今日のお台場の潜水、(今日というのは9月27日 日曜日)ラインを引いて、簡単なマップを作り、ラインを芯にして撮影調査をしすることにした。鉛ロープを90m用意した。
考えてみると、僕の潜水人生は、人工魚礁調査、ライン調査、テレビ番組撮影が忠心になって展開してきた。振り返ってみると、僕が生き延びているのもダイビングの目標が、調査潜水と番組撮影だったおかげだ。僕の時代、テレビ撮影は有線で信号を送っていた。安全度が高い。今度の80歳、80mも、主題は、調査手法をしての中深度潜水の技法の開発である。安全度が高い。どちらの潜水も約束事、フォーメーションが決まっていて、チームで動く、それでも、思い上がっては行けない。幸運だったのだ。人間、誰しも、突然たおれることがある。それが水中でなかったことの幸運だ。
レクリエーショナルダイビングで、どの程度まで調査潜水を楽しいものとして、ミックスして行くか、その成果が何かの役に立つのか、立たせたい。これが、僕の最後のテーマである。
お台場も、なぜ今日に至るまでラインを引かなかったか、疑問である。お台場に来るメンバーもリサーチ主体でやることに賛同してくれる人たちばかりだ。東邦大学の風呂田先生は元来が、東京湾の学術調査だし、それに繋がる、多留さん、海上くん、それぞれ、研究テーマを持っている。尾島さん一家は、多毛類の分類で、歯科医なのに研究者の領域に達している。東大の杉原君は、お産で、しばらくは、もしかしたら、かなり長い間ダイビングはできないかもしれないが、お台場で研究して、博士になった。
テーマが特にない仲間たちも、科学未来感の三ツ橋君は、なにか研究テーマを見つけてくれるという。清水まみは、でかいカメラを振り回しているが、その成果をなんとか陽の目に当てたい。
ラインは現段階では、遊びだけど、この頃参加するようになった海洋大学潜水部の学生も、そのトレーにグとしては、ラインサーチが好適である。
ラインを曳くと、透視度がよくわかる。感覚では透視度50cm-1mというが、もっと先まで、底ではみえていることがわかる。
先にのべたようにリサーチダイビングは、決まり があり、計画がある。たとえば、ラインに沿って行動するとか、レジャーダイビングよりも、安全性が高い所以である。もちろん計画が不備なら、危険になるけれど。
タンクは10リットルで、 BC.は久しぶりでタバタを使う。この前のワークショップでタバタのBC.の説明を受けているので使ってみる気になった。いつもは、早稲田の石橋君が使っている。これが、僕の持っているBC.では、一番あたらしい。
今日からトレーニングのためにドライにすることにした。ドライに慣れないと冬を越せない。ドライを着て、ネックで首を絞めただけでもう苦しい。7キロのベスト、2キロのベルト、1。5キロのレッグだ。少し重いけれど、水深50センチでバランスをとらなくてはならない。
いつも愚痴っているけれど、この重さを背負ってのエントリー、エキジットが75歳以降の僕の問題だ。特に去年辺りからが胸突き八丁にきている。河合先生によれば筋トレをしなさいと言う。筋トレが循環器に負担になるのでは、と僕が心配するとそういうことは無いのだそうだ。
タンクを背負うことが筋トレだと思うほかない。ジムに通う時間など無い。
そのタンクを背負い立ち上がり、歩いて20mほどの渚まで、筋トレする。毎日これをやれば確かにいい。タンクを背負ってスクアットをやれば確かに良いだろう。事務所でやろうかな。
しばらくぶりのドライで泳ぐのも難儀だ。これもトレーニングになる。
牡蠣殻を敷き詰めたようになっている海底部分が茶色の付着物で覆われている。もはや、カキ殻には見えない。8月以来かもっと前からか、こうなっている。こういうことがわかるためにもライン調査が必要だ。僕にはきたならしく見えるのだが、美しくないつていうのは、人間の、僕の感覚であって、住まっているハゼのみなさんはどうなのだろう。三番瀬方面では青潮も出て被害があったようだが、ここお台場では、貧酸素もそれほどではなくて、みんな元気だ。このあたりは、チチブがめだって多く、マハゼも多い。多い、少ないと言うのも感覚だが、それ以外に表現がない。8月よりはめっきり少なくなっている?
ラインの巾で撮影して、出現する数を数えると数値になる。
ラインの近くにいる、マハゼとチチブ
65mの位置の土管?
土管の右手の浅いところではマハゼがたまっている。
潮が引ききっているので、上から撮影した。満ちると、岩は全部水面下になる。
ラインはまっすぐのびている。10mおきにタッグをつけているのだが、65mの位置に経30cmほどの筒があり、その真上をラインが通っている。もちろん魚礁になっているから、ハゼがちろちろしている。そのまま岸の方を見ると石のすきまにマハゼが5ー10たむろしている。水深は40cmほどで頭を上げると、陸上のランドマークは棒杭だ。このあたりの浅瀬がマハゼの多い場所だ。そうか、65mの地点だったのか。65mとか言うと基点が重用になる。基点をしっかり定めなかった。次の時にきっちりきめよう。
続く
考えてみると、僕の潜水人生は、人工魚礁調査、ライン調査、テレビ番組撮影が忠心になって展開してきた。振り返ってみると、僕が生き延びているのもダイビングの目標が、調査潜水と番組撮影だったおかげだ。僕の時代、テレビ撮影は有線で信号を送っていた。安全度が高い。今度の80歳、80mも、主題は、調査手法をしての中深度潜水の技法の開発である。安全度が高い。どちらの潜水も約束事、フォーメーションが決まっていて、チームで動く、それでも、思い上がっては行けない。幸運だったのだ。人間、誰しも、突然たおれることがある。それが水中でなかったことの幸運だ。
レクリエーショナルダイビングで、どの程度まで調査潜水を楽しいものとして、ミックスして行くか、その成果が何かの役に立つのか、立たせたい。これが、僕の最後のテーマである。
お台場も、なぜ今日に至るまでラインを引かなかったか、疑問である。お台場に来るメンバーもリサーチ主体でやることに賛同してくれる人たちばかりだ。東邦大学の風呂田先生は元来が、東京湾の学術調査だし、それに繋がる、多留さん、海上くん、それぞれ、研究テーマを持っている。尾島さん一家は、多毛類の分類で、歯科医なのに研究者の領域に達している。東大の杉原君は、お産で、しばらくは、もしかしたら、かなり長い間ダイビングはできないかもしれないが、お台場で研究して、博士になった。
テーマが特にない仲間たちも、科学未来感の三ツ橋君は、なにか研究テーマを見つけてくれるという。清水まみは、でかいカメラを振り回しているが、その成果をなんとか陽の目に当てたい。
ラインは現段階では、遊びだけど、この頃参加するようになった海洋大学潜水部の学生も、そのトレーにグとしては、ラインサーチが好適である。
ラインを曳くと、透視度がよくわかる。感覚では透視度50cm-1mというが、もっと先まで、底ではみえていることがわかる。
先にのべたようにリサーチダイビングは、決まり があり、計画がある。たとえば、ラインに沿って行動するとか、レジャーダイビングよりも、安全性が高い所以である。もちろん計画が不備なら、危険になるけれど。
タンクは10リットルで、 BC.は久しぶりでタバタを使う。この前のワークショップでタバタのBC.の説明を受けているので使ってみる気になった。いつもは、早稲田の石橋君が使っている。これが、僕の持っているBC.では、一番あたらしい。
今日からトレーニングのためにドライにすることにした。ドライに慣れないと冬を越せない。ドライを着て、ネックで首を絞めただけでもう苦しい。7キロのベスト、2キロのベルト、1。5キロのレッグだ。少し重いけれど、水深50センチでバランスをとらなくてはならない。
いつも愚痴っているけれど、この重さを背負ってのエントリー、エキジットが75歳以降の僕の問題だ。特に去年辺りからが胸突き八丁にきている。河合先生によれば筋トレをしなさいと言う。筋トレが循環器に負担になるのでは、と僕が心配するとそういうことは無いのだそうだ。
タンクを背負うことが筋トレだと思うほかない。ジムに通う時間など無い。
そのタンクを背負い立ち上がり、歩いて20mほどの渚まで、筋トレする。毎日これをやれば確かにいい。タンクを背負ってスクアットをやれば確かに良いだろう。事務所でやろうかな。
しばらくぶりのドライで泳ぐのも難儀だ。これもトレーニングになる。
牡蠣殻を敷き詰めたようになっている海底部分が茶色の付着物で覆われている。もはや、カキ殻には見えない。8月以来かもっと前からか、こうなっている。こういうことがわかるためにもライン調査が必要だ。僕にはきたならしく見えるのだが、美しくないつていうのは、人間の、僕の感覚であって、住まっているハゼのみなさんはどうなのだろう。三番瀬方面では青潮も出て被害があったようだが、ここお台場では、貧酸素もそれほどではなくて、みんな元気だ。このあたりは、チチブがめだって多く、マハゼも多い。多い、少ないと言うのも感覚だが、それ以外に表現がない。8月よりはめっきり少なくなっている?
ラインの巾で撮影して、出現する数を数えると数値になる。
ラインの近くにいる、マハゼとチチブ
65mの位置の土管?
土管の右手の浅いところではマハゼがたまっている。
潮が引ききっているので、上から撮影した。満ちると、岩は全部水面下になる。
ラインはまっすぐのびている。10mおきにタッグをつけているのだが、65mの位置に経30cmほどの筒があり、その真上をラインが通っている。もちろん魚礁になっているから、ハゼがちろちろしている。そのまま岸の方を見ると石のすきまにマハゼが5ー10たむろしている。水深は40cmほどで頭を上げると、陸上のランドマークは棒杭だ。このあたりの浅瀬がマハゼの多い場所だ。そうか、65mの地点だったのか。65mとか言うと基点が重用になる。基点をしっかり定めなかった。次の時にきっちりきめよう。
続く