11月27日 お台場 シンポジウムユムのレジュメ原稿に取り掛かっていて、ブログを書いている時間がない。ところで今日、11月のお台場潜水に行った。ブログを潜水ログとしても書いているので、これは、後送りができない。25日 下痢をした。それほどひどくは無いのだが、2食ほど抜いた。食べ初めもパンを一個。体力が激減する。それほど具合は悪くないのだが、布団から起き上がる気力がない。しかし、お台場は休むわけにはいかない。27日、今日だが、朝5時に目覚めたが、起きるのが難儀だ。 毎度、具合が悪くても海で潜れば治る。と思って、立ち上がる。 鈴木敏久くんが、何時もお台場の手伝いをしてくれるので、僕は準備、道具の車への積み込みに余り身体を動かさなくてすんでいる。間の悪いことに、鈴木くんがお休だ。 なんとか積み込んだ。忘れ物がないか、リストでチェックした。 雨が降ったら辛いと思っていたのだが、なんとか曇りで持ちこたえている。 ゴムボートを使って見張りをするように、海保の許可申請にとどけてある。そのゴムボートの底板、とオールがない。たしかにチェックリストでゴムボートは積んだ。ゴムボートのバックは積んだのだが、底板とオールは別の場所に置いてある。 幸にお台場から事務所は20分で着くので、往復で40分、別に急ぐことはないので、取りに戻る。 今日のメンバーは尾島さん夫妻、海洋大学の依田くん、東邦大学の多留先生、科学未来館の三ツ橋と僕だ。 尾島さんがゴムボートで海洋観測をする。表面水温が15℃、底が18℃で、そこのほうがこの時期は温かい。 ドライスーツを着るのがすでに辛い。三ツ橋(女性)と一緒に潜ることにした。一人ではやばい。タンクを背負って波打ち際まで行くのが大変だ。フィンを履くと、そのまま膝を突いて膝立ちで水に入り、腹ばいになって這ってエントリーする。この波打ち際だ、毎度、左足のふくらはぎを痛めている。なんとか普通に歩けるようになっているのだが、昨日ちょっと痛かった。高齢が足の筋肉に来ているのだろう。なんとか水に身体を浮かせてしまえば、楽になる。 なにかに書いてあった。ダイビングは身体が浮くので楽だと思っている人が多いが、実は、かなりの負荷がかかっているので、高齢者は注意するようにとか。そんなのは、机の上の想像だ。タンクプラスウエイト、合計25キロを背負って歩き、エントリーする方が大変だ。別の何かに書いてあった。エントリーとエクジットが脈拍が高くなると。これが正しい。身体を浮かせてしまえば楽になる。 透視度は良い。2m-3m見える。GoProはマスクにつけて、手持ちをTG4にする。TG4 は、要部、ここというときに動画を回す。時々スチルのシャッターも押す。 水は見えるが、魚は見えない。人間、ダイバーは生き物を選択的に見て、生き物の居ないところを撮っていない。生き物だけを撮れば、嫌でも生き物で賑やかになる。居ないところも撮って置かなくては、居なかったことが記録に残らない。 岩の下を覗きながら行くが、小さいアカオビシマハゼが1尾だけ。スジハゼがちらっと見えて、すぐに穴の中に入った。スジハゼ スジハゼがどこに居るかわかる人は居るだろうか。
杭の列まで来た。水がきれいなので、杭の配列を撮る。往復で両側を撮る。これは後で使える。がなにもいない。ボラが1尾通り過ぎた。 一度、立ち上がって、三ツ橋と戻る打ち合わせをする。ランドマークは大きな榎の木のところだ。立ち上がってハット気がつく。右足のフィンが脱げている。 エントリーするときにフィンを履くのが大変なので、サンダルを引っ掛けたように履いている。それが脱げた。右足のフィンが無いと、身体の位置が保てない。転げたので、砂を巻き上げてしまった。三ツ橋に探してもらい、履かせてもらう。情けないことになっている。自分で履いたり脱いだりすることは諦めて、バディにやってもらうほうが安全だろう。しかし、情けないけれど、これが歳というものだ。 親指の爪ほどの多分ケフサイソガニだろう、動いた。近くの生きている牡蠣を開いて、カニが寄ってくるのをまった。何時もはすぐに集まってきて、カニの山になる。全然集まらない。先に見た小さいやつがちょっと姿を見せるがでてこない。急に水温が低くなったのだろうか。 戻って来てエクジットするのだが、無理に立ち上がって、またふくらはぎを痛めても困る。タンクは脱いで、砂の上に置いた。それでもウエイトが10キロあるので、頑張らないと立ち上がり歩けない。、三ツ橋は、タフで、スタスタと歩き、戻ってきて、僕のタンクもあげてくれる。 8リットルのタンクが50になっていたし、タンクを取り替えて潜るほどの目標がない。今日の潜水は一回にした。 それでも、潜る前の朝よりも遥かに元気になって、戻ってきた。 このところ訳があって、筋トレをしていない。筋トレと言っても、タンクを背負ってスクアットをする。エントリーエキジットのための訓練なのだが、やっていない。また再開しないと、波打ち際で立ち上がれない。
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