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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0808 シャーク

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  猛暑で立秋ですが、この暑さも行ってしまうのかと、ちょっと寂しい思いもして、今日は街を歩いて、クーラーのない事務所に行き、汗をかいて見ようかな、などと思いながら、クーラーの下で、くしゃみをしています。
 茨城のシャーク騒動はどうなったでしょうか?この土日、海水浴が禁止状態であったら、昔、友人の海の家が、台風続きで倒産したことがあるので、そして、人と自然のスタンス、人間とサメ、のかかわりについて、考えさせられます。


 ジョーズという小説そして、映画はスピルバーグの出世作でした。映画のメーキングを書いた「ジョーズの秘密」は愛読書の部、の書架にあります。懐かしい「特撮」の世界です。
 夏の観光シーズン、その夏の観光が終わってしまうことをおそれて、サメの出現を発表せず、海水浴の女性が食われてしまうオープニングがショッキングでした。
 あの映画が嘘だと言い切れないのが、海の関係者の悩みでしょう。これを書きながらも、このブログの影響で、全国の他の場所で、クローズになったらどうしよう、などと少し思い上がっていたりします。僕の考えは、日本のサメを恐れて、海水浴やダイビングをやめていたら,日本の海で泳げる場所はごくわずかになってしまう。日本でのサメの食害は、かなり多いのですが、そのパターンはほぼ決まっているようにおもいます。ダイバーが作業をしていて、海底の砂を巻き上げている、タイラギ採り、ボートの船底掃除を沖でやっていた時、で事故が起こっています。海女のアワビ採りも危険パターンに入りますが、被害の例はなく、昔、大原でサメがでたと騒ぎがありましたが、サメを怖がっていては海女はやってられない、と頼もしい発言で、漁は続けられていました。これに関連したテレビ番組をやったのですが、別の話です。
 
 オーストラリアは、ホオジロのご当地ですが、サメの居るところで、スキンダイビングでのスピアフィッシングコンテストをやったり、サーフィンをやったり、そして食われたりもしているのですが、止めません。そして、ライフセービング発祥の地です。面白い国です。

     この時に、今のウエアラブルカメラがあればよかったのですが、大きいカメラをポールにつけて居ます。


 ホオジロの中でアワビ採りをするために、モーターで動く、サメよけのケージを使っていて、以前の日本のタイラギ採りのヘルメットダイバーが、ホオジロに食べられた事件の時に、このケージを日本でもつくろうとオーストラリアのポートリンカンに行きました。とても良い乗り物で、もしかしたら、究極の潜水器か?身障者もダイビングができる。と思ったのですが、まだ実現していません。
 ちなみに、オーストラリアで、このケージを使っているアワビ採り組合は14人の漁師、高収入でヨットを持ったりしている漁師ですが、その14人のうちで、10人はケージで漁をしていたのですが、4人は、そんなものをつかったら、マッチョじゃないと使用せず、そのうちの一人が食われて、さすがに全員が使うようになったらしいのですが、そこで、僕のストーリーは途切れています。どうなったでしょうか。
 人命を大事にする、安全潜水、安全海水浴の国、日本は、世界で一番良い国だと思っていますが、ハンマーが下田に迷い出てきて、海水浴禁止になったら?
 もう時効でしょうが、神津島の恩馳島のタカベの追い込み網でタイガーシャークが出て、隠蔽シャークハントが行われ、僕は退治されて引き揚げられたサメを撮影したのですが、夏の観光シーズンでしたので、番組に流さず、隠蔽したことがありました。
 タイガーシャークも強力なマンイーターにみなされていますが、このごろ、ダイバーのお友達になっているところがあります。退治しないで、「神津島でタイガーに会える」?
 「今、神津島にタイガーは来ていません。」誤解されると困る日本です。

 ほっとくつもりでしたが、撮影するダイバーにとっては、サメはメインテーマです。書いてしまいました。

    月刊ダイバーの原稿、そろそろ、締め切りです。 今度の号で、一応の終わりになるので、書けないで、苦しんでいます。



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