要約すると―2を書いているが、筆はどうしても進まない。
プライマリーコースの指導者の研修会を市川の国富マリンセンタープールで行った。プライマリーを広めるためには指導者を増やさなければならない。そこで、僕のアシスタントの鈴木さんを指導者に仕込んでもらおう。同時に現指導者の倉田君ももう一段アップしてもらいたいという願いで、久保君に指導してもらう。
市川、国富マリンセンター
同時に、指導者への途を歩むように、とアンバサダーという賞状を渡した、国方君、長口さん、そしてVカード直前の本田さんに来てもらい。こちらは米沢君に指導してもらった。
雪で、米沢さん、倉田君はくるのに大変な苦労をしたらしい。国富のプールは狭いが、泳ぐ速さを競う練習ではないし、トリムを取った水平姿勢で、オクトパスブリージング、フロートを上げて段階的に浮上、沈んだダイバーのレスキューとエキササイズをこなすには、差支えなく、良い練習ができる。このプライマリーの練習プログラムの優れている点は、このようなプールで十分な練習が出来るという事かもしれない。
オクトパスはロングホースを使った練習だが、二つのセカンドステージからの呼吸を巧みに交換する手法は、少しばかり練習と習熟が必要だ。僕はロングホースを持っていないので、そろそろ、これにして練習をしなければいけないかと思う。
スクーバの宿命的な危険はエア切れ、故障によるエアストップだから、指導者はロングホースを持たなければならないだろう。
SMBの上げ方も、徹底的に習熟しないと、かえって急浮上の原因になったりして危険だと思っている。しかい、これがトレンドだから、練習する他ない。鈴木君が上達すれば、彼の指導で辰巳でも練習が出来る。その上でのプライマリーコースのVカード検定、あるいは練習に来てもらう呼びかけもできる。
今日も国冨に他のダイビングショップが来て、練習、検定のようなことをやっていたが彼らはまだ立っているスタイルだ。業界最大の指導組織PADIがこのスタイルを取り入れるようだが、まだ、インストラクターの多くはこれを練習していないと思う。
僕はこのスタイルが出来ないし、出来なくても自分のスタイルで60年ダイビングをやってきたのだから、出来なくても問題ないだろうが、しかしとにかく練習する。このスタイルに上達するほどの練習時間が僕に残されては居ないと思うが、とにかく、最後の日までトライしよう。
春先までに、プライマリーの講習の実技指導が出来るダイバーを育てなければいけない。