今年から年賀状をやめることにしますというご挨拶状がずいぶん来る。年賀状を書いたほうが、やめますという通知をだすよりも、簡単だと思うのだが、、年賀状廃止の通知をいただく方は、みなさん、本当に律儀な方ばかりだ。律儀な方なので疲れたのだろうな、と想像する。僕などは、でたらめな性格だからつかれないで、いいかげんな賀状を毎年書いて、それで納得して、新しい年を迎えている。
だけど、賀状廃止の、なんというのだろう、挨拶状をいただいているうちに、自分も、年末のごあいさつを、メールで出そうと思い始めてしまった。
現在、執筆中の「サイエンス・ダイビング」もしかしたら、「Research(science)diving」の方が良いのでは、と思ったりしている本が暗礁に乗り上げている。その上に、「スキンダイビング・セーフティ」が3訂版になり、ある程度書き直さなければならないと思っていて、その共著者会議が、25日にある。そんな忙しさの中で、年末のご挨拶をする。そしてさらに、そのメールでの挨拶の他に賀状もだそうと、お年玉つき年賀はがきを100枚買ってきた。
心にちかっている。100枚で止めるぞ、と、でも、こちらが出さないのに、賀状を書いてくれた方には、やはり返事を書かなくては、と買い足すだろうな。
そんな、愚にもつかないことを書いている年の暮れです。
写真は、1963年に、浅井慎平さんとご一緒に、南太平洋のキリバス、のタラワに行った時のものです。別件で写真をさがしていて、このタラワの写真が何枚かめについて、そして、気になっていた写真なので、使いました。その頃のタラワというところは、と書き始まると際限もなくなります。またいつの日にか書きます。
★★★★