マリンダイビングフェアも終わった。 7日に速攻で素通りにように見て、そして9日は、東大の小久保と待ち合わせた。 8日には、JCUEが、安全についての興味深い講演イベントがあり、自分がこれから今年展開しようとしている活動とも関連が深いので、行こうか迷ったが、パスした。 入り口からエントランスの写真展、昔は舘石旦那のスペースだったが、今は、一般の人の応募展だ。たくさんの人が高価なカメラを買って、一生懸命写真を撮って応募している。みんな僕より上手なことはまちがいないだろうと見る。僕より下手な人もいる。ビーチ写真の部という展示の終わりあたりまでくると、人もまばらになるので、じっくり見られる。きれいな写真が多い。僕がこんな写真を撮れば、一生大事にしているだろうなあというような写真だから、それぞれの人には大事で、撮った時のストーリーがあるのだろう。 カメラメーカーのコーナー、オリンパスのコーナーでは、講演をしている。昨年は あやの だったろうか?ことしは、むらいさち君で、熱演している。 フィッシュアイのコーナーは、大村さんの姿は見えないし、池田さんはお客の相手でいそがしそうだったので、通り過ぎて、イノンの井上さんが居たので、挨拶、お話を聞く。たぶん、次のライトはイノンの小さくて3200ルーメンのものを買うつもりでいる。しかし、現在、イノンが2台とフィッシュアイのFIXが1台で間に合っている。イノンは、ソニーのウエアラブルカメラの光学的なアクセサリーが先進的だ。世はウエアラブルカメラの時代。これもほしい。 お向かいのsea&seaには、知っている人がいない。なんだ、機材を見ているのではなくて、人をみているのか? 機材は同じようなものだ。 となりにアクアパッツァの山本さんが居て、昔から無駄話をしているが、ぐんぐん成長している。応援しているのだが、今まで、1台も買ったことがない。シグマのAPSGというカメラ、良いと思っている。30万だという。もし今度カメラを買うようなことがあれば、と思うが、残念だけれど、僕の残り少ない余生では、買うチャンスもないだろう。タオルの入った袋をおみやげにくれた。 携帯を水中に入れるビニール袋、韓国製、とても良いと思った。そのうちに買うかもしれない。辰巳で使える。 その向かいで、sea&seaにいた頃、僕の担当をしてくれていた岩間君が、今はBCを扱っている。とても魅力的なBCだけど、BCを買う予定がない。 PADIヴィレッジ、ダイビングショップの呼び込みコーナーだ。ビジネス的にはこれで良いのだろうが、考えさせられる。PADIは、ダイビングギヤープレゼンコーナーで、フルフェースマスクのプレゼンをしていた。これも考えさせられた。 ダイビングギヤーゾーンでは、TUSAとキヌガワだけ、なるほど。 TUSAのコーナーで新しいフィンを展示している。これだけを重点的に展示している。潮音がいるかと思ったら、居なかったけど、せっかくだから履いてみた。ここで履いても何もわからない。全部バラバラになるから持ち運びには便利だ。これで、同じように泳げるならば、持ち運びの良い方がいい。スピードレースをやるのでなければ、多少のバタつきがあってもなれるだろう。良いと思う。 出展の居ない隙間で、日本の歴史的な潜水機を飾ったショーケースがあり、だれも見ていない。見てみたら、一番古いところに東亞潜水機製ダブルホースのレギュレーターがかざってあった。「伝説のダイバー須賀次郎氏設計、製作」とは書いてなかった。もう一度、レプリカにして呼吸できるようにして、体験大会をやろうかな、と、少し本気に考えた。 ダイビングリゾートの部分、沖縄ゾーン、いまはもう知った人がいない。小笠原の海神丸の倅がいたので、お父さんによろしく、そんなものだ。 マリンダイビングのお休みどころ、山の端清ちゃんのところで、東大探検部監督、東大教授の小久保と待ち合わせたので、顔を出し、写真を撮られた。ゴッド姉ちゃんともお話しした。東大探検部に昔、石飛という変わった女の子がいて、マリンダイビングに就職した、僕は、二ヶ月しか持たないかと思っていたのだが、2年持ったそうだ。おもしろい子だったので、今もいればと思う。今は著述業をしているらしい。まだ名前は聞かない。そんな話を、小久保と山の端さん、三人でした。 3階の海外の部分でももうだれも知らない。インドネシアのキン肉マンさんだけだ。ヤップ島の安田姉さんに毎年あえるので、今年もと思ったが、ヤップはでていなかった。元気だと良いけれど。 小久保と昼食してから、また戻った。小久保と僕の共通の親しい友人であるフィッシュアイの大村さんに会って3人で話したかったのだが不在。 古見君にであった。以前、小久保は古見君の撮影でパラオに行き、JALの機内誌の原稿をかいたのだという。最近、古見君はトラックの沈船を撮っているので、その話。65mの追風に潜る話をした。古見君は、空気で潜ってナイトロックスで減圧しているという。それが正解だと思う。三人でチュークで潜れるようなことがあれば、良いね、と話した。どこかの機内誌の話、ないかな。 僕のトラックのライブラリーなどを見てもらって、今の古見君の活動と、昔の吉村(今はもういないのだが)の沈船探索、探検の時代を結ぶことが出来たらいいな、と頭をかすめた。 ステージ・セミナープログラムも多数、プロデューサーはがんばっている。 高齢者ダイバー「何歳になってもダイビングを楽しめる秘訣」、幸せな人たちだ。「ダイビングを安全に楽しむ秘訣」JCUEだと思ったら、提供はCカード協議会だった。行かなくて正解か? 岡本美鈴の講演は、スキンダイビングのある生活、「SSIが世界中で急増している秘訣」先年、SSIは、PADIヴィレッジに隣接して、講習の安売りをやっていた。 プログラムを見れば、業界のトレンドが見え、それと自分との距離が見える。価値のあるプログラムだ。
↧