東京湾大感謝祭に出展した。
当初は僕のテーマである定点撮影と、清水まみの写真展示を予定していたのだが、定点撮影テーマの準備ができず。清水写真展示に丸投げしてしまうような結果になってしまった。
それでもとにかく東京港水中生物研究会としての、昨年はビデオを映写しての講演を行ったが、今年はこの展示だけである。
展示のためのチラシをつくった。チラシと言っても、印刷代などは予算がないので、プリンターで150枚プリントした。本当は今日、送り届けられたのだが、余裕がなく、今日プリントした。
明日は、お台場の定期観察撮影日とダブルブッキングになっている。清水だけ午前中に行ってもらって、AM800-1000 で飾り付けをする。10時からお客が入ってくる。
僕たちは、お台場に行き、0900きっかりに潜水を開始して、1000には
終了して、そのまま横浜に向かう。12時には展示に参加することができるだろう。
それから、夕方までに来たお客にこの150枚が配れれば、よしということにしよう。
そのチラシ
お台場水中撮影
東京港水中生物研究会は 1996年、東京湾潜水探検隊というグループ名で撮影調査を開始して、2002年より、現東邦大学名誉教授 東京湾潜水点検隊隊長当時 風呂田俊夫 :船の科学館 小堀信孝、:全日本潜水連盟理事長当時 須賀次郎で東京港水中生物研究会、現在の姿になりました。2010年より、東京湾生態研究センター NPO 日本水中科学協会が合同して行う現在の姿になり、これまでに125回の調査が行われています。現在は月例 調査結果は、「東京湾生態研究センター」及び「須賀次郎の潜水」のホーム・ページに、発表されています。
メンバーそれぞれが、活動テーマ、研究テーマをもって潜水しています。例えば尾島智仁は、無脊椎動物の分類、須賀次郎は定点撮影観測の継続、東京湾生態研究センターは、人工砂浜のホンビノス貝の研究など、そのた、いくつかの大学の大学院生がそれぞれ研究テーマを持って参加しています。
今回の写真展 の清水まみ は、日本水中科学協会会員として、大きな一眼レフカメラを持って、ハゼの類と同じ気持で撮影を重ねています。その生き物の気持が見ていただく方に伝われば、カメラマンとして、さらに歩を進めることになります。ぜひ、応援してください。
雑誌「海洋と生物:1997 4月:特集 東京湾」東京湾潜水探検隊の中心メンバーでもあった工藤孝浩さん(神奈川県水産綜合研究所)が話している。「風呂田さんが常々おっしゃっておりますが、海の生物と同じ環境に研究者自身の身をおくということ、これは非常に重要なことだと思っています。」
これで、1996年から、20年、大腸菌の海と言われるお台場に潜っているけれど、なんともない。下痢もしない。次第に泳ぐスポーツがお台場で行われるようになった。
「東京生まれ東京育ちの私にとって、ふるさとの海は、東京港の海だ。東京港の海に潜ることは楽しい。どんな風に楽しいのか、ダイビング報告を読んでいただけるとわかる。」 これは、須賀次郎が報告書のまえがきに書いたものです。また、ブログ「スガジロウのどこまでも潜る」に潜った毎回の記録を書いています。全体として、ラインは成功だった。透視度は50cmから1m、GoProでなめるように撮影した。撮影幅でハゼも撮影できた。記録として使える。ランドマークとしても、45m地点から下ったところに、コンクリートブロックがあるとか、80mから下ったところに、沈木がある、とか、尾島さんが知らせてくれた。これまでも、感覚的に知っていたことではあるが、場所を数字で言える。メートルのタグを22mm幅のテプラで作ったが、白地に黒の字は反射してしまってだめだ。黒字に白の字はくっきりと写る。 aa
潜り続けること、定点で撮影を継続すること、なによりも大事なことだと思うのです。今年からは、定点を明確にして定量的な調査になるような態勢を作ります。 」
ここまでがチラシ
ところで、僕の定点撮影とは、?
前回の9月にやってみたのだが、80mの鉛ロープ引いて、ロープに沿った撮影をする、ワイドなGoProだから、巾80cmぐらいの帯が撮影できる。そのほかに、ロープの40mから沖側には、土管があるとか。80mの沖側には沈木があるとか、65mロープの下に土管があるとか、対象物があるので、これを毎回丁寧に観察撮影する。これらで、撮れた魚種、数、大きさを記録しておく。この連続、積み重ねで、データーが出来る
もう自分は後何回、何年、できるのかわからないが、方法だけ確立すれば、その継続が出来る。継続こそは力だ。もうあとこれから20年できれば、と思うと、過去の20年を無駄とは言わないが、このような方式を確立して置かなかったことが悔やまれる。
9月30日のブログを見ると
全体として、ラインは成功だった。透視度は50cmから1m、GoProでなめるように撮影した。撮影幅でハゼも撮影できた。記録として使える。ランドマークとしても、45m地点から下ったところに、コンクリートブロックがあるとか、80mから下ったところに、沈木がある、とか、尾島さんが知らせてくれた。これまでも、感覚的に知っていたことではあるが、場所を数字で言える。メートルのタグを22mm幅のテプラで作ったが、白地に黒の字は反射してしまってだめだ。黒字に白の字はくっきりと写る。
水底近くではよく見える。
ラインを曳くと、透視度がよくわかる。感覚では透視度50cm-1mというが、もっと先まで、底ではみえていることがわかる。
ラインからちょっと右を見ると沢山みえる。これは、横を向いた地点でカウントしよう。
チチブがめだって多く、マハゼも多い。多い、少ないと言うのも感覚だが、それ以外に表現がない。8月よりはめっきり少なくなっている?
ラインの巾で撮影して、出現する数を数えると数値になる。
65mの位置の土管?
まだ、ライン上の魚の種類と数を数えていないのだが、画像で残っているから、暇を見て数えよう。