撮影と機材について、5 お台場、5月14日 毎月最終日曜日が定期的なお台場潜水の日だが、この5月は14日、他の行事のスケジュールによって、追い出されてしまった。仕方が無い。
晴れではないが、何とか一日、降らないで済みそう、という天気だ。 そろそろ、マハゼも出て来よう。例年ならば4月に出てくるメバルの稚魚が今年は見えない。 午前中の第一回潜水は、現在テスト中のOBカメラ、1Gを持って入った。ライトは、フィッシュアイの2500 である。 毎度恒例の僕の忘れ物は、ダイブコンピューターだ。でもダイブコンピューターは、水深1.5m以上に潜水しないと働かないし、ここお台場は、1mぐらいのところにいることが多いので、ダイブコンピューターの意味がないのだ。その意味がないお台場で、僕は高価なダイブコンピューターを2台も失くしている。持ってこない方が良い。
捜しているメバルは、突き当りの杭の列の端、立方体の石の陰に居るはずだ。居るならばだが、ユウレイボヤが、杭にびっしり生えている。いつもメバルの居る立方体の石の近く、マハゼが出て来ていた。どちらも、1Gできれいに撮れた。使えないことは無い。 牡蠣は、あいかわらずきれいで、生きている。その隙間でトサカギンポを撮影した。 残念ながら、メバルは見えない。
久し振りで来た、清水まみは、イシガニを見たという。基点から80mほどの、岸に榎の木がある、あたりの浅瀬で、イシガニも小さいメバルの稚魚もいるという。 午後は、マスクマウントにGoPro2を ライトステイにはオリンパスTG4 を、ワイドアダプターを着けないで取り付けた。ワイドアダプターを使わなくても、必要とする画角は得られるし、ストロボを光らせることもできる。
それと、透視度の目安になる、白いセル板を測量のバーの、先に着けた、自分なりの濁度測定器をテストしてみようと持ち込んだ。規格基準になる透視度ではないが、自分なりの目安である。マスクマウントの視線で白い板を見て、四隅にある黒点がはっきり見えれば、写真が何とか写る距離としてみよう。1mのバーの中ほどまでは、黒い点が見える。1mの先は、白い板も見え隠れ状態になる。この透視度測定器で、1m前後、が透視度で、撮影可能は、その三分の一として、30cmぐらいまでがシャープに写り、50cmでは写真にならない。これは予想していた通りで、これがお台場の標準だろう。これより良く見えれば透視度が良い日だし、これより悪い日は、透視度が悪い時、と考えて良いだろう。 まみの教えてくれたのと同じだろう、イシガニがいた。岩の下に隠れたが、逃げないので、TG4とマスクマウントで撮影できた。まみが言うには、イシガニではなくてタイワンガザミだろうと、そういえば横幅が大きいから、タイワンガザミかもしれない。
杭の辺りで、弱って死にそうな,まだ死んでいないクロダイが居た。杭の下に小さいイシガニもいたが、メバルを見つけることができかった。メバルが居るだろうと探したところには、ドロメの稚魚が群れていた。
ここ、お台場では、今回はGoPro2だったが、次回からはやはりタイムスタンプが表示される、SJ4000にしよう。お台場に関しては、SJも相性が良いのだ。