お台場に忍者が出た。
東京湾に赤潮が発生、お台場から泡が出ていたとか、匂いがひどいとか言われた。僕たちの今度の潜水調査は30日日曜日、赤潮の下、6月に海底一面に居たマハゼはどうなっているだろうか。たくましく生き抜いているだろうか、どこかに隠れているのだろうか。海底の硫黄バクテリアのバイオフィルムは広がっているだろうか、観察テーマが多い。 それはそれとして、今日視察に行った。 お台場の外側、レインボウブリッジの下は、濁りがひどい。 お台場の中は、外側よりも少しは良いかもしれないが、透視度は20cmか30cm、マクロの観察になるだろう。 泡が岸に打ち寄せているが、メタンガスの泡ではない。 お台場の水遊びは、僕たちの前の週の日曜だから、23日になる。この時も見に行くつもりだが、赤潮というよりも大腸菌数を小さくする目的で、フェンスで囲っている。このフェンスが赤潮にどの程度効果があるのか、実験としては、良かったかもしれない。うまく行けば、このフェンスをひろげることでトライアロン競技のフィールドができるだろう。 そのフェンスの前の砂浜、お台場の正面玄関に、海水浴場的、店が並んでいる。廣島焼とか、串焼きとか、そして、砂浜は明日から、16-17とライトアップされる。余りにも、海水浴そのものになってはいけないらしく、日本の分化、なんとかというタイトルの催しだ。正式名称は忘れたが、とにかく、日本の伝統文化で、手裏剣体験、というのが組まれている。金網の中の的に手裏剣を投げる。その指導者の忍者?が、この暑い昼間から、居る。大丈夫かと心配するが、なにしろ忍者なのだから、忍ばなければならない。宣伝効果は大きい。忍者グッズも売っているともらったパンフに書いてあったが、僕は暑いので速攻で退去した。 明日の1830からライトアップされて、スタートする。雨よりも、暑くても晴天がいい。忍者が我慢すれば良いだけなのだから。
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