウウオ、シラコダイ、ネンブツダイの群。ネンブツダイにイサキは混ざっていなかった。
この一回目のコンタクトでGoProのバッテリーがあがってしまった。ニコンAWだけになる。ニコンのチャージアップののろいスチルでは、ジンベイの通過は追えない。連写にすれば?連写でどうなるのか、経験がない。ニコンの動画は悪くない。次のコンタクトで、ニコン動画操作、焦って失敗してしまった。直径50mの囲いなのだが、透視度が8ー10mだから、見通しが利かない。突然の出現、だいたいの見当はつけているが、それでもかなり難しい。この難しさが面白さだな、と思うが、70キロの空気はあと10ぐらいになった。プールだから心配はないのだが、あと一回のコンタクトだな、と待つ。最後の一回、少し併走してみた。ゆったりとジンベイは泳ぐともなく泳いでいるのだが追いつかない。トライスターフィンはのろいのだ。バラクーダでスキンならば併走できる。しかし、10人ものダイバーが追い回したらジンベイはどうだろう。でも、見たところ、それほどナーバスな魚ではなさそうだが。 でも、とにかく最大の魚であることはまちがいない。そして、メンバーみんなは、良い撮影ができたらしい。 それから、波左間は人工魚礁ランドだと言ったが、ジンベイは魚礁なのだ。泳いでいるから礁ではないが、魚を集める。黒潮の洋上で、カツオなどがジンベイに付く、漁師がウオツキ (魚付き)というのは、ジンベイ付きの事なのだ。ジンベイをコンパスの中心とすると、半径1キロぐらいの範囲にカツオが付く。ジンベイ様と呼んで、漁師がジンベイを尊重するのはこのためだ。 三本目 潜水開始 15:23 最大水深 6.7m 潜水時間 23 水温 28℃ 3本潜水してシャワーを浴びて、ほとんどのお客が帰って、ようやく荒川さんと少しゆったりと話すことができた。ドリームの整列は、やはり荒川さんがダイバー作業でやった。4日ぐらいでできたらしい。作業会社経営で現場作業のベテランであった彼だからできた。 スガ・マリン・メカニックでも、隣の板田にある海洋大学の海域内の魚礁を整列させた事がある。まだ、宇野先生が現役の教授でお元気だった頃のことだ。そのことについては、また。
ボートに上がる 谷ヤン サービスショットです。