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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0408 スキンダイビング・セフティ

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 僕の書いた本のほとんどが共著である。
1966年「アクアラング潜水」浅見国治 と共著
 浅見国治は、東京水産大学の僕の一級したで、創立時の日本アクアラングに入社してアメリカに行き、NAUIの多分二期目のインストラクター、日本で始めてのインストラクターになった。PADIはまだその時点では存在していない。故人になってしまった。
1972年 「水中写真の撮影」小池康之と共著
 小池康之も水産大学の後輩で、後の水産大学の講師、准教授になった。水中撮影に限らず、生物写真の撮影で、百科事典などの写真を多く出していた。
1976年 「スポーツダイビング入門」竜崎秀夫と共著
その当時、竜崎は新宿のDOスポーツの指導責任者デアリ、後に潜水指導団体JPの代表、
1978年 「潜水と水中撮影入門」 後藤道夫と共著
後藤道夫は生涯の親友、 故人
2014年 「よくわかる潜水士試験 完全攻略テキスト&問題集」工藤和由と共著
工藤和由は札幌のポセイドンで店長、北海道、大学、専門学校の潜水の講師をいくつも引き受けている。
2014年 ニッポン潜水グラフィティ」これは共著ではないが、須賀潮美の協力がなければ、出版できなかった。

共著の良いことは、親戚同様の付き合いになること、情報を共有できて、自分も共著者も進歩する。本の内容程度も高くなる。

そして、今度2015年、「スキンダイビング・セフティ」
千足耕一(東京海洋大学准教授)藤本浩一(東京海洋大学准教授)岡本美鈴(フリーダイビング、アジア、日本記録保持者)そして僕、の4人の共著になる。
それぞれが力を合わせれば、スノーケリング、スキンダイビング、フリーダイビング、そして、大学実習の情報共有、互いの進歩が期待できて、この本そのものが息こらえ潜水についての、画期的なテキストになるとともに、互いに親しくなることで、日本の潜水文化に新しいものを付加できるとおもう。そして、何よりも、自分が勉強している。
 千足耕一は、筑波大学卒 鹿屋体育大学での海洋教育センター長、をへて東京海洋大学に移った。
藤本浩一は、フリーダイビングについての生理学的な研究をしている、自らもフリーダイバーであり、男子の日本記録保持者の篠宮君の生理学アドバイザーもやっている。篠宮くんも大好きで、この共著におねがいしようという考えもあったが、現在沖縄で活動中で、大至急働きが目標のこの計画には無理のようだとあきらめた。
 岡本美鈴は、垂直潜降、コンスタントのチャンピオンであるだけでなく、所々で、息こらえ潜水の安全のための講義などを引き受けていて、その縁でこの計画が始まった。

 昨日この本のための撮影を浦安海豚倶楽部の練習会に場所を借りて行なった。千足先生もきてくれて、岡本さんと本当に良いチームワークで、レスキューの撮影ができた。



 本当のことを言うと、共著チームに加わって貰いたい人が、何人も他にいたのだが、まとめ役としての僕の能力キャパシティが間に合わない。そして、本当に速攻でつくろうとしてために、4人にとどめた。
 この本の経験を活かすことで、また別の何かが生まれるだろう。
なかなか良いチームで、僕が居なくなった後にも、母校である東京海洋大学で何かができるかも知れない。

 次の僕のプロジェクトは、自分の80歳80m潜水を軸にして、混合ガス潜水の研究デアリ、これも、本を書けるような形でまとめたい。問題は、良いチームができるか否かであり、とても難しい。

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