このごろ書写,(書写カメラによるコピー)を続けている。
書写のおかげで、雑誌を切り刻まないで済んでいる。数日前、先々代のダイバーの連載図鑑を切り抜いてファイルしたものを書写したが、切り抜き、ファイルはしなくても良くなった。
図書館から、マリンダイビング11月号を借りてきた。図書館の本はもちろん切り抜けないから、書写コピーが役に立つ。
ダイバーは、僕の「ニッポン潜水グラフィティ」を連載してくれたし、潮美もお世話になっていたので、毎号送ってくれる。マリンダイビングは、図書館で借りてくる。そういう関係なのだ。
残念ながら、ダイバーは、古石場図書館には置いていない。
マリンダイビング、11月号、与那国島の特集である。与那国には通ったし、想いが残っている。しかしマリンダイビングで見て、僕が通っていた頃とは一変している。ダイビングショップも知っている店ではない。
与那国に限らず、日本中、行かないところはないけれど、
僕の親しかったショップは、どうしているだろう、元気だろうか。元気な老舗もあるけれど、ほとんどが知らない顔、知らないお店だ。
ガイド大集合という記事、この中で知っている人、何人、いるだろう。三人だ。お父さんを知っている人が一人。それも、ガイドというよりも、オーナーだ。 時は移り、人はかわる。
もう一つの特集、大瀬崎、もちろん通った数は数え切れない。昔は、大瀬崎で、挨拶してくれる方が多くて、頭の下げっぱなしだった。今は、知る人は一人もいないだろう。
それに、もう僕は、タンクを背負って大瀬崎の先端も、外海も、エントリー、エキジットできない。数日前、長山君が先端で骨折したとか。僕は、骨折したら再起は不能だ。
だから、大瀬崎はもう雑誌の記事でしか知ることができない。
マリンダイビングフェア、執念でやった。僕は行かなかった。行かなかったのは今年が初めてだ。行かなくて、若干、後悔している?。
安全ダイビングについての記事、これも繰り返しだが、くりかえすことに意味がある。
自分でものを書いていると、たとえばブログなどで、同じことを書いてはいけない、などと思うのだが、そんなことはない。繰り返しでいいのだ。
安全、つまり危険について、スマートに表現出来ている。
くすみ姐さんのスキルアップ倶楽部。この姐さんには、昔、といっても、たった20年まえぐらいだが、土肥でお世話になった。とても気の利く姉さんだった。20年前に姉さんだったから、今は姐?
裏表紙は、下地島へのスカイマーク直行便、そうか、羽田から直行で7800円、今年、2021年は石垣には何度か行くけれど、宮古には行くことはもうないか。それにしても、一度は下地空港に行きたい。潜らないで、観光だけで行くか?
ダイバーは2019ー20の分 7冊全部コピー書写した。
そのうちの一冊
「山あり、谷あり、海がある。」20年7月号。
過ぎ去って行くものへのオマージュと感じてしまうのは、コロナ渦中の僕の感傷だろうか。
モルジブ、フィリピンで苦労して、ボートを作り、施設を築き上げてきた、女性オーナー、このパンデミックでどうなるだろう。
マリンダイビングもダイバーも業界紙である。マリンダイビングは、典型的業界紙、ダイバーは、少しばかり、いわゆる本格的ダイバーの専門誌的感覚を加味していて、ここ、2020年に来て、海の、ダイビングの百科的に展開している。「くじら大回遊」など百科的によくできていて、永久保存版だ。
マリンダイビングは、一年に一冊だけ買えば良い。それで、その年の業界のすべてがわかる。どの月をその購入の一回にしても、その一冊で良い。業界紙として完成の域だ。