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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0614  海の世界 1 書写

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今日こそはブログを書きださなくてはと思いつつ。他のデスクワークと、何もしないでいること、に追われている。

海の世界 1
 ダイビングを知るため、ダイビングのこれまでの経緯を見ながら、ダイビングを分析して行こうというのは、最新ダイビング用語事典のⅡのコンセプトである。その一つとして、書誌、これまでダイビングについて書かれたもの書籍として発行されたものを見ていくという作業がある。
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 単行本として発行されたもの。次に雑誌がある。雑誌としてリストアップしているのは、「海の世界」「オーシャンライフ」「マリンダイビング」「ダイビングワールド」「月刊 ダイバー」その他、とうていこれ全部を調べることは、無理、出きる範囲、ということになる。マリンダイビングについては、先頃舘石社長に会ったとき、最初からの全部を閲覧させてもらいたいと、申し入れ、とりあえず、承諾をいただいている。が、まずその前に、自分が持っている、これまで捨てないで残しておいたものも、事務所のガラス書庫の四分の一を占めている。まずそれから見ていこう。自分の持っている部分をまず整理して、その欠けた部分を他に求める。としても、どのようにやったらいいだろう。
 ノートをとって読むといっても余りにも多すぎる。とりあえず、ぱらぱらと見て、必要部分に付箋をつけてみよう。まだ、付箋の段階まで行かないで、ぱらぱらだけでたいへんだ。もう一度見返す分だけ抜き出した。まず見ているのは、1972、73、74、これは沖縄返還、そして、沖縄海洋博が行われた当時にあたる。僕が一番、これらの雑誌に書いていたときになる。今から四十有余前だ。先日、Cカードのこれまでの発行数の統計について、少し調べた。これも重要なテーマなのだが。その現在までの発行累計数が120万余りとして、そのグラフの原点が1980年あたりなのだ。だから、僕の活動していたのは、Cカード元年以前、つまり、有史以前?そうか、考えてみると、沖縄海洋博は、今のダイビングの歴史が始まる前のできごとだったのか。海洋博は1975年、EXPO75だ。72、73、74は、その準備段階のころだ。現在お付き合いのある方で、そのころの雑誌でよく見かけるのは慶松さんだ。そのころは、当たり前だが若者だった。40年前だから、30歳前後か。僕は40代半ばか。
 そして、工藤昌夫さんが、本当によく書いておいでになる。僕は、ずいぶんと、自分では書いているつもりで、僕が海の世界を書き支えていたぐらいに思っていたが、とんでもなかった。工藤さんだ。ぼくは、田口哲さんと同じぐらいだ。そんな時代のことだ。まだ、どんな風にまとめて行くか、考え中なのだが、選び出したものについて、タイトルだけか、タイトルにちょっとだけノートをつけるかで、その部分はできるだけ写真で複写しておこう。複写しておけば、複数の人で見られるし、原本は捨てるつもりはないが、失っても良い。これを書いたのが、6月12日だ。そして、次が6月13日のメモ
雑誌で残しておきたい部分に付箋を入れ、書写機で取り込む。とりあえずこの作業をやってみた。
そして、これはたいへんなことだと、今の自分にとってだが、たいへん重要なことだと気づいた。まずは1970年代の海の世界が、身の回りの書棚の中に5冊ばかりあったので、それを書写した。書写するために少し丁寧に見る。そしてちょっと、読んでも見る。
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 40年前に書いたこと、書かれたこと、ダイビング界が考えていたこと、目指していたことを、ほぼその結果の中に自分たちが生きている。それを今の自分が見ている。それは新しい発見に満ちていて、10年先、50年先が見えるような気がする。もちろん、未来の話は各人各様だろうし、日本の国がどうなっているかわからない。しかし、すぎた40年は確定していることなのだ。もう、どうにも変えようがない。解釈はそれぞれだが、事実は変えられないのだ。
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 そうか、歴史とはそういうものだったのだ。といまさらのように痛切に感じた。もしかしたら、最新ダイビング用語事典Ⅱは、1950年代から、今まで、1960年代、70年代、80年代、90年代、2000年代、今の2010年代、これからの2020年代、さらにその先の未来を10年セグメントで見ていくことが中心になり、それ以前、アクアラング以前は、若干詳しい、正確な年表で良いのではないか。
 とすると、雑誌の書写、そして分析研究が最重要になるのではないか。と気づいた。 今は書きなぐっている、キーボードを叩きまくっているただそれだけなのだが、さらにこの着想を展開して行けば! 1950年代 日本にアクアラングが入ってきて、それが何らかの形で潜水機として定着していく時代、つまり黎明期だろう。そして1960年代、それがなにかの形をとろうとした年代、米国ではロスカンのブルーカードが生まれ、それがNAUIのカードの繋がっていく、PADIがUSダイバーという潜水機メーカーの中で誕生する。日本では、1967年日本潜水会、関西潜水連盟が生まれる。そしてEXPO75 海洋博が行われ、世界は海洋開発、海底居住実験が盛んに行われ、人類はその夢を海にゆだねる。それが、どのような結末を迎えたか、今の自分たちは知っている。その知っている目で1970年代を見る。そして1980年代、先日Cカード発行の累計を見て、この累計の折れ線グラフの原点が1980年なのだ。今の潜水世界から見れば、1970年代は有史以前なのだ。 今の2010年代の現実は決して否定できない。これが事実なのだ。2020年代については各人各様であり、なるがまま、そのなるがままを予測するほかない。歴史のねじを巻き戻すことはできないのだが、予測することは可能である。
 それぞれのダイバーが予測する、その資料に最新ダイビング用語事典Ⅱがなるとすれば、

 ※書写したものをブログの写真では、見出しだけしか読み取れないが、以後はその見出しで、取り上げて、ブログで内容の概略を書いて、見て行こう。








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