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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0820  日記 

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フェイスブックに日記として、日記のように書いたものを出している。
 あるていどまとまったら、ブログに載せることにした。




日記
 0816
 お墓参り、大雨がなくなったので、行くことができた。何とか、死ぬまで、自分のペースで生きさせてくれるように祈った。祈ったってどうなるものでもないが、あの戦時中を、ハードボイルドに生き抜いて、自分を育ててくれた母親をしのんだ。それにしても、昨日お参りをしたのにまた、と感じる。80歳を過ぎると、一年が、一日に感じられる。
 日記のカバー写真は猫にしたい。けど、そんなに枚数をもっていない。下町のこの近所、最近めっきり野猫が減った。


日記 0818
 炎暑から一転して、8月とは思えない寒さ、そして大雨、夏は終わった。と思ったら、また今日は暑い。
 そして、世の中、フェイスブックは詐欺満載、 コロナは先が見えない。
 オリンピックをテレビで見る一方、フェイスブックでは、沖縄の高山義浩先生のスレッドも見ていた。高山先生は、コロナの初期、クルーズ船のころから見させてもらっている。高山先生は沖縄の医師だから、多分、ダイビングもやられるので、友達になったのだと思う。そして、コロナについて、一番信用できる現場での情報を発信し続けておられる。
 さっき、老人ホームでの戦いを読ませてもらった。本当に激しいコロナとの戦になっていて、沖縄も本格的なパンデミックの様相になっている。
 東京も医療の現場では、おなじような状況だろう。
 つい先ごろ、オリンピック前は、東京の一日の罹患者数、400-600で推移して行くものと見ていたのが,ページをめくるように、マルが一つ増えて、4000-6000で推移している。もはや、制御不能と言われているが、制御出来ないと、マルがもう一つ増えるのだろうか。
 パラリンピック中に7000、8000と鰻登りになり、選手、関係者に感染が広がったら、どう対応するのだろう。自分も同じような立場、ダイビング業界は、スポーツ業界と近似だから、反対はできない。なんとか切り抜けてもらいたいと、それこそ、祈るばかりだ。
 ワクチンもデルタ株についての感染防止には、30~40%ぐらいしか効かないとか。でも、重症化を防ぐ効果は80%あるらしい。そもそも、ワクチンは感染しても発病を防ぐ、重症化を防ぐものとも聞く。
 高熱が数日続き、咳がでて、医者にかかり、若干の治療を受けて治るならば。なんとか切り抜けられる。楽観的すぎるかな?
 個人レベルで出来ること、自分のコード、行動基準は、ワクチンを接種して、出歩かないことだが、運動しないと寝たきり老人になってしまう。事務所に行き、スクワットでもしよう。
 それでも、コロナの中、2年間、ダイビングは継続してきた。
 注意しつつ、残り少ない時間を、無駄にしないように生きたい。
 9月には、水中調査研究会を再開する。10月には辰巳のスキンダイビング練習会も再開する。外出禁止になれば、それも無くなってしまう。生き延びる(ダイビングを続けること)のも難しくなる。
 自分の立場、ダイビング業界は、スポーツ業界と同じでもある。スキンダイビングは、明らかに生涯スポーツである。だから、辰巳国際とか、スポーツ施設を使ってきたし、練習しているメンバーは、肺の換気能力も一般の人より高いだろう。生き延びるチャンスも少し高いかも知れない。
 自粛とかを永久に続ける訳には行かない。コロナで経済が破綻してしまうと、国民全部が生きられなくなる。収入が無くなる。これは、コロナと同等に恐ろしい。
 どの程度の被害に耐えて、経済を維持するかの局面、戦に入っている。感染者の増大、つまり、敗戦が続いている戦になっているけど。
 戦いの武器は、ワクチンしかないようだ。ワクチン接種が進めば、無症状者、軽症者が増える。無症状の感染者の数が増大して、比例して重症者も増える。今は、そんな局面なのだろう。
 それはそれとして、戦だから、何時倒れるかわからない自分、資料とか、バトンをタッチしておかなくてはいけない。そのことで、今は忙しい。


日記 0819
コロナで千葉真一さんが亡くなった。千葉さんのJAC ,ジャパンアクションクラブで、ダイビングを教えていたことがあり、そこでの想い出、忘れがたい示唆もある。
 教えるといっても、僕は、普通のインストラクターが、お客に接するような態度で生徒たちに説明し、スキンダイビングで耳抜きを教え、水中脱着までやってから、海で体験ダイビング的に、コースを回ってくるプログラムをこなしていた。実習の場所は八丈島で、ホテルを借り切っての、一週間の合宿であった。
 ダイビングの他には、空手とアクションの訓練があり、それは体育会系で厳しいので、生徒たちは、ダイビングでレジャー的に、息抜き、で楽しんでいた。
 ある日、空手の師範が、生徒たちに訓辞した。「空手の指導は厳しいけれど、君たちを殺すようなことはない。須賀先生は、優しいけれど、君たちを簡単に殺してしまう。そのつもりで空手より真剣に取り組むように。」僕は、反省し、JACのダイビングプログラムを考え直し、新たに組み立てた。
 そんな想いでがある。
 コロナだけど、
 潜水医学、海底居住学、ジャックマイヨールの「イルカと海に還る日」などの著作がある関邦博さんから、ワクチン反対のメッセージが来た。アナフィラキシーの危険について説明し、体温を高く保って感染を防ぐ方策を提案されていた。
 僕もアナフィラキシーについては、心配しないではないけど、海で、イイジマフクロウニにさわってしまう危険よりも、ワクチンの危険の方が小さいと考えて、ワクチンを打った。副作用は全くなくて、抗体を獲得できなかったのでは?と心配している。
 いや、自分にはもともと、抗体がいくらかあったので、副作用がなかったとプラスにかんがえるようにした。本当のところはわからない。
 出勤の必要がないから、引きこもりが出来る。9月後半から、動き始めるが、運が良ければ、生き延びられるだろう。出かけていく僕らよりも、受け入れるダイビングサービスの方が、危険は大きい。波左間の荒川さんのこと心配している。彼も83歳だ。

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