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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0310 日本水中科学協会シンポジウム ①

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  茨城県立海洋高校のプール、水深10mにスキンダイビングで潜る。左手は水深5mで、石が積まれている。このプールは、ヘルメット式の潜水も教えることが目標になっていて、ヘルメット式で港湾工事の海底石積みの訓練をするための石である。


 3月27日 日本水中科学協会シンポジウムずいぶん先のように感じていたのだが、押し迫ってきた。大きなプレッシャーになっている。
 やるべきことを整理して、アクセルを踏まないといけない。


 ■日時:2022年3月27日(日)13:00~
■会場:オンライン(Zoomウェビナー&YouTube Liveを予定)
■参加費:無料
■申し込み方法:以下、URLよりお申し込みください。
https://jaus.jp/?page_id=3482




講演内容について 
①第一部は、水産・海洋高校の特集になった。司会は潮美にまかせている。内容については、宇宙のサバ缶を送った小坂先生、先生というより、潜水部後輩で、息子のような子だったが、姿・形は、最近の写真を見ると、別人になっている。内容については、何も知らない。
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  中世浮力の訓練、今ならば、水平になったトリム姿勢で、前進後退の練習をするでしょうが、1991年のことです。


②思えば、水産・海洋高校へのダイビング教育をはじめた、その指導者(インストラクター)を作る第一回の講習会を開いたのは、1991年だった。1990年に茨城県 那珂湊の海洋高校、(当時は水産高校)に潜水訓練プールができた。水深は、10m、5m、3m、1.5m の4段階に分かれている屋内、温水プールだ。もしも東京にあったら、と思う夢のプールだ。そのプールで高校の先生を対象にした、括弧してインストラクターと書いたが、インストラクターとは全く違うもの、潜水技術についても、心構えも、オペレーションシステムも全くちがうが、潜水指導者の講習を開いた。同じような講習会を何回かおこなうのだが、とにかく、これが最初で高校の潜水教育の基礎を作った。
 中心になって実施した自分としては、反省点、山積みだが、それはこの世の常、とにかくバトンは作った。小坂先生たち、登壇者の一人、沖縄水産の寺瀬雄太先生   も面識はあり、これからの中心になっていただける先生だし、矢沢昂也先生は(茨城県立海洋高等学校)の、多分、プールでの指導の中心になっている先生だろう。これら先生たちがバトンを持ってどのように走り、どのように路を切り開いてくれたのか、見たいけれど、全く違う方向の話をされるかもしれない、楽しみである。
 ところが、このように海洋高校にプールを作り、潜水教育を文科省にあって推し進めてくれた中谷三男先生が、この秋、亡くなった。生きておられれば、と思うが、自分の命も後、須臾の間だ。できるだけのことをしなければ、
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  水中脱着訓練、これも今ならば、水平に浮いてタンクを脱いで、そのまま着る練習になるのでしょうが、


 ③高校で潜水、スクーバダイビングを教えるということ、どういうことなのだろう。何のために何を目指すのか、一般の人、一般のダイバーは考えたこともないと思う。
 知ってもらい、考えてもらうこと、大事なことだ。




 



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