2007年。11月にカメラのテスト調整(チューニング)をやって、その結果がエキスブログに載せてある。このようなテスト、ブログに載せる、をたびたびやっていないと、何が何だか分からなくなってしまう。
テストした機材は、新しく買った、DX-1G そして、これも、新しく買ったキャノンの一眼レフ、キャノンイオスデジタルXと、そのハウジング、ハウジングはフィッシュアイ製で、とにかく一眼レフのハうジングとしてはコンパクト、最小だった。カメラは、キャノンの一眼では一番安い型で、液晶は、シャッターを切ったその瞬間だけ何秒か現れる。構図そのたは、一眼レフのファインダーで見て決める。レンズは18mm-35mmのショートズームで、それほど、ワイドではない。ワイドではない代わりに、ドームを使っていない。動画のソニーのカメラは、ドームを使っているが、ドームはすぐに傷付けてしまう。磨くのが大変だった。ドームを使うようなワイドは、DX-1Gでいい。キャノンは、魚、生き物を丁寧に撮るカメラと位置付けた。この新しい2台と、それまで使っていたsea&seaのワイドカメラ、DX-8000 を加え、3台を辰巳、と海でテストした。人工光は、当時はストロボである。
結果としてショックだったのは、画角の広さも、画質も、DX-1Gとこれまで使っていたDX-8000とあんまり変わらない。むしろ8000の方が良いくらいだ。画質が良いとかわるいとかは、発表されたカメラのデータなどは関わりなく、撮影してPCに取り込んで、色とか、拡大した時のシャープネスを比べる。
※2017年、5月20日、つまり今日だが、もしかしたら、DX-1Gよりも8000の方が使いやすいのでは、ならば、現役復帰もある。1G よりも一回り小さく、液晶もスモークなど入っていないから見やすいのだ。キープしていたはずの8000のカメラがない。あるのは5000だ。なぜないかわからない。仕方がないので、5000を使って見るか、ところで、バッテリーが一個しかない。とにかく、OBカメラとしてキープしておこう。
このイオスキャノンはハウジングが小さく、レスポンスが良い。画角が狭いと言っても画角が広ければ良いというものでもない。広角については1G か8000を使えば良いのだ。
キャノンの困ったところは、オートフォーカスが光量が足りないと、動かないのだ。今のように光量の大きいライトがあれば良いのだが、その頃には手軽には無い。
2007年の結論として、いろいろあるけれど、とにかく、キャノンイオスと1Gを使っていく他ない。 1Gの方は丈夫で、水没などしないのだが、キャノンの方は困ったことに2回水没させている。水密機構が脆弱なのだ。1回目の水没は羽田で撮影している時だった。カメラをハウジングから出して、長い球で飛行機をとり、船の上で、蓋をした。それで水没。幸いデジタルXは安いカメラで、ヤフーオークションで1万5千円程度で買えた。次の水没が、2014年、5月、西川名だった。エントリーの流れが早いので、まず飛び込んで、カメラを渡してもらう、という作業ができにくい。カメラを持って飛び込んでしまう。その時は、何ともないのだが、上がる時になって、見て見ると水滴がファインダーについている。水密機構がショックに弱いのだ。また、内機をオークションで買ったが、現役から退かせることにした。2012年以来GoProをつかうようになり、キャノンの上にGoProを載せて、ワイドで動画をとり、スチルはキャノンの18mmでというのは、かなり気に入っていたのだが、その後はOBにして、2014年5月 オリンパスTG2を買った。すでのTG3の時代だったが、オークションで安かったのでTG2にした。そのころの僕の撮影は、JAUSの人工魚礁研究グループの撮影で、ウエアラブルカメラだけで済んでいたので、TG2は、お台場での使用が主になり、用が足りていた。それでも、耐圧が15mでは厳しいので、オリンパス用のカプセルを買おうとしていた。その時、耐圧30mのニコンがでて、72015年3月 ニコンを買う。
そして、お台場、水深3m以下で、2015年6月、TG2が水没する。これも、電池ブタの閉め方が緩かったのだ、ダブルロックにはなっているけれど、操作性が悪く作動が固い、あわてている時などロックがかかっていないという短所がある。3月にニコンを買わないでカプセルを買っておけば、この水没は無かったのだが。
そして、2016年9月にオリンパスTG-4を買う、その時もカプセルは買っていない。
オリンパスのカプセルを買わなかったことには、若干の思いがある。カプセルに逃げるのは、カメラメーカーとして王道ではない。どこまでもカメラ単体でニコンが30mならば、オリンパスは50m、という志を持ってもらいたい。
しかし、この項を見てもらっても、水中撮影というのは、ある意味水没との戦いで、不運にも水没してしまうことが多い。水没しても、内機が水中カメラであるから大丈夫とするのが、ユーザーのためになるという思想も正しい。
この時にテスト、チューニングをして、TG4はともかく、DX-1Gの内機のsea&seaと、ニコンと比べて、ニコンの方が良い。DX-1G は、ウエアラブルカメラと良い勝負だった。
そして、2017年2月 福島第一原子力発電所の潜水調査撮影があった。
続く
テストした機材は、新しく買った、DX-1G そして、これも、新しく買ったキャノンの一眼レフ、キャノンイオスデジタルXと、そのハウジング、ハウジングはフィッシュアイ製で、とにかく一眼レフのハうジングとしてはコンパクト、最小だった。カメラは、キャノンの一眼では一番安い型で、液晶は、シャッターを切ったその瞬間だけ何秒か現れる。構図そのたは、一眼レフのファインダーで見て決める。レンズは18mm-35mmのショートズームで、それほど、ワイドではない。ワイドではない代わりに、ドームを使っていない。動画のソニーのカメラは、ドームを使っているが、ドームはすぐに傷付けてしまう。磨くのが大変だった。ドームを使うようなワイドは、DX-1Gでいい。キャノンは、魚、生き物を丁寧に撮るカメラと位置付けた。この新しい2台と、それまで使っていたsea&seaのワイドカメラ、DX-8000 を加え、3台を辰巳、と海でテストした。人工光は、当時はストロボである。
結果としてショックだったのは、画角の広さも、画質も、DX-1Gとこれまで使っていたDX-8000とあんまり変わらない。むしろ8000の方が良いくらいだ。画質が良いとかわるいとかは、発表されたカメラのデータなどは関わりなく、撮影してPCに取り込んで、色とか、拡大した時のシャープネスを比べる。
※2017年、5月20日、つまり今日だが、もしかしたら、DX-1Gよりも8000の方が使いやすいのでは、ならば、現役復帰もある。1G よりも一回り小さく、液晶もスモークなど入っていないから見やすいのだ。キープしていたはずの8000のカメラがない。あるのは5000だ。なぜないかわからない。仕方がないので、5000を使って見るか、ところで、バッテリーが一個しかない。とにかく、OBカメラとしてキープしておこう。
このイオスキャノンはハウジングが小さく、レスポンスが良い。画角が狭いと言っても画角が広ければ良いというものでもない。広角については1G か8000を使えば良いのだ。
キャノンの困ったところは、オートフォーカスが光量が足りないと、動かないのだ。今のように光量の大きいライトがあれば良いのだが、その頃には手軽には無い。
2007年の結論として、いろいろあるけれど、とにかく、キャノンイオスと1Gを使っていく他ない。 1Gの方は丈夫で、水没などしないのだが、キャノンの方は困ったことに2回水没させている。水密機構が脆弱なのだ。1回目の水没は羽田で撮影している時だった。カメラをハウジングから出して、長い球で飛行機をとり、船の上で、蓋をした。それで水没。幸いデジタルXは安いカメラで、ヤフーオークションで1万5千円程度で買えた。次の水没が、2014年、5月、西川名だった。エントリーの流れが早いので、まず飛び込んで、カメラを渡してもらう、という作業ができにくい。カメラを持って飛び込んでしまう。その時は、何ともないのだが、上がる時になって、見て見ると水滴がファインダーについている。水密機構がショックに弱いのだ。また、内機をオークションで買ったが、現役から退かせることにした。2012年以来GoProをつかうようになり、キャノンの上にGoProを載せて、ワイドで動画をとり、スチルはキャノンの18mmでというのは、かなり気に入っていたのだが、その後はOBにして、2014年5月 オリンパスTG2を買った。すでのTG3の時代だったが、オークションで安かったのでTG2にした。そのころの僕の撮影は、JAUSの人工魚礁研究グループの撮影で、ウエアラブルカメラだけで済んでいたので、TG2は、お台場での使用が主になり、用が足りていた。それでも、耐圧が15mでは厳しいので、オリンパス用のカプセルを買おうとしていた。その時、耐圧30mのニコンがでて、72015年3月 ニコンを買う。
そして、お台場、水深3m以下で、2015年6月、TG2が水没する。これも、電池ブタの閉め方が緩かったのだ、ダブルロックにはなっているけれど、操作性が悪く作動が固い、あわてている時などロックがかかっていないという短所がある。3月にニコンを買わないでカプセルを買っておけば、この水没は無かったのだが。
そして、2016年9月にオリンパスTG-4を買う、その時もカプセルは買っていない。
オリンパスのカプセルを買わなかったことには、若干の思いがある。カプセルに逃げるのは、カメラメーカーとして王道ではない。どこまでもカメラ単体でニコンが30mならば、オリンパスは50m、という志を持ってもらいたい。
しかし、この項を見てもらっても、水中撮影というのは、ある意味水没との戦いで、不運にも水没してしまうことが多い。水没しても、内機が水中カメラであるから大丈夫とするのが、ユーザーのためになるという思想も正しい。
この時にテスト、チューニングをして、TG4はともかく、DX-1Gの内機のsea&seaと、ニコンと比べて、ニコンの方が良い。DX-1G は、ウエアラブルカメラと良い勝負だった。
そして、2017年2月 福島第一原子力発電所の潜水調査撮影があった。
続く