第 184 回 お台場 1月31日
参加者
須賀 尾島 尾島雅子 多留 山本 風呂田、三ツ橋。
須賀 山本 三ツ橋は、北東のいつもの本拠付近で潜水士、尾島、尾島雅子 多留 風呂田 は、南東岸の突堤付近に回った。いつの間にか、このように分かれるようになっている。
ぼくらも、南側のラインBに行きたいのだが、本拠、ベースに誰もいなくなってしまうのも困るし、
で、南東区域については、尾島ママにカメラを渡して撮影をお願いした。その撮影については、移動と、何かを見つけて、撮っている時の区別を明確にするようにお願いした。意志を持って撮っている状態では、20秒はフィックス、カメラを対象に向けて静止するように頼んだ。これが、最低限度のカメラワークだ。
尾島ママは、これまでカメラにさわったことがない、生き物探しの達人だ。撮影ができるようになれば、鬼に金棒になる。
北組、ぼくらは、ラインAを調査することにした。ラインAは、最初に撮影したが、クロダイがうずくまっていた。ロックもあるので、期待できる。
山本徹さんがラインを引き終わってから、僕がでて撮影と考えたが、山本、三ツ橋、二人が入ってしまって、一人になるとエントリーが自分一人ではできない。山本さんが入って、10分後ぐらいに、支度をして、三ツ橋にサポートしてもらってエントリーした。
しかし、手慣れない、ラインAに手こずったらしく、僕が入った時、まだラインは張られていなかった。水面を浮いて、北の角付近の転石を撮影した。三ツ橋の専門であるリボンアオサがたくさん生えている。今が、一番海藻調査にはいい時期なのだろう。
水温は10度を切っていて、冷たい。が、入ってしばらくは、寒くはない。幸い、雲一つないいい天気だ。ようやく、ラインが引かれたので、ラインに沿って撮影する。岸近くでは、お台場としてはピカピカ、といっても透視度で2mだが、少し岸から離れた、ラインの基点、になると、冬のマイクロ植物プランクトン濁りで、透視度は1m以下になる。メンバーにプランクトンを見てくれる研究者がいない。理化学研究所の守屋氏にたのもうか。
海底は覆砂がなく、へどろである。覆砂図をみると、北東岸は、覆砂がやや岸から離れている。
なぜか、ラインは50mで止まってしまっていた。山本さんが不調なのでは?
岸に戻った。
次第に寒くなってきて、山本さんがもう一度、100mまでのばしてくれるまで待つのがつらい。50mから先は、山本さんに撮影をたのんで、あがることにした。
寒くはなったが、まだ空気は120残っている。水に入ってから15分だ。もう一度、北コーナーに行って、牡蠣の状態を見ることにした。まだ、ほとんどすべてが死滅の状態で、生きている牡蠣は見つけられない。死滅の原因はわからないが、お台場の牡蠣は死滅と復活を繰り返している。去年の冬、ラインを引いて生きている個体の数を調べたが、撮影だけだが、50%は生きていた。今度は何時復活するか見ていこう。
本格的に寒くなったので、這い上がった。上がってからしばらくは寒かった。
三ツ橋君(女性)は、強い。ブイを引いて、南東組の方まで泳いでいった。
港湾局の萬年さんがお見えになったが、いつものように、撮影済みのSDCを渡すことができない。山本さんの分、尾島雅子分も加えて、粗く編集して後から渡すようにした。
とにかく、10度を切ると、今の僕では、ドライスーツでもつらい。
下は尾島雅子ママ 撮影。