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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0831 お台場

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 8月31日(日曜)お台場潜水
 あいにくの雨、風邪だとか言いながら、連日泳いでいる。例年のことで、少しずつ良くなる。石川さんも同じような風邪をやったし

 雨で、ダイブコンピューターの水温は25.8 度、相変わらずのボロのウエットスーツにフードジャケットで、水に入った時にはちょっと冷たいけれども、20分ぐらいは快適、30分を過ぎると戻りたくなる。
 しかし、これでもうお台場は、次回からはドライスーツだろう。今日も、一回目の潜水から上って、雨足が強くなっていたので、ウエットスーツは脱いだらもう寒い。2回めの潜水をどうしようか迷った。
 が、行くことにした。
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 カメラはライトのステイに、GoProとSJをならべて、どちらも動画で回す。SJは、最初から上がるまで、回したままの記録、GoProの方は、ここだと思うときに回す。つまり通常のビデ動画撮影として、ニコンのAWは、手首に着けて、動画のライトでシャッターを押す。お台場では、これで決まりのシステムだとおもう。センターのカメラがGoPro2なので、これが4K になれば、完璧だ。

 水中は、水深30cmから、水深2mぐらいまでの水底は、ハゼで敷き詰めたようだ。
こんな数は、1995年以来、見たことがない。一生見るハゼの全部を今日見てしまったのではないかと思う。一生分のハゼを見た。
 マハゼも多いし、チチブ、アカオビシマハゼ、ウロハゼの混生群もいる。

※画像は、ニコンのスチル、GoPro動画からの静止画、SJ4000の静止画を比較している。
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    ニコンAW  マハゼ

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    GoPro 

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   SJ4000



 これまで、春先からマハゼの群れは見てきた。次第に大きくなり、9月、10月が10cmほどになる。これが2月には、ヘドロの4m-6mに下って、2-3mの穴を掘って産卵するのだが、この数が他のところに行かずに、お台場で産卵するだろうか。産卵の多いのは、行徳沖、羽田沖だが、あっちへ移動するのだろうか、そのままお台場に居るだろうか。昔、お台場でもマハゼの産卵調査をしたことがあるから、産卵するのは確実だけれど、それが、ちょうど海浜公園の真ん中であるだろうか。そして、その数は?2月にはみんなで一斉調査をやろう。
 8月の終わり、9月のはじめに風向きで青潮がやってくると、お台場のマハゼは全滅する。よくしたもので、マハゼは、江戸川、荒川、隅田川の汽水の部分の上まで登っている。永代橋など、橋の上からマハゼを釣っているのが、風物詩だった。上って、青潮や無酸素を避けて、秋に下ってくる。とにかく、産卵はヘドロのような柔らかくて、巣穴の掘れる、水底に産卵する。
 ヘドロというと汚いもののように思う。それは、汚いヘドロもあるが、軟泥という意味ならば、汚くはない。マハゼが産卵していれば、あまり汚くはないということだろう。


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