special rescue team
SRT と言う言葉をよく聞く
特殊救難隊 成山堂書店
海猿で有名になり、特殊救難隊というと「ああ、海猿ですね」という言葉が返ってくる。この本の特色は、海猿という字が見あたらないことだろう。
すなわち、特殊救難隊の人たち、関係者が作った本である。
機材のこと、どんなトレーニングをしているか、その一通りのことは想像できるが、具体的なマニュアル、計画書は出てこない。
何が?特急隊のメンバーが何をどんな風に考えているか、どんな思考回路で行動するかが、様々な視点から書かれている。ダイビングとはメンタルなもの、メンタルが最優先と考えれば、読む価値が高い。
安全という視点から、一般レジャーダイバーの、おバカ集でもないし、冒険談義でもない。彼らは殉職ゼロを目指していて、その上で任務を成し遂げなくてはならない。安全!と突撃とのバランス感覚が苦労の種なのだろうとよくわかる。それがダイビングの本質的な部分なのだが。
フルフェイスマスクのテストもしてもらった。特救隊の装備にはフルフェイスマスクは無い?。油のなかとか汚染水もあるから、使った方が良いと思って勧めたのだけど。
日光の湯の湖での氷の下の訓練を取材して、一緒に氷の下に入ったこともあるし、「なだしお」と富士丸の衝突事故では、特急隊の隙を見て潜って撮影しなければならない経験もしたので、気持ちの上で、わりあい張り合っていたこともあるし、親しい友人もいたりする。
「一緒に潜った特急隊」というタイトルで書こうかと思ったが、いずれということにする。前に書いたことがあったような気もする。
SRT と言う言葉をよく聞く
特殊救難隊 成山堂書店
海猿で有名になり、特殊救難隊というと「ああ、海猿ですね」という言葉が返ってくる。この本の特色は、海猿という字が見あたらないことだろう。
すなわち、特殊救難隊の人たち、関係者が作った本である。
機材のこと、どんなトレーニングをしているか、その一通りのことは想像できるが、具体的なマニュアル、計画書は出てこない。
何が?特急隊のメンバーが何をどんな風に考えているか、どんな思考回路で行動するかが、様々な視点から書かれている。ダイビングとはメンタルなもの、メンタルが最優先と考えれば、読む価値が高い。
安全という視点から、一般レジャーダイバーの、おバカ集でもないし、冒険談義でもない。彼らは殉職ゼロを目指していて、その上で任務を成し遂げなくてはならない。安全!と突撃とのバランス感覚が苦労の種なのだろうとよくわかる。それがダイビングの本質的な部分なのだが。
フルフェイスマスクのテストもしてもらった。特救隊の装備にはフルフェイスマスクは無い?。油のなかとか汚染水もあるから、使った方が良いと思って勧めたのだけど。
日光の湯の湖での氷の下の訓練を取材して、一緒に氷の下に入ったこともあるし、「なだしお」と富士丸の衝突事故では、特急隊の隙を見て潜って撮影しなければならない経験もしたので、気持ちの上で、わりあい張り合っていたこともあるし、親しい友人もいたりする。
「一緒に潜った特急隊」というタイトルで書こうかと思ったが、いずれということにする。前に書いたことがあったような気もする。