2月4日、伊豆、八幡野で大西君がやっているロゲイニングを見に行った。 昔、1970年代に流行った、UWN競技、ナビゲーション競技、流行らせようとして鐘と太鼓で囃子たてて、かなり成功したのだが、今はほぼ、消えてしまっている。関西の山本進さんに聞いたところでは、関西ではまだ、一年に一度、大会をやっているとのことだが未確認. そのUWN と同じようなものか、と聞いたが、よくわからない。とにかく、実際を見に行くしかない。 実際の海に潜るトレーニングが不足している。2月中旬には福島に行く計画がある。そのトレーニングも兼ねてと、考えていたら、山本さんも行こうと言ってくれた。 前述のUWNとは? 僕が何かを説明しようとすると、昔の話からはじまってしまう。言いたいことに到着するのに手間がかかる。でも、今度のロゲイニングを考えるとき、このアンダーウオーターナビゲーションを説明しておくことが大事で、それは僕だけしかできない。ならば、手数はかかってもここから説明をはじめよう。
コースの設定は、ポストの位置から垂直にブイを浮かべて、水面上で三
ADSの望月さん(故人)の主催で、モトスコなどで定期的に大会が開かれ、1980年代の中頃までは続いた。また最初に述べたように、まだ行事が持続している地域もあるが、全国レベルで盛んな状態を作り出すことができず、事実上このゲームが終焉したのは、1980年代、PADI、NAUIを中心とする米国系の指導団体が業界の主流になり、全日本潜水連盟、ADS など、熱心だった団体の力がなくなり、バトンとして次の時代に受け継がせることができなかった。勝ち負けにこだわるハードなスポーツとなったことも、時代に合わなかった。ちなみに僕はこの競技はぜんぜんだめだった。もう少し練習しておけば、無意識にでも、まっすぐ泳げて、水中での位置感覚が良くなったかもしれないのだが。 ロゲイニングとは、どんなものだ、失速したナビゲーション競技の再来、復活か? そんな思いを持って、2月4日、八幡野で行われた第二回、水中ロゲイニング大会を一緒に泳いで見ることにした。 2月4日のロゲイニングについては、2月5日のブログに書いている。よみなおしてみたら、良く書けているので見てください。 http://jsuga.exblog.jp/26609640/ さて、UW ナビゲーションは、陸上のオリエンテーリングに触発、倣って行われた。水中ロゲイニングも陸上のロゲイニングに倣って、考えられた。 伊豆半島はジオパークである。ジオパークとは大地の公園を意味していて、大地のすべてを学ぶ自然の公園でユネスコも世界ジオパークを認定している。日本のジオパークは43地域ある。 大西君はなにかそのジオパークのガイドの講習をうけて、そのガイドの資格をもっている。 伊豆半島ジオパークロゲイニング大会が毎年開催される。らしい。 ロゲイニングとは、一言で言えば、目的を持って歩き回ることだ。肝心なことだから、もう少し詳しく、パンフレットから引用しよう。 「ロゲイニング(rogainin)とは地図に記載されたポイントを探し出すオリエンテーリングと宝探しゲームを組み合わせたようなアウトドアスポーツです。どのポイントをどういう順番で回るかは各チームで決め、制限時間内でできるだけ高得点を取るのが目標です。走力だけではなく、チームワーク読図力そして作戦もロゲイニングの大事な要素です。」 伊豆半島のロゲイニングはでは6時間コースと3時間コースが設定されている。各ポイントでは、定められたアングル構図、参加者のポーズで写真が撮影されるこれが証拠となる。 さて、水中ロゲイニングであるが、渡された地図(水中地図)の位置に黄色い番号タイルが置かれていて、これを撮影する。二人以上のチームで必ず一緒に行動する。二手に分かれるなどしたら失格。
競技エリアは、そのダイビングサービスの通常のビーチエリアとする。※この競技は各地ダイビングサービスの区域内でおこなわれるものとしている。 エア切れのメンバーがでたら失格、ロストも失格、水面移動を長距離行っても失格、残圧50以下のメンバーがいたら100減点、制限時間は70分で、1分オーバーごとに30点減点。 競技時間は8;30ー13;00で好きな時間に勝手にスタートする。UWNのように、時間を決めてのスタートではない。