ブログを書くということ。自分にとって、ブログを書くということは考えていることであり、考えたまま、キーボードを叩いている。それを十分な推古もしないでナマのまま出している。そんなことで良いのだろうか。だから炎上という事態も起こりうる。だから、やめようと思いながら、10年続けてしまった。会う人のずいぶんたくさんからブログを読んでいますと言われる。読んで、どう思われたかは、わからない。だいたいは良く言ってくれるが社交辞令ということもある。 自分にとって見ると、10年間を整理してみると、考えさせられることが多いし、エバーノートに貼り付けてみたら、次のことを考える資料になる。 3月は、一ヶ月通して、学連のSAIのことを書いた。およそ10年の年月を、あまり飾らないで、その時の事を思い出して書いた。途中でバカバカしくなり、嫌になって、話題を打ち切ろうとも思った。そして、全体をまとめると、今だったら、今から始めるのならば、こういう失敗はしないだろうと考える。それがブログを書いて得たものだろう。 このごろ読んだ、ウブカタテイ(検索しても漢字がでてこないペンネームの人)の「ライトノベルの書き方」という文庫からの抜き出し。この本は良い本だった。「体験とは、個人的な実感で、誰にもつたえようがない。多くの人に役立つように、伝えられる形にしたものが経験である。文章を書くことで、体験から経験に跳躍できる。」 ブログは体験から経験に跳躍できるだろうか。 読む人にも、経験を読むことによって考えてもらうことができたとすれば、それも効用だろう。昨日、フェステイバルで、元NAUIの丸山さんから、「ブログ読んでますよ」と言われた。丸山さんは法政のOBで1973年のフリッパーレースのチャンピオンで、NAUIの社長だった。何度も親しい接触がある。僕の視点からの学連をみるということは、それが成功談でないので、面白く、何かの参考になるかもしれない。 フェステイバルで写真を撮られた、自分の姿を見ると、見苦しい爺になっていると悲しくなる。それはそれで、どうにもならない。後何年でも無いのだから、直球勝負する他無い。それにしても、もう少しなんとかしたほうが良いと、河野洋平に挨拶をしている時の横から新藤さんに撮られたスナップを見て反省した。 。
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