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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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1011 日記  潜水読本

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 山下弥三左衛門著「潜水読本」を全部コピーした。もうぼろぼろになっているので、この辺でコピーしておかないとバラバラになってしまう心配がある。

 
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  ※見ると東亜潜水機が発行したことになっている。この本は、今僕がお世話になっていr成山堂書店がだした。それを東亜が別刷りを作ってもらって、販促、お客サービスにした。入社したばかりの僕は、この本を封筒に詰めて、宛名書きをやり発送をやらせられた。

コピーは、プレゼンターという書写カメラを使っている。持っているスキャナーがあまり高いものでなく、かつ、古いので時間がかかる。
 これを取り込んで読むのに、キンドルはどうかと相談した。良さそうだけど、タブレッドの古いのがあったので、我慢してそれを使うことにした。
 昨日、昨夜、三浦定之助先輩の「潜水の友」をノートをとりながらじっくり読んだ。このコピーは前から持っていたのだが、斜め読みだった。追われているし、専門の潜水のことだから、斜めに読んで大意をつかめば良い。古い話だから、そんな感じでここまできた。こんどマスク式のことをじっくり書こうと思って読んだのだが、疑問に思っていたことがずいぶん解けた。
 山下さんも水産講習所の世先輩で、東亜時代にそして、その後も実家のある鹿児島でお目にかかって、お話をうかがった。三浦、山下と続くのが日本のマスク式潜水の系譜である。
 マスク式、大串式、山本式は日本独特のものであり、水深90mを潜っている潜水器である。そして、それは、今の送気式マスクにつながるものであるのに、ほとんど研究されていない。
 僕はその歴史的なマスク潜水と、新しいフルフェースマスクの十字路にいる。今書いているブログは下書きのつもりだが、マスク式のことはきちんと書いて置きたい。
 そのためには山下先輩の潜水読本もしっかり、もう一度見直さなくてはいけない。
 そのためにコピーをとって、タブレッドで読む。

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 ※ 僕と後藤道夫の師匠出会った菅原久一が、東亜潜水機に勤務していた頃、作った、CCRだ。危ない潜水器で、危ない目にあったらしく、菅原さんの後任で僕が東亜に入ったころには、処分されていて見たことがない。多分、苛性ソーダが吹いたのだろうと思う。菅原さんが言っていた。苛性ソーダが吹くときには、手で触っていると熱くなるからわかる。では、わかったらどうするのか?教えてくれなかった。善処するほかないのだろう。

 山下先輩も三浦先輩も潜水のことだけでなく、潜水してみた自然のこと、水産のことを何冊も書いている。
 三浦先輩の「おさかな談義」とアマゾンにでていたのでクリックした。

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