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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0305 雑感

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  朝起きて、毎度のことだが、高校時代のバスケ合宿の朝だ。これを縮めて合宿の朝としよう。合宿の朝をレベル10として、今朝はレベル6ぐらいだろう。フィジカルなトレーニングを続けなければ人間は生きて行かれないのだが、芝浦工大の足立先生、50mフリッパーの対戦相手である石川君のように、ウエイトトレーニングは趣味ではない。出来るだけ、辰巳国際プールを借り切り、一緒にトレーニングしてくれる仲間を集めて泳ぐ。
その成果が合宿の朝、レベル6となる。
朝起きて、ベッドの中で本日やるべきことを考える。頭の中で箇条書きにする。しかし情けないことに、ベッドから出て、PCに向かった時には、この箇条書きが消えている。
時にはベッドの中で、これから書こうとする文学的エッセイの原稿も頭の中で描く。これも消えてしまうから、ほぼ永久に僕のエッセイは文字になることは無く消失する。
消失、忘却という事を考えた。「忘却とは忘れ去ることなり。」この名文句をラジオドラマで聞いたことのある人は、もうあまり生き残っていないだろう。「忘却とは忘れ去る異なり、忘れ得ず忘却を誓う心の悲しさよ。」だったかな、こんなどうでも良いことを覚えていることを思い出しているうちに、今日なすべきことのリストを忘れ去ってしまうのだ。
頭に気合を入れて、思い出そう。

①メールの返事を書く。「ニッポン潜水グラフィ」の出版についてのメールの返事をださなくてはならない。出版については、著者が手売りが条件になる。これまで、何冊ものダイビング関係の本を書いてきたが、幸いなことに手売りをしなくても良かった。結構しんどいから、100部ぐらいかなと返事をだした。CCで潮美にメールをしているのだが、気合が入った。本は著者の手売りが何ぼのものなのだ。水中カメラマンもKさんも、Uさんもいつも持って歩いて売っている。彼女も自分の本を300は売った。500を目標にしなさい。500目標で企画が通りそうだというメールの返事をだす。お、500-1000を押し売りすることになる。考えてみるとこれは良いことで、買ってくれる人のことを頭に置くと、憎まれ口は書けない。

②確定申告の書類を作らなければならない

③これもメールだが、関東学生潜水連盟についての企画というか、自分の考えをまとめたものを書いたが、書いては書き直している。そろそろ踏ん張ってジャンプ(メールをだす。)しなければならない。

④人工魚礁研究サークルの企画も現時点のものをまとめて、ホームページにアップしなければならない。

⑤後藤道夫の偲ぶ会について、日にちを理事会で決めたのだが会場にしようとしていた、東京海洋大学が借りられない。4月、5月は空いていないのだ。6月以降はダイビングシーズンに入ってしまう。いっそ一周忌にしてしまうか。いやいや、それではいけない。4月、5月を探す電話を掛けなくてはいけない。

⑦昨日の辰巳のフリスビー、環境ビデオになるように撮れている。要するにカメラのアングルと位置だったのだ。これも編集の準備に入っている。その準備の暇に、こんなことを書いている。ベッドの中で考えていたことは、もっと良かったのだが、ほとんど忘れたために、こんなことになった。



⑧中田誠さんの本をしっかり読んでいる。これもノートにまとめておかなくてはいけない。彼の考え方が、「致死性スポーツの事故の法的責任」が気に入らない。致死性のものを商品として売るという考え方がおかしい。論理的に成立しない。致死性だから自己責任でなければいけないのに、自己責任が欺瞞だという。糸の切れた凧であるスクーバでは、それは商品であろうがなかろうが自己責任でなければ成立しないのだ。では、商品として、売るのを止めれば、完全な自己責任となり、ばたばた死んでゆくのを、「下手は死ぬ」と傍観していることになる。お世話をすれば、その対価をもらわなければならない。それを商品とされてしまう。パラドックスがある。頭の中で考えがまとまりつつあるが、その前にこの本の学歴詐称的な欺瞞が気になってしまう。

書きすぎたからブログにしよう。

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