4月4日 東京港水中生物研究会(日本水中科学協会)
大森ふるさとの浜辺公園
2007年にできた比較的新しい人工砂浜の公園である。
尾島さん夫妻の交渉能力は、すばらしく、次々と新しい、潜れるスポットを獲得してくる。ただ、砂浜は、夏の日曜日はたくさん人が来るので、実施はむずかしい。
とにかく、砂浜なので、エントリーエキジットが楽にできる。波も流れもない。高齢者ダイバーのトレーニングの水辺としては絶好である。
幸い、午前中は晴れた。
メンバーは、須賀、尾島夫妻、コーディネートをしてくれて、日本水中科学協会の会員にもなってくれた荒井さん、多留さん 山本徹、小林正浩、臼島さん、山田さん
砂浜であり、岩礁もない。城南島のような波除け魚礁もない。そして、季節はまだ魚の季節ではない。沖側のブイのあたりに行けばクロダイ、アカエイなどはいるだろうが、左側の石積みのあたりをまわることにした。
重いタンクを背負い、尾島ママのアシストでエントリーした。
きれいな砂地であるが、少し先はヘドロになっている。まだ、この季節、硫黄細菌は膜をはっていない。
最近のウエアラブルカメラ・カメラワークは、マスクマウントと、棒(僕の場合は杖)の先に付けたLCDライトとカメラの組み合わせで、どちらかというと、マスクマウントをメインにして移動を見て行き、生物、なにかに棒カメラを向けて撮影する風に編集する。
石のあたりには、無数の稚魚が群れている。
良い土管があって、中にカニでもいるかとカメラを入れたが何もいなかった。
6月、7月が楽しみな場所である。
泳ぎ始めはバランスが悪かったが、泳いでいるうちに気持ちよく泳げるようになり、少しのんびり泳いで上がろうとしたが、みんな出ていて、上がるアシストをしてくれる人がいない。体調も悪くないので、自力で上がることにした。良い砂地なので、難なく立ち上がり歩いて上がることができ満足した。
尾島ママに渡したカメラ、バッテリーが30分しか持たなかった。終わりのほうで、小さいニクハゼの群れが写っていた。このニクハゼも、僕の撮った何かの稚魚も、動画でなければ、判別は難しい。
最近は、ブログにYouTubeを貼り付けるようにしている。
12時半ぐらいに、自分だけ先にもどった。気分の良いダイビングだった。