Quantcast
Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1388

1214 サイエンス・ダイビング ①

$
0
0
_b0075059_12393372.png
blogが本当に滞ってしまっている。
 
 「サイエンス・ダイビング」という本を、久保彰良君と合冊共著で書いている。合冊共著、そんな言葉があるかどうか知らないが、共著というと、一緒に、相談して手分けした書く。ここまでは、良いのだけれど、共著となると、書いた後も、お互いの意見主張に矛盾がないかとか、話し合い、相談してまとめるのだと思う。その相談する編集をやめようというのだ。
 ダイビングのスタイルもまったくちがう。相談して個性をころしてしまうのは、つまらないし、もったいない。
 どちらも、正しいし、お互いにそれなりの根拠があって書いている。
 いいとこ取りを、読者に投げてしまおう。
 そんな考えが、編集者である成山堂の小野さんに通るかどうかわからないけれど、僕は「有り」だと思っている。
 互いに別の分野を書いているから、意外にうまく合冊でまとまるかもしれない。
 ついでにかいてしまうと、既に、書きあげている、総論その一、「サイエンス・ダイビング・70年」というブロックが、他の部分、「サイエンス・ダイビング撮影術」「ライン調査」の章と整合しないのではないか?いや、整合しなくてもいい。これは、自分の中での合冊なのだ。


 そんなこんな、事で、blogがとおくなってしまっている。


 僕のブログでも、何時も読んでくださっている人もおられるし、書かなくてはと筆を執った。


 このあと、「潜水部70年史」というテーマで、本とは別に、blogも書くつもりにしている。




 写真は、住んでいる部屋の、玄関を出たところから、見下ろした光景。
 撮ったカメらは、ウエアラブル「SJ・CAM」、これは旧型で、使わないでいたものを発掘してきて、テストしてみた。現在使っている 5000型、4000型と比べて、悪くない。多分1000型か?
 書いている、「サイエンス・ダイビング」の撮影術で、ウエアラブルカメラの代表格であるGoProを、僕は推していない。
 GoProも現在、8と10を使っているが、8は故障中である。バッテリーを入れて、一晩おくと、電池が放電されてしまう。
 僕は原則として、この手の消耗品カメラは修理にださない。壊れたときが寿命だ。


 そして、GoProはなぜか、タイム・インサートが、画面にでない。画面の左下に出ているのが、タイムインサート;撮影日時だ。
 GoProは、かたくなに、このタイムインサートを画面に出すことを拒否している。使わないならば、消した設定にすればいいと思うのだが、ださない。
 これは、GoProが、映像を使うプロをプロだけを相手にしているという意志表示なのかもしれない。このタイムインサート表示が入っているとプロが、テレビ放送などでは使えない。スタジオでの録画でもつかわない。編集できない、前後の入れ替えが不自然になってしまう。繋げなくなってしまう。GoProもタイム設定はするが、それは、プロパティでみる。画面にはない。


 一方で、サイエンス・ダイビング、水中調査撮影では、タイム・インサートは、必需ともいえる。記念撮影でも単発で使う場合には、これがあると、何時のことかが証明される。ただし、撮影行為に入る前、一日に一度は時間が正確か、チェックしている必要があるけれど。
 そして、その価格だが、現在のSJ・CAM 5000が1万3千円である。GoPro一台の値段で、3~5台買える。水中調査撮影のカメラは消耗品である。
 絵がそこそこきれいで満足でき、丈夫で、捨てても良い。そして、タイムインサートが、できる。


 
なお、SJと並ぶカメラにAKASOというのがある。これは陸上のカメラとしては面白いのだが、水中で撮影した時に、水の色が、SJの方が、本当っぽく見える。本当の水の色は、わからないが。なお、この価格帯のカメラで、「水中」という設定にすると、水の色が赤茶けてしまう。赤いフィルターを使う人もいるけれど、僕は着けない。
_b0075059_12520809.png
    SJ・CAM 5000
_b0075059_12533785.png
            AKASO 7000 PRO
_b0075059_12562033.png
GoPro 10 下も
_b0075059_12581747.png


真面目にテスト撮影をしての結果ではない。この手のカメラは、設定によって全く別のカメラになってしまうし、真面目にやったところで、この価格帯のカメラは,ばらつきが多くて、骨折り損になってしまうだろう。
 まあ、GoPro10がきれいに見えるが、SJが、安くて捨てても惜しくなく、タイムインサートが入り、それなりの満足が得られる。消耗品としてのカメラとしては、SJでいい。


 ※ なお、ウエアラブルカメラを使った水中調査撮影は、すべて動画で撮り、動画から、PC上で、静止画を切り出す。上記の映像もすべて、その手法で取り出した。


 なお、今日12月14日、お台場の撮影調査のワークショップをやるが、ウエアラブルカメラとして僕は、GoPro10、GoPro8 (故障しているが、だましだまし使っている)SJ5000 を使っている。
 次回、12月の調査で、SJと AKASO GoPro10 を並べて設置撮影で、使って見る。
 
 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1388

Trending Articles