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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0203 ハイブリッドテスト

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 2月2日 辰巳国際水泳場 第2回目のハイブリッドテスト。1回目は、玉浮きを着けて浮かせようとしたが、とても浮力が足りずに、BCで浮かせた。今度はBCをタンクにきちんと着けた。
これで上手く行ってしまえば、なんだ、背中に背負っていたタンクを脱いで浮かせればいいだけ。
ちょっと考えればそんな簡単にはできないことが予想できる。
僕も最初は、金属、筒型の浮力タンクで調整しようと考えていた。
しかし、なんとなくBCで済んでしまいそうなふうにも考えて、BCで済むものを、タンクを作らなくても良いのではないか。と、今回のテストになった。
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ところがやってみると、ダイバーが離れてしまって、手で操作しないと、中性浮力が安定しない。ちょっと浮くと袋が膨張するから、浮力がついて、そのまま上へ行ってしまう。当然といえば当然だ。

 フェイスブックにコメントを書いた。
ハイブリッド、予想通り難航、やはり新しい潜水機を創りだすプロセスが必要なのだろう。よせ集めではできない。コンセプトがあって、ハードを作り、オペレーションを考える。
でも、そのプロセスが、面白いことはまちがいない。
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 みんなで、交代で、フルフェイスマスクを付けて、遊んでいるのはひどく面白い。
面白いけれど、次のステップを考えなくてはいけない。

①やはり、形もスッキリしたスマートな金属製の浮力タンクを作る。新しい潜水機だ。

②小さいBCの袋、例えばAPEKS のドーナツウイングを使って、満タンで、ウイングにいっぱいに空気を入れて、バランスするように、カウンターウエイトを付ける。空気が消費されて、浮いたら、BCの空気を少し抜いてやればいい。とにかく、BCの袋がフルで、浮き上がらずに中性浮力でバランスすれば良い。

③中性浮力は諦める。BCの空気を抜いて、潜降索とラニヤードで結んで、沈んで行き、着底させて、その周囲10mでだけ作業をする。タンクを移動させる時は浮力を付けて移動させ、浮力を抜いて着座させる。船上とのサーフェスコンタクトの有線通話ケーブルをつかうのだから、これが一番安全。 1964年に書いたコンセプトは、このようなものだった。ダイブウェイズの武田さんの意見もこれだ。
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③で良いのだが、サイドマウントで周囲を泳ぎまわって撮影している 中川カメラ、などをみていると、やはり僕もスクーバダイバーなのだ、①のパターンでかっこ良く泳ぎたい。

中性浮力でポッカリと浮いていて、女の子でも自由に軽々と泳ぎ回れて、フルフェイスマスクで、船上との通話が通じていて、というドリームもある。
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