医師でもないし、衛生学の専門家でもないから、コロナ新型について書くのは、もう止めておこうと思ったけど、ダイビングのリスクマネージメントについて、「リサーチ・ダイビング」で、書いている。今は新型コロナのリスクマネージメントが日本、いや世界で最大の関心。それに、半ばパニック状態の時に書いたものがブログに残っている。削除しようかとも思ったが、その時何を考えたかのログだから、そのままにしておくけど。しかし、それだけではちょっと、なので、ここに、2020年3月10日現在の自分の段落を書いてリリースしておこう。
病気については、お医者さんの発表が情報源で、それ以上には、わからない。週刊誌的情報としては、ニュースウィークを見ている。
ここ、一二週間が山ということで、学校閉鎖が行われ、公的な施設も次々と閉鎖、実は、山ではなくて、丘にして時の過ぎるのを待ちたかったのだと想像するけど、何にも考えなかった結果の判断だったかもしれない。かかわっている、プール施設などでは、一~二週間 3月15日をめどにしているところが多い。多分、そのまま据え置きだろうが、政府は、3月一杯には、長期的な見通しを決定、発表しなければ、ならないだろう。このまま死んでしまうわけには行かない。自分が零細業の経営者の時だったら大変、僕らの業界は、ほぼ100%が零細小企業だ。まあ、これまでなんとかなってきたのだから、今度も大丈夫だろう。とこういうのを「正常化の偏見」というのだと誰かが言っていた。僕は、正常化の偏見で、85歳まで、ここまで持ちこたえて来たのだけれど。
自分たちのことはさておき、パニック的な対応はもう認められない。正式発表ではないが、専門家会議では、収束のみとおしは、数カ月、もしくは年になるだろうと。抗体が分離されたとか発表されたが、そこからワクチンができるまでの道のりは、僕にはわからないものの、ポンと明日できるというものではないだろう。多分、これも数カ月から年、たしかこの前のコロナでは、ワクチンができるころには収束していたとか聞いた。
リスクマネージメントとは、悪い成り行きを予想して、対策をたてておくのが原則。仮に一年として、学校閉鎖を1年続けられないだろうし、誰か、陽性がでたら、その施設を閉鎖していたのでは、どんな施設も、会社も持ちこたえられない。戦場で兵士が一人倒れたら、退却していたのでは、戦いにならない。
幸いに、という表現が適切かどうかわからないが、武漢では、新型コロナに二つのパターンがあって、30%が重症型、70%が軽症型だとか。
検査で陰性だからといって、本当の陰性かどうかわからない。陽性になった人の80%は、風邪のようなものだという。日本が持ちこたえているのは、検査があんまり行われないからなので、検査をすると、元気でも隔離しなければならない。重症者の手当てができなくなる。韓国もそれに見習うようになるとか、どこかで見た。そうなのかもしれない。そして、国民の20-60%が抗体を獲得しなければ収束しないと、2月の初旬に沖縄の高山先生が書いておられた。とすれば、だれが考えても、とる方策は決まっている。
ただ、ビールスは、人から人へ移っている間に変異する。その変異が、弱くなる変異であれば、そのへんで終息する。強くなる変異もある。その結果は、神(自然)頼みだ。
もうこれで、3月25日までは、コロナのことは、書かないで、今書いている原稿、リサーチダイビングを出そう、出版する本の原稿なのだが、出版できるかどうか、できると思っているけれど、出せない時には、ブログが残る。