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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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1214  シンポジウム報告 1

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18日のシンポジウム、申込みを集計してもらったら、61名、ちょっと少ないから80名にしよう。でも考えた。来られた方、みなさんとお話しようとしたら、60でも多すぎる。それぞれ、大事な方ばかりだ。どうしよう。中でも自分として、こちらから、じっくりお話を聞いてもらいたい人、相談したい方が10名はいる。 僕と話をしたい方、相談したい方も、いるだろう。 多分80名以上になるだろう。楽水会館の定員が93だったはずだ。  60名、いや40名の人と、ダイビングの話ができたらとても嬉しい。でも、この一年にシンポジウムに向けて費やした時間を考えると、もっと、たくさんの方に見てもらいたい、来てもらいたかったりもする。 しかし、費やした時間と言っても、ダイビングに費やしたのならば、自分のため、自分の勉強になっている。ここまで来て、自分の間違っていたところがわかったりする。身動きする、調べてみると、間違っていたことがわかる。81歳で勉強しているって、偉いのかもしれないと、ふと思ったりする。人に見てもらうということは、ともかくとして、自分が学んでいる、講演する人、準備する仲間と一緒になって勉強している。それに見に来てくれる方が参加している。 
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           大串式 マスク
 フルフェイスマスクの元祖、デマンドバルブの元祖である、大串式を展示して、そこから、マスクを並べて来たら、意図しないうちに、フルフェイスマスクの始めから今までの展示になりそうになった。過去から現在、そして今後の近未来に連続する。もっと、意図すれば良かったか?最初は、今、見られない状態になっている船の科学館の展示が、本来の展示よりも、目近に見られれば、そんなことから計画がスタートした。 レジャーのダイバーにフルフェイスマスクはなじまないけれど、プロのダイビングはフルフェイスマスクが、中心なのだ。手にとって見ておくくらいのことは、ダイバーとして、やつておいたほうが良い。と現今の主力機種であるマンテイスフルフェースマスクも並べることにした。  プロのダイバーにとっては、大串式を触れるのは、休日のひとときとしては、悪くないだろう。 講演は良いから、展示だけみに行こうと言う方もどうぞ来てください。今からでも間に合います。
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                復刻しようとしている旭式

 展示についての、講演というか説明だけど。もう一度、日本のライトウエイトマスク、軽便式を考えて見ることも提案している。旭式、金王式が無くなってしまうことは、それを道具として使っている漁師にとっては、困ることだ。復刻して生産しようとしている沖縄の杉浦氏が、このマスクを使って仕事をしているモズク養殖の映像を見せながら話してくれる。 最初は軽く考えていたのだが、計画を進め、展示が実現していく間近になって、これは大きな問題なのだと実感してきている。

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