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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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80-80m のこと、お台場のことをブログに書いている。まだ、書いている途中で、載せられない。どちらもかなり長くなりそうで、丁寧に書こうと思っている。月刊ダイバーの連載が終わったので、グラフィティのようなことも、丁寧に書いて、重ならない。また、始めるとき、あるいは単行本にするときがあれば、書き直す下書きになればとも考えている。ただ、丁寧に書くと時間をとられるので、あまり丁寧に書けないのがつらい。
 丁寧に書こうとすると調べ物が多くなる。

 80-80は、つまるところ僕の潜水は、フルフェイスマスクとサーフェスサプライ潜水の追求であり、スクーバとサーフェスサプライの間に身を置いた、葛藤だったのだ。と今になってわかった。そのことを書こうとすると、サーフェスサプライの日本版、原点でもあるマスク式からかきはじめなければ、ならない。今、大串式の事を書いている。次に山本式に進み、軽便マスク式、そして、デマンドバルブ付きのフルフェイスマスク、そして、システム潜水、最後に自分の80m潜水にと進んで行くつもりでいる。あくまでも下書きだ。
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1960年代、先進のスクーバフルフェイスマスク、ハイドロパック、菅原久一師匠
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  大串式をスクーバ風に使った模式図、 船の科学館蔵


 お台場潜水は、東京港という環境との付き合いであり、葛藤だった。いまでも葛藤があり、悩んでいる。そのことを始まりから丁寧に書かないと、わかってもらえない。これも丁寧に書くと、一冊にまとめられるかもしれない。かも知れないが、が多くなるが、残り少ない生命だから、これらを書き終えるまで、生きていられるかもしれないのだから。
 
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    未来に残そう、潜れる東京港

 お台場のことを書いていると、船の科学館の存在が大きかったことが、今更のようにおもわれる。お台場に幾つかの建物があり、今度はオリンピックの中心になる。魚河岸も来る。その変貌の中で、船の科学館があれば、とおもう。船の科学館は再生するだろうが、それは、僕達の船の科学館ではなくて、また別のものだろう。過ぎてきた歳月、良き時代の思い出だろう。ともあれ、時間は止まらないし、まだ活動は続く、活動は葛藤であり、つらい日々が続くのだろう。
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  閉館間際、お名残に来館者が多い。
 
 

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