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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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8月20日 お台場

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 8月20日 今日のお台場潜水をブログにしておかなくては、 ブログ、つまりログなのだ。
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              マハゼ ニコンAW
    今日は手違いで、7人だと思っていたのが、9人だ。メールの調子が悪くて、海洋大学の子のメールをはねてしまったらしい。一本余分にタンクを持ってきて良かった。そしたら、まみも現れた。これも、僕の通信ミスだ。尾島さんがなんとかやりくりできて、間に合った。まあ、事務所までタンクを取りに行っても30分だけど。 全員で朝のあいさつ。今日は少しばかり僕の話がある。この調査の報告を毎年一度ずつまとめることにしている。この前が2016年の1月に出した。2017年の1月に出さなくてはいけなかったのだが、過ごしてしまった。前の号は僕が一人でほとんどまとめた。今度はメンバー全員で書くことにする。その原稿の打ち合わせをした。 尾島さんはゴムボートを出して、センサーを沈めて、毎回海洋調査をしている。このデータを発表するだけでも価値がある。今日の結果は、溶存酸素量は相変わらず、1以下、BODも1.5、これは魚が生きられない数値だという。しかし、お台場のマハゼをはじめとする魚は元気だ。どうしてなのだ。このことを研究するだけでも、価値がある。それぞれに原稿をお願いした。 僕は今日からBCを変える。もう20年以上使っているアポロのプレステージの原型のようなBCを愛用しているが、この前、インフレ―ターが壊れた。修理できないことも無いけれど、このあたりで、代えよう。タバタのリベレーターに代える。これももう、かれこれ10年近く前の型だが、さらに古いタバタのBCが壊れて、修理に持って行ったら、もう修理不能という事で、新しいこれをいただいた。学生のレンタルなどに時たま使っていた。悪くないBCだ。これまで、僕はBCにウエイトを入れて使ったことが無いのだが、これを機会にやってみることにした。 お台場は周年ドライスーツと僕は決めている。BCに4キロ、ウエイトベストが7キロだ。少し重いのだが、ここは、水深1以下で中世浮力をとらなければいけない。 泳いでみると、バランスは悪くない。足が少し浮く、このごろレッグウエイトをつけていない。着けるようにしよう。  さて、僕の使うカメラシステムだが、一回目の潜水では、TG4とSJ4000を並べて、フィッシュアイのFXライトを付けている。SJ4000は、動画で、エントリから、エキジットまで、タイムを表示して廻し続けて置く。これで、僕のコースの全体像、魚がどのように居たか、判断できる。今日の透視度は70cmぐらい、写真になるのは30cm以内だから、終始マクロだ。TG4の方は、カニとか、撮り甲斐のある被写体があったらねらう。あいかわらず、お台場はマハゼが一面にいる。そろそろ大きいハゼが増えても良いのだが、大型は、突き当りの杭のあたりに居ただけだ。マハゼは、産卵が何度もあるので、中型は遅くの産卵、大型は早くの産卵である。大型は外に出ていて、中型小型が、お台場にいるのかもしれない。  
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 マハゼ オリンパス

一回目の潜水を終わると、ずいぶん疲れている。疲れていると言えば、朝から疲れているのだ。これは、疲れと言うよりも、高齢の身体に過重な負荷をかけているのだろうか。疲れていても、2回目を潜る。前回は空気が無くて一回だった。BCの故障で、泳ぐのが難儀で空気を使ってしまったためだ。ああ、この感じは高校生の時の、バスケットボール夏の合宿で、午前の練習で綿のように疲れて、午後の練習に入る。そんな感じだ。82歳で、高校時代の疲れを体感できるのは、悪くない。前向きに考えて、疲れた体に鞭打つ。午後は、オリンパスTG4をニコンAW130に換え、SJをGoPro2に代える。比べて見るつもりだ。2回目の午後は、遠くまで行かない。エントリーしたすぐ近くの岩が、魚が集まるのだ。やはり、マハゼのやや大型が多い。なにか、マダイの稚魚のような魚が前をよぎる。年のために、砂地のホンビノスポイントにも行って見た。この一角、砂地に手をツ込めば、必ず、ホンビノスに触れる。採って食べるようなことは、しない。 
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ホンビノス貝 ニコン
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 ヘドロ海底を覆う硫黄細菌のコロニー オリンパス、これはきれいに撮れた。

オリンパスよりもニコンの方が操作性が良い。蓋の開閉もやりやすく確実だし、ダイヤルも使いやすい。もちろん、30m防水もオリンパスの15mを上回っている。ハウジングは、ウエアラブルカメラと並べられないので、使えない。僕などは、息も絶え絶えで潜っているのだから、操作性はとても大事だ。只、ニコンは遅い。ニコンの新型は、きっと良いのだろうけれど、今のものが水没するまで、買わない。 オリンパスもほしいけれど、これも水没待ちだ。今日に限って言えば、ニコン対オリンパスは、ニコンの勝ちだった。カメラの性能よりも操作性の差が勝負だった。つまり、オリンパスは僕が失敗したのだ。調査についてはウエアラブルカメラが主体だから、別にかまわない。透視度70cmでは、流石に良い写真は望めない。清水まみ、は粘っていたから、良い写真が撮れたかもしれない。彼女はオリンパスだ。ここではカメラを持つ片手をのばして、魚に近づけてマクロで撮る。彼女の場合、ライトはもう一方の手でサイドから当てる。
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  GoPro2の動画から静止画で停めた 稚魚 未同定


戻ってきて映像の整理、午後のGoPro2の動画で、カメラの前を横切って、眼にも見えなかった、稚魚が写っている。動画から静止画で止める。目下のところ種類はわからない。ウエアラブルカメラの動画とスチルと、調査としてはウエアラブルの動画がメインなのだ。そのことがよくわかる。それにしても、GOPRO2は、すごい。GoPro3は、まるで駄目、4も5も、2が滅びるまで買わない。2は3台残っていて、全部使える。GoProは要らない機能がどんどん追加されて、価格は手の届かないところに行ってしまう。SJ4000の画も、何とかみられる。死ぬまで、いやもう少しの間、このシステムで続けられそうだ。このシステムで個展をやってしまうかもしれない。それには、やはり、オリンパスもニコンも新型にしなければいけないかな。

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