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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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地中海ー3

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ブログを書き続けるということ、 書くことが嫌いではなく、ブログを読んでくれて、もしかしたら、いいな、と思ってくれている人が居て、もっともしかして、それが何かの役に立っているのではないだろうかと、ささやかな望みを持っているからだ。こんな旅を続ける、その最中から発信するのは、さらに苦労、しかし、帰ってからきちんと書きたいなどと、願ってもできはしない。
 きっちりと書くことは、月刊ダイバー連載もあるし、また、新しい本を旅の間で計画し具体化しつつある。
 さて、愚痴(それはとても大事なことではあるのだが)それはひとまず、脇に置き、
今は9月6日で、時差が7時間あるここは朝の6時で、東京は昼の13時だ。書くことは、2日、ジェノアでのダイビングのことだ。
 ジェノア大学の多分助教、もしかしたら准教授かもしれない、順序からCさん、かなりたくましい、そして一緒の潜ってくれる30代の後半か40代後半のCさんが迎えに来てくれる。
 多分、1時間ほど走る。港の名前もしらない。このツアーは早稲田の2人の若い人、助教の新井さん、32歳、ダイバーであり僕の時にバディである町田君25歳、修士の杉江さん22歳が細かい計画とか雑用をしてくれている。とてもよく僕の世話もしてくれるのだが、ツアーのコンダクターではないから、十分な説明はない。こちらも、しつこく聞きはしない。もしかして彼らも知らないのかも、アイホン、スマートホンを片時も離さないでGPSと地図で、自分の位置を確認している。この旅で、つくづくと、この道具を持たなければいけないと痛感している。一緒の旅をしている久保君は、マックのブックをこれも、いつも手にしているし、九州大学の宮本先生も、これは大小二つのドコモの何とか?を使い分けている。

 ナポリの宿で送ったブログ、イスタンブールまで戻ってきて、ラウンジで開いたら、送られていなかった。
 送りなおしている。

 ジェノアでの潜水だから、9月2日のことを書いている。


ようやく、港に来た。観光の港である。
 豪華ヨットが並んで繋がれている岸壁の先の方、に車を止める。とまもなく、小さなボートが走ってきた。一目で、これが今日、僕たちが乗せてもらうボートだなとわかった。操船しているのは、昨日打ち合わせたB教授である。と、待おち合わせ時刻にぴったりの感じで、長身、痩せこけた、ややヒッピー風の40代男性が車のついたバックを引きづって現れた。今日のガイド、フリーのインストラクター風だが、大学関係者であるのかもしれない。もしかしたら助教かも、教授がボートを操って現れるのだから、よくわからない。

   ダイビングボートとして使いやすそうな船だ。事実使いやすかった。舟べりが高いのに、タンクを受け取ってもらえば、僕でも楽に上がれた。



 潜るのは、C助教、Dインストラクター?、こちらは中尾教授、九州大学の宮本先生、久保彰良、須賀、学生の町田の7名だ。
 ボートは、港を出て、岬の先端に向かうらしいが、やたらに豪華ヨットが泊まっていて、また沖を行き、岸辺は、これでもかというほど風光明媚である。


 その先端にアンカーを入れた。切り立った地形で、見上げれば、きれいな小さな砦のような建物、日本ならば、パチンコ屋の別荘(実は、館山にそんなのがある。)かと思うが、歴史のある国、歴史のある海である。何だかわからない。

 ここまで書いて時間が尽きた。今日はこれから、ナポリ空港からイスタンブールにもどり、乗り継いで成田に向かう。


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