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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0827 日記

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 いつものことなのだが、夏の終わりの風邪をひいてしまって、普通通りの仕事をしているが、ブログまで、頭がまわらない。
 
 昨夜は石川さん宅で、M値の勉強会があった。情報量の多い集まりだったと思う。

 減圧症、減圧表と私、というタイトルで、減圧表と付き合い始めた大学3年の昔、60年前、から、今までのことを書くと、皆様のためになると思うのだが、今は手がつけられない。いずれ、、、そういうことをかんがえさせられた。
 
 夏が終わる。あともう少しあるけれど、部屋の中で、クーラーを使うこともないし、長袖のシャツを着るようになった。

  7月末の豊潮丸の航海は、奄美大島まで行く予定だったが、台風に進路を阻まれて、瀬戸内海の島、そして豊後水道の宇和海、四国の宿毛まで行って引き返したが、移動距離が少なかっただけ、密度の濃いダイビングができた。元来、この航海の主目的は学生の実習であり教育なのだから。学生にとって、良い航海だった。波が高く、船酔いしたのは一日だけだったが、もう少し揺れてもよかったとおもうほどの航海だった。
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 それにしても、早稲田の中尾先生、北大の酒井先生は、良い先生だ、といつも思う。僕も学生時代、二人のような先生で、一緒にこんな航海ができたならば、生涯の思い出になり、ニッポン潜水グラフィティにどんなふうに書いただろう。僕の大学時代のダイビングも忘れ難いものでグラフィティに書いたけれど。

 7月末、豊潮丸航海直前、浦安海豚倶楽部の年に一度の遠足、海洋実習は伊豆大島のトオシキに行った。トオシキは、僕の大学時代の海で、思い出が染みついている。昨年も計画したのだが、台風で中止になってしまった。

 学生時代、そして卒業してから、テレビや映画のロケに使ったころよりも、流れが速くなったのかな、と感じた。でも、全体としてはあまり変化がなく、学生のころに見て、感動したサンゴイソギンチャクの群落と、クマノミ、それ以後クマノミは日常の魚になったけれど、ここで見たのが最初だった。

 大至急制作、発行のスキンダイビング・セーフティの出版記念会も8月5日に、「シャロン木魂」で、6月末の発売だったので、一か月空けてしまってどうかな、と心配したが、とても良い雰囲気の気持ちのよいパーティができた。
 その眼で見ると、スキンダイビングとスノーケリングは、ブームを迎えそうで、本の発行としては、いいタイミングだった。このタイミングを逃したら、このような本はできなかったと思う。共著者の岡本美鈴、千足耕一、藤本浩一、そして僕の4人はいいバランスだった。もう今後、このような息こらえ潜水の本は出ないと思う。売れ行きもよくて、記念会のときには、早くも重版した。

 さて、このような良い夏が去り、前を向くと、そびえたつ壁、とても乗り越えられない壁が前に立ちはだかっている。ように感じる。言わなくても良いことを言ったり書いたりすると、より人間関係が難しくなり、壁は険しくなる。
 この夏は、四面楚歌の日常、波の高い航路で、ちょっとだけ島影の入り江に入ったということだろう。9月には入江からでなければならない。

 たちまち、昨日は、これで2年越し計画していたお台場人工魚礁計画が頓挫した。港湾局が、お台場は弄りたくないのだ。許可は出そうにない。それについて、思うことは沢山あるが、とりあえずは、考える他ない。

明日28日は朝、5時に起きて、茨城県那珂市の海洋高校に短い講義をしにゆく。

ネットの状態が悪くて画像をアップできない。 これでおわりにする。おやすみなさい。「

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