これで、3日、福島で撮影した動画の整理をしている。テレビ局が編集の都合なんだろう大容量に重くしてしまっているので、それを元に戻す作業なのだが、わからないので試行錯誤を繰り返したこともあり、ようやくあとすこしにこぎつけた。その作業で、久保さん、山本さん、須賀、がヘッドマウントのウエアラブルカメラ、中川のメインかめら、全部の映像を通して見ることになった。 このような経験ははじめてのことだ。なにか特別の目的のある潜水でないと、このような撮影はしないし、また、映像の書き直しが無ければ、編集した要部だけを見て、全部を見通すようなことは無い。それぞれの頭に着いたカメラのすべてを見るなどということは、かなり大きなモーションをかけないと見通せない。 1本の潜降索によって、水深35mまで潜り作業するお互いの潜水が確認できた。自分について言えば体調も悪く、年齢も年齢だから、情けなくなる姿だが、それは別として、ダイビングはチームプレーであり、計画通り動くフォーメーションが重要であることが良くわかる。 一般レクリエーショナルダイビングでは、安全管理が要になる。各チームということは各ショップであり、各ダイビングサービスだが、年に一度ぐらいは、このような試みをやって、その場、そのチームのフォーメーションを確認しておくと良い。 一般のダイビングでは、おそらく無理だろう、だから危ないのだが、ダイビングは安全だから、多少のことでは事故にはならない。でも、もしもは常にある。学生のダイビングクラブなどは、やればできるし、面白さをそこに求めることもできる。ぜひやるように薦めよう。
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