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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0108 日記

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  月刊ダイバーの連載、ニッポン潜水グラフィティの最終回の締め切りが10日だ。最終回だから、まとめを書くのか、それともこれまでの流れにそって書いて、最後にまとめにするのか、考えがまとまらない。まとまらなくても書かなくてはならない。とにかく書こうと今日8日の半日を費やしたが、まとまらない。明日、9日こそはまとめないといけない。

  潜水士の受験テキストも大詰めに来ていて、写真選びとその周辺コメントを少しでも早く送らなければならない。写真を選ぶと、写真に沿ったコメントになるからここまで書いたこととのちょうせいもしなければならなくなる。これもなかなかはかどらない。

 ヘルメット式潜水について、こんど2月2日のシンポジウムで講演をしてもらう、岩手県種市高等学校海洋開発科の下川先生からヘルメット式潜水の写真を送ってもらった。僕が予想していたのよりも、立派な施設であり、伝統的なクラシックな潜水器であるヘルメット式も衰退に向かっていて、もはやいくばくもないのかと思っていたが、若い高校生が、本気になって取り組んでいるらしい様子をみると、まだまだすてたものではないのかと思う。シンポジウムでは、僕がコメンテーターだから、そのあたりを質問して、参加者に聴いてもらおう。

 昨夜、7日には中川隆の新年会があり、ぜひ来いということで引き出された。中川は、僕のテレビ撮影部分を引き継いで独立したものだから、僕の人脈、僕の知り合いが半分以上、それにただいま現在のJAUSの会員で、仲良くしている福田君とか、あやのさんなども来ている。僕はすでに伝説のひとになっているとか、で、一緒に記念写真をずいぶんとってもらった。ちょっと反省していることは、顔がうろ覚えの人に此方から声をかけなかったことだ。向こうから声をかけにくかったのだろう。どうも僕にはそういう、人見知りのところがある。
 しかし、テレビ関係者は、僕の80歳での80mの企画はぜひ応援したい、番組にしたいという人がいた。当然、中川がカメラマンをやることだろうから、それはそれでいい。中川はJAUSの理事としてもよく出てきてくれている。
 JAUSについては、こんな風にみんなに説明した。僕も60年近く潜水の世界で生きているのだから、結構な人脈がある。中川が受け継いだ半球もその一つだ。僕が死ねば一切は空になる。それをJAUSという形でまとめて、100人が、ともに協力し合って、裏切らないという組織になれば、きっとダイビングについてはなんでもできる組織になるだろう。あと長くて二年の間になんとかなるだろうか。それを思うと焦ってしまう。

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