4月18日に僕が東京湾についての講演する予定の古石場図書館は、3月25日まで休館、スキンダイビング練習会をやっている辰巳国際水泳場は3月15日まで一般の個人使用は休止、ぼくらのような団体使用だけが許可されている。それで、僕らの練習は、次が3月17日、その次が3月24日、その次が、30日、これでオリンピック準備のために休館、10月か再開予定だが、3月一杯は、薄氷を踏む思いだけど使える。浦安運動公園は、15日まで休止、その先はわからない。そして関わってはいないけれどディズニーランドも、3月15日、16日を目途にしている。
ともかく、15日~25日、遅くも3月一杯で、次のフェーズに入る。
ニュースウィークの特集では、コロナで直面する日本の悲劇で、最悪なストーリーは、経済の崩壊である。
会社、生産設備の全停止、日本の国を一時的にフリーズさせる戒厳令もあるような風評ニュースもある。しかし、それは、中国のような常時戒厳令じ状態のような 国で、しかも、限定された地域でなければできないと思う。日本で、東京を、一時的にもせよ、フリーズすることはできない。14世紀のパンデミック、ペストのような死亡率ならば、(ヨーロッパでは三分の一の人口が失われた)イチかバチかになると思うが、今度のコロナの死亡率ならば、これしきのことで、日本と言う国を停止させてしまうことは考えられない。
それにしても、コロナってなんなのだろう。立ち止まって考えてみよう。
僕が参考にさせてもらっているのは、沖縄の高山義浩先生のコメントで、先生は沖縄中部病院のお医者さんで、厚労省関連の疫学方面の仕事もされている。なぜだか僕のフェイスブックの友達になっていて、そのコメントが目に入る。もしかして、ダイバーなのか?
バイアスがかかっていないようで、しかもわかりやすい。
そこで、先生のコメントで2月初旬のものだが、コロナは、風邪でくくられる流行性の疾患で流行の根源であった武漢では、致死率が6%と突出しているが、他のところでは、1.4%とか1%以下、罹患した人の80%は無症状である。逆に無症状であることが、流行を拡大する要因になっている。
拡大が停止,収束するためには、国民が例えば20%とか、60%とか、なにがしかの免疫性を持つ、必要があるとか言われている。そして、今度のコロナの場合には免疫性が無い可能性もあるとかいう意見もある。
※ここに書いているのは、高山先生の意見、そのままではなくて、他の資料、発表されたものを見ての自分なりの要約も含まれている。読んだ資料の中で、高山先生の意見になるほどと思ったということであり、ここに書いたものの責任の一切は自分(須賀)にある。
ここからは、様々な意見の中からの寄せ集めだが、
武漢がなぜ突出しているかと言えば、これは、急な患者増加で医療が崩壊した。重症者が治療を受けられずに死亡したのだろうということだ。もともと、あの国の人は、行列できない。我先に突撃する。今回のことが教訓になって改まれば、良いのだが。
中国の医療が患者急増で崩壊してたことが、日本でも起こるのが恐ろしい。免疫性を獲得するまでの致死率の勝負なのだろう。とすれば、今回の一連の措置は、急増の山を低くして、医療の崩壊を防ぐ、そういう意味なのだろう、と思う。
ならば、そういう発表をしてくれれば、良いのだが。政府の発表は、この一二週間が勝負だとか、かなり抽象的だ。まあ、3月一杯で終息すれば万歳三唱だけど。
話題になっている学校についてだって、今のフェーズでは、まあ、いいだろう。子供は喜んでいる。親は頭を抱えているけど。急増の山を抑えるだけならば、4月に入り、順次発症していったとして、順次学校を閉鎖していくのだろうか。閉鎖しておく必要はないだろう。その学級は閉鎖する程度で良い?幸い、子供の死亡率は低い。学校に限らず、すべての分野で、大多数は無症状者だろう。
そして、一般企業、個人業者では、発症者もかかえて、業務を進行させて行かなければならない。日本の医学の実力の見せ所、死亡を最小限にして、国の力を落とさないように、がんばってほしい。こちらは、せいぜい医者に行かないように、と言って、重症になれば行かなくてはいけない。どこから重症なのか それぞれの自己責任での判断だろう。ダイビングと同じだ。
それから、ダイヤモンドプリンセスだが、いい仕事をしたと思う。日本人だけ下ろして後はどこかの島に向かわせるとか。日本人も全員下ろさないで、船籍の国にもどすとか。そんなことできなかった。そして、とにかく、何人かの犠牲を払って終えた。武漢には、ならなかった。きっと、どこかがドキュメンタリーをそのうち作るだろう。
ただ、中尾先生(早稲田大学先進理工学部教授で、日本水中科学協会理事)等が唱え、実現に努力されていた病院船ができていれば、違う展開になっただろうと思う。今度の反省を生かして絶対に造るべきだ。自衛隊が一隻、厚労省も一隻、国土交通省も一隻、これだけのことが、あったのだから、競作で3-5隻ぐらいあっても良いとおもう。使わない時には青年の船かなにかで、ミクロネシア、とかアジアを巡っていればいい。そう、ダイバー船にしようというのが中尾先生が、僕らを引き入れた考えだった。学生など載せて研究航海もできる。
今回のコロナは、致死率2%以下だけど、同じコロナのSARS は9.6%、MERSは、33.4%だとか、突然変異で50%の奴が出てくるかもしれない。それだと、準備がないと国が亡びる。
さて、自分個人だが、会う人みんな僕の高齢を心配してくれたという。ありがたいことである。自分個人としては、マスクもする。手洗いもする。電車に乗るときは手袋もする。しかし、流れ弾に当たったら、高齢+高血圧だから、難しいかもしれないが、その時はその時のことだ。
こんな時世、レクリエーションダイビングの不要不急について、ワークショップを中止してしまった反省のところで書いたが、
そのワークショップの中止だが、中止は早まったと反省したが、いまでは中止でよかったと思っている。3月4日の時点では、集まる人も親戚一同だろうから、集まっても良かったと思ったが、まだ、ピークを抑えるフェーズでは、集まっても楽しくないし、だれかあの中に隠性の感染者がいたのではないかとか、つまらない心配をされる。自分も心配する。そこで、僕が寒冷アレルギーのくしゃみでもしたら。
マリンダイビングフェアが、4月の1,2.3だったか、どうなるのだろう。舘石社長は、しっかりしている人だが、と心配していた。サーモグラフを入り口に置き、次亜塩素酸での手洗い、個人の自己責任で、体調の悪い人はお断りで、開催する。偉い。体調が良ければ行きます。
社会スポーツセンターの指導者講習会は4月4日から、一ヶ月、全国を転戦する。マスクと、アルコールの手消毒で予定通りに開催するようだ。これも偉い。僕の古石場図書館での4月18日の講演会もやりたい。テーマは東京湾だ。そろそろ準備を始めなくては。
東京湾、海は大丈夫、(多分)だから、せいぜいダイビングしよう。ダイビングが萎まないように。そのうちに中国の人もまた来るだろうから、そのとき、少し、偉そうな顔ができると良い。
そろそろ、桜が咲く。桜を見ると、日本人は目の奥があつくなる。理由はそれぞれだ。高齢になった僕は、もう桜を見られるのは今年で終わりか?そして、一年が経ち、また桜が見られた。桜を背負って特攻に散った若者を想う人もいるだろう。今年は、小学一年生のランドセルしょっての入学式はどうなるだろう。桜は日本人の美学なのです。今年の桜、庶民は、それぞれ花を見る。
僕はまた、浦安海豚倶楽部でお花見をしたい。する。
今しばらく、自粛します。13日には波佐間に行きます、海は自粛しなくても良いのです。
17日は辰巳のスキンダイビング、これは、15日を過ぎているので勝負!
この文、自分への応援、コロナについての僕なりの結論です。
何回も書き足し,書き減らしたので、論理的に不整合な部分があります。ちょっと恥ずかしいけどブログにリリースします。
3月5日現在 元気でいます。今日は、車のタイヤ4本履き替えに行きました。一人でも海に行かれるようにと。(13日はみんな、行ってくれますが、海況が悪かった場合は、一人でも行かれるように)