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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0111 城南島

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 1月10日 城南島海浜公園
 城南島は羽田空港の前で、離着陸の飛行機が頭上を通り、フアンが長いレンズで狙うところだ。


 でも最近のジェットは本当に静かに飛ぶ。音もなく飛ぶとは言えないが、ささやくような音で飛びすぎて行く。


 城南島とお台場は、砂浜なので、転げても骨折しないし、這ってエントリー、エキジットができる。 
 85歳、あと何日かで86歳、生涯スポーツ、死ぬまでスポーツについては、そのうちにまとめるつもりだが、残念ながら、僕の今のダイビングは、身障者のダイビングだ。エントリーとエキジットは、介護してもらはなければ、できない。
 そして、杖をついて行く、エキジットは杖がなければ、立ち上がれない。杖の先端には、ライトとウエアラブルカメラらが付いていて、コンパスと、最近買った、スントのクラシックなソリューションαが巻き付けてある。このスントは、水深が1mでも作動してくれる。

 カメラは、この杖カメラとマスクマウントの2台を廻している。
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 水中でも、数年前までは、エントリーとエキジットはつらくても、水中はベッドに寝転んでいるのと同じ、だったが、今では身体を安定させて泳ぐのに、苦労する。
 
 尾島さんの介護で、砂浜で座ってタンクを背負い、身体を反転させ、這って泳ぎ出る。城南島もお台場も、防波のバリアーがあるので、波が高くなく、這ってのエントリーエキジットができる。
 ドライスーツで、ウエイトベストが4キロ、6キロのベルトで合計10キロ着けている。この前の波佐間で6キロのベルトがずり落ちそうになり危なかったので、BC.にの背中のポケットに2キロ入れた。TUSAのリベレーターBC.は、腹の部分と背中部分にウエイトポケットがある。その背中に付けたのだが、バランスが悪い。やはり、腹のポケットにウエイトを入れないとダメ、とわかった。
 泳ぐ練習は辰巳で積んでいるのだが、ドライだと、足は空気を入れた棒のようになり、足首のスナップが効かない。足首スナップのトレーニングもしているのだが、棒になってしまっている。
 もっと、特訓する場所と時間があれば良いのだが。
 今の季節、冬は魚が少ない。クロダイが、バリアーの人工魚礁のようなブロックの中に居て、ダイバーの姿を見て逃げ出て行った。それだけで、あとは何もいない。
 水温は10,5度、スントのダイコンで11度だ。

 すぐに寒くなり、別に撮るものもないので、戻ってきた。波打ち際で、タンクとウエイトを外し、やっとフィンも外して、立ち上がる。ウエイトとタンクは引きずって、浜に上げる。
 スントを見ると、最大水深3m、14分しか潜っていない。30分は潜っていたつもりなのに、


 他のメンバー多留さん、尾島さん、極地研に行った後輩の自見君は、無脊椎動物が狙いだから、ヒラムシの類などを取って、双眼顕微鏡で見て、あーでもないこーでもないと話し合っている。
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 生物見つけと採集の大家である尾島ママに最近カメラを仕込んでいるので、生き物の撮影は、彼女任せだ。
 上手になったが、編集ソフトで流してみると、まだカットの長さが短い。次回注意しよう。



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