イシガニ
ダイバーの大半は図鑑好き、図鑑を手にして使っているはず。それぞれ、好きな図鑑があるだろうし、図鑑に一言あると思う。
書棚を見ると図鑑であふれて居る。頻繁にブックオフに本をすてにいくのだけれど図鑑は捨てない。捨てられないので、あふれる。しかし、近い将来の、「やがて」に四散するだろうから、図鑑、それぞれについて、何か書いておきたいと余計なことを考えた。余計なこと、どうでも良いことなので、視点もばらばら、支離滅裂で順不同で行く。まず、最初に、この図鑑を持っていると言えば、相当の図鑑マニアだと認めてもらえるだろう。酒井恒 日本蟹類図説、昭和10年、僕の生まれた年の発行で、今手元にある一番古い図鑑で、こういう、標本画、細密画も好きなのです。
※なお、この図鑑はマニアがなかなか入手できない値打ちものだと、図鑑の細密画を書いていたというフェイスブックの友達であるHirayama さんから教えていただいた。
この絵は酒井先生の奥さんが書かれていて、その奥さんが、その頃話題になった浜名湖の二枚貝中毒で亡くなったという伝説?がある。
タイワンガザミ
そして、僕はお台場でイシガニと、タイワンガザミと付き合いがあり、酒井先生の図説では、どんな顔をしているのかな、と、そんな眼で、図鑑という絵本をみるのです。