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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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1001 SJ テスト

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 辰巳国際水泳場の抽選会、これがいつでもプレッシャーになっている。10月11月は、スポーツの秋、水泳大会の季節だから、貸し切りの日数が少なかった。ので、余りよい時間帯がとれていない。12月はまあまあ、1月は、10個も貸し切りの時間があるので、気楽かとおもったら、やけに希望者(競争者)が増えている。それでも勝って5個確保した。

30日の辰巳は、9月で唯一とれた、19ー21時なのでたくさんメンバーが集まるかと予想していたが20人強だった。

 その辰巳で、SJのテストをする。今の僕の基本システム両側にイノンの1000ルーメンを取り付けたステイ(枠)をライトが上向きになるようにプールの底に置き、カメラも上を向いて置き、真上から、カメラに向かって垂直潜降する。ウエアラブルカメラの初期2012年のシンポジウムではこの方法でフラットポートとドームポートの比較テストをした。今はもうフラットポートがすべてで、ドームは、記念品として保存しなくてはいけないようになってしまった。
GoProだけだったウエアラブルカメラが、何種も売り出され、その廉価版のSJをテストしている。
プールでライトを上向きに置き、SJと、GoPro2そしてオリンパスのTG-2を上向きに置く。斉藤真由美さん、真島洋子さんに狙いを話して、上から潜ってもらう。中村君、浮穴さん、石川純子さんも潜ってくれる。そのほか来てくれている人も来る。斉藤さん、中村君、浮穴さんは、自分のウエアラブルカメラもしくはTGを同じようにして上向きに置く。最初に僕がウエアラブルカメラのテストをしていた2012年には、僕の道楽だとこの子たちは見ていた。僕としては、僕はプロのカメラマンだったのだから、撮影のテストは道楽ではないのだが、まあ、仕方ない。最近では生きているのが道楽にちかくなっている。


 しかし、ウエアラブルカメラは恐ろしい。2012年に予言?したように、カメラの革命、特に水中撮影、海辺の撮影の革命なのだ。それも動画で撮って、PCの上で静止画を取り出す手法がだれでもできるようになっている。日本の既存のカメラメーカーは、この革命に気づかなかった。そして、中国のおそらくGoProをつくっている部品メーカーだろうか、廉価なコピー製品を出す。その一つがSJで、これは、寸法までGoPro3と一緒で、しかも液晶ファインダーが後ろについている。GoProも負けずにこの10月には、GoPro4のシリーズを出す。その一番廉価な型は19000円である。また買ってテストをすることになるだろう。その方法として、このライト上向き方法が手軽で分かりやすい。
それに、辰巳に来ているメンバーもこれはおもしろい。自分のカメラを置いて、上から潜って行けば、自分撮りができるのだから。

結果
☆SJ(僕のはQUMOX)
カメラを真上に向けると、天井の照明があるので、自動的に絞り込まれる。水面が暗くなり、潜り込んでくる顔は陰になり真っ暗になる。その陰を照らすように上に向けたライトがある。
 僕の800ー1000ルーメンのイノンは、水中ライトとしては暗い。2000のフィッシュアイを持っていたのだが、原因不明で水没してしまった。このタイプは次々と水没して、水中ライトの墓場となっている。イノンはオーリングがダブルに入っているので、まず大丈夫だろう。最近、まず大丈夫なより明るいライトが各社から売り出されている。どこも、僕にモニターを頼んでこない。落ちぶれたものだ。とりあえずはこのままイノンの1000で行こう。
 潜り込んでくる真由美さんの顔とイノンの光の強さが、よいバランスになった。とても美しい。しかし、見上げた水面は、あまり美しくはない。しかし、明るさ、水の色は良い。




 真島さんの旋回は優雅で美しいのだが、画面からフレームアウトしてしまっている。SJの広角の画角は、GoProよりも狭いのだ。

☆GoPro
画角も広くて、真島さんの旋回もうまくは言っているのだが、暗い。下からの見上げるライトが暗いのだ。2000ー3000ルーメンのライトを買わなくてはならないか?これを機会に買ってしまおうか。



☆オリンパスTG-2は、もっと暗い。しかし、ベルベットのような色は美しい。このカメラは、絞りの固定もできるから、次回はセッティングを変えて見よう。


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