撮影機材のセクションに入ると、まず、オリンパスのブースが大きい。TGは、良いカメラで、これだけで水中撮影はなんとかなる。地球の海 展示ではコンデジのセクションもあったような気がする。そういえば、この大型展示をもう少し丁寧に見ればよかったと反省している。しかし、なにかカメラのグレードで作品の価値がきめられてしまうのか、と思う気持ちもある。第一日目は、素通りしてしまった。三日目にようやく、入選というところだけみた。むしろ、そこまで到達しないレベルの写真ももっと丁寧にみるべきだった。 オリンパスTGは、よいカメラだけれど、裸のままでは水没が多い。プロテクターを売りたいためにあえて、水密機構で手抜きをしているのか?僕のTG-2は、水没した。一度開けた蓋を閉めるときに不注意だった。そして、ニコンのTW130に変えた。こちらの方が水密機構としては、信頼出来そうだ。裏蓋(横の位置にある電池とカードのための蓋だ。)をきっちりしめていれば、まず大丈夫のように見える。しかし、裏蓋の閉め忘れ 警告が出ない。そして、友達の一人は、裏蓋を閉め忘れて水没させたが、修理できたらしい。蓋の閉め忘れ警告が出ないところが、このカメラの欠点だ。 そのニコンのブースがここに無いことが寂しい。ニコンと言えばニコノスで水中撮影機材の中心だったのに。オリンパスにとって代わられてしまっている。 次にハウジングだが、僕とハウジングのグラフィティをここで書こうと思ったが、随分の長編になる。イコール自分の写真史にもなってしまう。それに、使う写真も集めなければ、書けない。これは別にしよう。僕の体験した最初かあ、撮影機材でグラフィティを書くというのも、悪くない。ここではダイビングフェア展示のハウジングについてだけ書こう。 ハウジングメーカーは、フィッシュアイ、SEA&SEA イノン、アクアパッツアが出展している。ちょっと見では、あまり変わり映えがないので、じっくり、説明を聞いて見ることをしなかったことを、これも少し反省している。アクアパッツアだけが話し込んだ。ようやく、他のメーカーに並べるグレードのハウジングができていた。 アクアパッツア
フィッシュアイもSEA&SEA もイノンも、各メーカーとも10-20万の中級機と20-30万のフラッグシップ型を出している。 大きいフラッグシップ型は、残念ながら使ったことがない。ハウジングが25万から40万、カメラとハウジングは同じ程度の価格となっているのが普通であるから、50万から70万の買い物になる。僕の現在の撮影では、50万から70万の投資をする価値がない。
フィッシュアイ
イノン
残念ながら、この手の、このハイグレードのハウジングを使い込んだ経験がない。その前の世代のハウジングまでは、チューニングをして使った経験がある。フィッシュアイのハウジングでキャノンの一眼レフが入っていて、小型軽量の一眼レフハウジングで、小型軽量ということで買った。2回水没させた。2回とも、ヤフーオークションで、安いのを見つけて使っている。レンズが18mmからのズームなので、サイズが中途半端で、気に入った写真が撮れていない。 自分としては、そろそろ、70万クラスのカメラで撮影をしてみたいなあ、とは思う。ダイビング現場に行くと、何台もの大型高価カメラが、水に漬けてあるのをみる。こういうカメラを持つダイバーが、地球の海コンテストに作品を出したりするのだろう。 もうひとつ、気づいたのは、ビデオカメラのハウジングが表舞台にならんでいないことがある。一つのカメラで、動画も静止画もとることが一般的になったので、動画専門のカメラというのがレアになった。 SEA&SEA
フィッシュアイ、 SEA&SEA イノン、を比べてみると、 SEA&SEA が人の集まりが少ない。ダイビングフェスティバル時代に大きな贅沢なブースを作って、勢いがあったのに。ストロボメーカーに買収されたので、なのかもしれないが、ライトで出遅れている。イノンはライトも主力製品だし、フィッシュアイはライトの話をジェイキューで講演した。それにRGブルーというライトも評判が良い。ライトの選択肢のなかにSEA&SEAは入っていない。ネットを調べてみたら、ライトのラインアップがない。人工光は、ライトの時代が来ているのに、イノンに抜かれてしまう。イノンの井上君は、僕と親しく話してくれる。去年亡くなってしまったスガマリンメカニックの米田と日大の同級だったとかきいている。必ず社長自ら展示ブースに来て、説明をしている。話に行こうかと横目で見たが、買うものも無いし、お客がたまっていたので、今年は話をしないで過ぎた。フィッシュアイの大村君は学連のダイビングクラブ出身だし、僕もよく買っている。 SEA&SEAも昔から積算すれば、一番たくさん買っているし、埼玉の工場にもよく行った。ただ、マネージャーと仲良くなると、別の会社に移ってしまう。現在は知っている人が皆無だ。そんなことはどうでもよいようなことだけれど、ストロボメーカーに買収された結果なのだろうか。
フィッシュアイもSEA&SEA もイノンも、各メーカーとも10-20万の中級機と20-30万のフラッグシップ型を出している。 大きいフラッグシップ型は、残念ながら使ったことがない。ハウジングが25万から40万、カメラとハウジングは同じ程度の価格となっているのが普通であるから、50万から70万の買い物になる。僕の現在の撮影では、50万から70万の投資をする価値がない。
残念ながら、この手の、このハイグレードのハウジングを使い込んだ経験がない。その前の世代のハウジングまでは、チューニングをして使った経験がある。フィッシュアイのハウジングでキャノンの一眼レフが入っていて、小型軽量の一眼レフハウジングで、小型軽量ということで買った。2回水没させた。2回とも、ヤフーオークションで、安いのを見つけて使っている。レンズが18mmからのズームなので、サイズが中途半端で、気に入った写真が撮れていない。 自分としては、そろそろ、70万クラスのカメラで撮影をしてみたいなあ、とは思う。ダイビング現場に行くと、何台もの大型高価カメラが、水に漬けてあるのをみる。こういうカメラを持つダイバーが、地球の海コンテストに作品を出したりするのだろう。 もうひとつ、気づいたのは、ビデオカメラのハウジングが表舞台にならんでいないことがある。一つのカメラで、動画も静止画もとることが一般的になったので、動画専門のカメラというのがレアになった。
フィッシュアイ、 SEA&SEA イノン、を比べてみると、 SEA&SEA が人の集まりが少ない。ダイビングフェスティバル時代に大きな贅沢なブースを作って、勢いがあったのに。ストロボメーカーに買収されたので、なのかもしれないが、ライトで出遅れている。イノンはライトも主力製品だし、フィッシュアイはライトの話をジェイキューで講演した。それにRGブルーというライトも評判が良い。ライトの選択肢のなかにSEA&SEAは入っていない。ネットを調べてみたら、ライトのラインアップがない。人工光は、ライトの時代が来ているのに、イノンに抜かれてしまう。イノンの井上君は、僕と親しく話してくれる。去年亡くなってしまったスガマリンメカニックの米田と日大の同級だったとかきいている。必ず社長自ら展示ブースに来て、説明をしている。話に行こうかと横目で見たが、買うものも無いし、お客がたまっていたので、今年は話をしないで過ぎた。フィッシュアイの大村君は学連のダイビングクラブ出身だし、僕もよく買っている。 SEA&SEAも昔から積算すれば、一番たくさん買っているし、埼玉の工場にもよく行った。ただ、マネージャーと仲良くなると、別の会社に移ってしまう。現在は知っている人が皆無だ。そんなことはどうでもよいようなことだけれど、ストロボメーカーに買収された結果なのだろうか。