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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0616 ダイビングの歴史 1 梗概

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 ダイビングの歴史これから1年のうちに完成させなければいけないと決意した。
 前回の理事会で、同じく企画中の「リサーチ・ダイビング」と比べて、日本水中科学協会の10周年でもあり、「リサーチ・ダイビング」が先行する予定と話したら、白井常雄さんから、強くダイビングの歴史の先行をと言われた。そういわれれば、ダイビングの歴史の方が、企画が先行していた。


 猛烈に忙しいのだが、ダイビングの歴史の執筆で、それに拍車をかける。なぜ、忙しいかと言えば、自分の頭脳の処理能力が著しく衰えているからで、その意味でも急がなくてはならない。ブログを書いている時間はないから、常套手段ではあるが、原稿をブログに載せる。
 その第一回というわけだ。
 2016年に企画を立ててから5年目だ。
 その間、下書きをずいぶん書いているのでもちろんそれも、リライトして使うが、全く構想は新たになった。


 以下、原稿 


 ダイビングの歴史


 はじめに
 ダイビングの歴史、大きく二つに分けた。
 第一部は、人類がアフリカで誕生してから、今日に至るまでのダイビングの歴史、
 第二部は、1950年から今日に至るまでの日本のスクーバダイビングの歴史、一部と二部の間にできるだけ詳しい年表をはさみたい。


 著者は歴史フアンであるが、歴史研究者ではない。歴史フアンであるダイバーの個人的視点から書くことにした。
 どの程度の歴史フアンかというと、大学時代、ギボンのローマ帝国衰亡史を完読した。そんな関係で塩野七生の本はほとんど読んでいる。出口治明の本も読んでいる。文庫になった歴史書もできるだけ読んでいる。
 その延長線上で、ダイビングに関わる歴史の本、資料をできるだけ集めて、ダイバーとしての視点からダイビングの歴史を書く。
 それが第一部


 第二部は、その歴史の中に自分が生きた時代のことを、自分の体験+見たり、聞いたりしたこと、+その時代に発表された機関誌、報告書、で調べて書いた。
 当初、その記述は簡潔にして、ぴしっとしまった、ものにしようと考えた。しかし、歴史とは、時代を遡る個人的な旅なのだと思い返し、知る限りの細部を書き加えた方いいと考え直した。


 ※もちろん、限度があるから、ずいぶん削ることになるだろうが。※印は原稿ではない。覚え書きだ。


 なお、本の読者として、ダイバー、ダイビングについての知識を既に有する人を想定した。ダイビングについての説明は省略している。


☆☆☆


 以下は、その第一部の梗概、筋道だ。
 もちろん、書き進むうちには変わっていくから、梗概の第一稿だ。
 自分だけがわかる符丁のようなものもある。いや、ほとんどが符丁か?
 歴史だからできるだけ時系列で追っていくが、
 一つの物語のつもりで書きたい。
 自分の視点重視の物語だから、いわゆる潜水の歴史で重要なことも無視している事もある。
 それだけに、一部と二部の間に入れる年表を重視 充実させたい。年表には、コラム的に、記述もはさむ。


 第一部 ダイビングの歴史


 §1 泳ぐ潜水
 1ー1 アクア説
 1ー2 グレートジャーニー
  日本へ
  歴史博物館のジェオラマ
  貝塚
  魏史倭人伝
 1ー3 海女 海人
   水眼鏡
   資源保護
 
 1ー4 フィンの誕生
 バジャウ
 コートダジュール
 
 1ー5 フロッグメン
  イタリー 
  英国


 1ー6 伏竜特攻


 §2 マスク式 歩く潜水
 2ー1 海底二万マイル
 2ー2 大串式
 2ー3 山本式
    三浦定之助
    山下弥総左衛門
 2ー4 アサリ式


 §3 ヘルメット式
 3ー1 房総 海産もぐり
 3ー2 アラフラ海  ヘンキー式ヘルメット
 3ー3 潜水病
 3ー4 工事もぐり
 3ー5 東亜潜水機


 §4 泳ぐスクーバ


 4ー1 コートダジュールへ戻る
     ハンスハス
     青い大陸 
 4ー2 クストー・アクアラング
     沈黙の世界
 

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